浦和北高校は、さいたま市桜区にある県立の全日制普通科高校で、単位制の学校です。令和8年度の倍率は1.05倍でした。令和9年度は募集人員が40人減って280人になり、共通選抜(第1次選抜80%・第2次選抜20%)で選抜します。
2027年度(令和9年度)の学力検査は2月25日(木)、面接は2月26日(金)、入学許可候補者の発表は3月5日(金)です。浦和北高校の令和8年度の倍率は1.05倍(令和7年度は1.17倍)でした。令和9年度は、マークシート方式の導入や全員面接など、選抜の方法が新しくなる年です。
🏫 埼玉県立浦和北高等学校とはどんな学校?
浦和北高校は、昭和53年(1978年)に開校した県立高校で、平成8年(1996年)から全日制普通科に単位制を設けています(学校の公式サイトの沿革による)。所在地はさいたま市桜区五関で、浦和駅・北浦和駅からのバスの便があります。
教育目標は「自律・向学・健康・誠実」の4つです。県の「学校の活性化・特色化方針」では、単位制の特色を生かして教養を高め、学力向上を図り、地域から信頼される学校であることを目指す、とされています。
令和9年度の「選抜実施内容」には、求める生徒像として、単位制のメリットを生かして主体的に学び、学校行事と部活動で人間力を高め、夢の実現に向けて努力する生徒が書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県さいたま市桜区五関595(〒338-0815) |
| 行き方 | 浦和駅から国際興業バスで「浦和北高校」下車、徒歩1分/北浦和駅から西武バスで「浦和北高校」下車、徒歩1分/JR南与野駅から自転車で13分 |
| 学科・課程 | 普通科(全日制) |
| 生徒数(令和8年5月1日) | 937人(男子411人・女子526人) |
| 令和9年度の募集人員 | 280人(令和8年度の320人から40人減) |
| 選抜の種類(令和9年度) | 共通選抜のみ(第1次選抜 80%・第2次選抜 20%) |
| 面接(令和9年度) | 個人面接(2月26日) |
| 令和8年度の倍率 | 1.05倍(昨年度 1.17倍) |
※所在地・行き方・教育目標は浦和北高校の公式サイト、生徒数・学校の取り組みは県の「学校の活性化・特色化方針」(令和8年5月1日時点)、選抜の内容は県の令和9年度「選抜実施内容」、倍率と募集人員は県の資料によります。
🔥 倍率のうごき(令和6〜8年度)と、令和9年度の募集人員
浦和北高校の倍率は、令和6年度が1.17倍、令和7年度が1.17倍、令和8年度が1.05倍です。令和8年度は、前の年から0.12ポイント下がりました。志願確定者数は、令和7年度が372人、令和8年度が334人で、38人減っています。令和9年度の募集人員は、令和8年度の320人から40人減って280人になります。
| 年度 | 入学許可予定者数 | 志願確定者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | ― | ― | 1.17倍 |
| 令和7年度 | 318人 | 372人 | 1.17倍 |
| 令和8年度 | 318人 | 334人 | 1.05倍 |
| 令和9年度 | 募集人員 280人 | (出願はこれから) | ― |
※倍率は、県の資料にある「志願確定者数 ÷ 入学許可予定者数」です(令和7年度・令和8年度は2月20日ごろの集計)。令和6年度は、県の令和7年度の資料にある「昨年同期の倍率」の欄の数字です。募集人員は、転編入学者の募集人員(2人)を含む数です。

💡 倍率1.05倍は、どう読めばいい?
令和8年度は、県全体の全日制の普通科が1.08倍でした(志願確定者数27,668人 ÷ 入学許可予定者数25,517人。県の資料による)。浦和北高校の1.05倍は、県の普通科の平均より低い数字で、令和7年度の1.17倍よりも下がりました。
埼玉県の公立高校は、県内の公立高校の中から1校に出願します(志願先の変更は1回です)。そのため、倍率は、その学校を志願した人の数をそのまま映しています。ただし、倍率が1倍前後でも、点数の準備は欠かせません。県の資料では、入学許可候補者は点数にもとづいて決まります。
令和9年度の募集人員は、40人減って280人です。ここからは推測です。令和8年度の志願確定者数334人が、そのまま続いたとして280人で割ると、約1.19倍です(県の倍率は予定者数で割るため、ざっくりした計算です)。志願者数は年によって動きますが、募集人員が減る年は、倍率が上がる方向に働くことを知っておくと、冷静に準備できます。
倍率の数字だけで志望校を変えず、中3の評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 日程 | 日付 | こと |
|---|---|---|
| 出願 | 1月26日(火)〜2月9日(火) | 電子出願のみ。願書の郵送はありません(県のQ&Aによる) |
| 志願先変更 | 2月17日(水)・18日(木) | 1回限り。電子出願で行う |
| 受検票の発行 | 2月19日(金)16時以降 | 自宅などで印刷する |
| 学力検査 | 2月25日(木) | 5教科。各100点、合計500点 |
| 面接 | 2月26日(金) | 全ての学校・全受検生が受ける |
| 追検査 | 3月2日(火) | インフルエンザなど、やむを得ない事情で学力検査を受けられなかった人が対象 |
| 入学許可候補者の発表 | 3月5日(金)午前9時 | ウェブで発表。掲示はしない |
令和9年度は、共通選抜(県が定める方法)と特色選抜(各高校が定める方法)という区分で行われます。調査書は「各教科の学習の記録」(9教科5段階の評定)と「総合的な学習の時間の記録」で、全員が自己評価資料を出し、全員が面接を受けます。国語の作文は出題されず、解答はマークシート方式(得点の約9割)と記述式(約1割)です。
全日制は、原則として、本人と保護者が県内に住んでいることが条件です。県の公立高校への出願と、他の都道府県の公立高校(推薦入試なども含む)との併願はできません。補欠合格や追加合格はなく、募集人員に満たない学科では欠員補充が行われます(県のQ&Aによる)。
浦和北高校の選抜は、第1次と第2次の2段階
浦和北高校は、共通選抜だけを行う学校です。県の方針では、第1次選抜で募集人員の60〜80%(10%刻み)を入学許可候補者とし、残りを第2次選抜で決めます。浦和北高校の割合は、第1次選抜が80%、第2次選抜が20%です。
| 選抜 | 割合 | 学力検査 | 調査書(換算後) | 面接 | 合計(満点) |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1次選抜 | 80% | 500点 | 300点 | 30点 | 830点 |
| 第2次選抜 | 20% | 500点 | 200点 | 30点 | 730点 |
調査書は、9教科の5段階評定(各学年45点満点)に、学年の比率1:1:3をかけた「基本点」(満点225点)をつくり、それを上の点数に換算します。浦和北高校では、調査書が第1次選抜で300点、第2次選抜で200点に換算されます。
第1次選抜の計算の例です。合格ラインではありません。中3までの評定が、9教科すべて4(各学年36点)だとします。基本点は、36×5=180点(満点225点)です。ここからは推測です。換算を「満点に対する割合」で計算したとすると、調査書は240点になります。5教科の学力検査が合計300点なら、学力検査と調査書の合計は540点です。これに、面接(満点30点)が加わります。
点数の「効き目」も見てみましょう。ここからは推測です。換算を満点に対する割合とすると、中3の評定が1つ上がるごとに基本点が3点上がり、第1次選抜の調査書は約4点、第2次選抜の調査書は約2.7点上がります。学力検査は1点が1点です。評定の1つは、第1次選抜では学力検査の約4点分、第2次選抜では約2.7点分にあたります。
浦和北高校では、第1次選抜のほうが、調査書の比重が大きい形です。調査書が占める割合は、第1次選抜で36%(830点中300点)、第2次選抜で27%(730点中200点)、学力検査は第1次選抜で60%、第2次選抜で68%です。中3の2学期までの評定は、どちらの選抜にも関わります。
🎤 全員が受ける面接と、自己評価資料
令和9年度は、全ての学校で面接が行われます(2月26日)。県のQ&Aによると、面接は最初に「My Voice」という自己表現(1分30秒〜2分ほど)を行い、そのあと内容に応じた質問(3分30秒〜6分ほど)がある形です。話し方の上手さは評価されません。浦和北高校は個人面接で、面接の満点は第1次選抜・第2次選抜とも30点です(県の「選抜実施内容」による)。
自己評価資料は、体験や努力、入学後や将来の取り組み、自己PRなどを、県の様式に書くものです。資料そのものは評価されず、面接の参考にされます。字の上手さや文章の量も評価されません(県の説明による)。出願時と同じものに限って、面接の会場に持ちこめます。浦和北高校は、自己評価資料に学校独自の項目を設けていません(県の「選抜実施内容」による)。
準備は、次の3つを、冬休みまでに始めると安心です。1つ目は、中学校で力を入れたこと(学習・部活動・委員会・地域の活動など)を、具体的な場面で1つ話せるようにすること。2つ目は、その学校で何をしたいのかを自分の言葉で話せること。3つ目は、保護者の方が質問役になって、1回5分ほどの練習をすることです。
📚 単位制の学び(県の資料より)
浦和北高校は単位制の共学校で、学年の枠を超えて選択科目を選べます。興味・関心と進路を見すえて科目を選び、丁寧な履修指導を受けられる、と紹介されています。
1講座の平均人数は23人の少人数授業で、開講講座数は100以上です。校内には単位制特別教室棟があります。埼玉大学との高大連携(彩の国アカデミー)では、大学の授業で単位を修得できます。朝学習、進学補講、長期休業中の集中講義も行われます。
学年ごとの目標は、1年次が自己を知り方向性を探る「調査の年」、2年次が行事・部活動に全力を尽くす「行動の年」、3年次が進路を実現する「実現の年」です。
🎓 進路と学校生活(県の資料より)
令和8年3月の卒業生の進路は、四年制大学255人、短期大学7人、専門学校29人、就職0人です。8割以上が大学へ進み、進学者の約半数は学校推薦型・総合型選抜、残りは一般選抜と紹介されています。
部活動は、運動部21、文化部12、同好会1で、加入率は85%以上です。全国大会に出場した部として弓道と自転車競技、関東大会に出場した部としてバドミントンと演劇があげられています。北高祭は、全クラスを青・白・黄・赤の4組に分けた色別対抗です。修学旅行は沖縄で、民泊、平和学習、マリン体験を行います。
🧭 学校説明会の日程
浦和北高校の公式サイトには、第2回学校説明会(10月24日・土・10時〜)、第4回イブニング説明会(11月27日・金・17時〜)、第3回学校説明会(12月12日・土・10時〜)が案内されています。申込の開始は、それぞれ10月16日ごろ、11月20日、12月4日ごろの予定です。申込の方法は、公式サイトとインスタグラムで知らせるとされています。
📚 科目別の出題の形と対策
学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、各100点、合計500点です。浦和北高校は学校選択問題(数学・英語に応用的な内容を含むもの)を実施しないので、県内で共通の問題を受けます。下の平均点は、令和8年度の全日制の受検者の平均点です(県の発表)。令和9年度は出題の方針が原則として今までどおりで、解答方法がマークシート方式になります。マークシートの注意は、県の「マークシート方式及び記述式による学力検査を受検するときの注意について」(令和8年8月31日)で確認できます。
令和9年度は、国語の作文は出題されません(県の発表)。マーク式の問題が得点の約9割、記述式が約1割です。令和8年度の全日制の平均点は60.9点でした。
▼ 勉強法
漢字・語句と文法の基本問題を落とさないことが先です。読解は、答えの根拠にした一文に線を引く練習をします。記述式は得点の1割ほどなので、短くまとめる練習を続けます。
▼ 使う教材
県立総合教育センターのサイトで公開されている過去の学力検査問題 → 解答用紙に書き込む形で、時間を計って解く
マーク式の問題が得点の約9割です。この学校は学校選択問題を実施しないので、受ける問題は県内の多くの学校と同じです。令和8年度の全日制の平均点は50.4点でした。
▼ 勉強法
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。マークする問題でも、途中の式をノートに書き、答えを見直す習慣をつけます。図形と関数は、基本問題から順に進めましょう。
▼ 使う教材
県立総合教育センターのサイトで公開されている過去の学力検査問題 → 解答用紙に書き込む形で、時間を計って解く / 教科書の章末問題
リスニングを含みます。令和8年度の全日制の平均点は52.1点でした。
▼ 勉強法
毎日10分のリスニングを続けます。教科書本文の音読と、基本文法の確認が土台になります。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えましょう。
▼ 使う教材
県立総合教育センターのサイトで公開されている過去の学力検査問題 → 解答用紙に書き込む形で、時間を計って解く(リスニング音声つき) / 教科書本文の音読
令和8年度の全日制の平均点は63.2点でした。マーク式が中心で、記述式の問題も出ます。
▼ 勉強法
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える練習をします。電流・力・化学変化の計算は、式を書いて単位まで確かめましょう。
▼ 使う教材
県立総合教育センターのサイトで公開されている過去の学力検査問題 → 解答用紙に書き込む形で、時間を計って解く / 教科書の実験・観察のまとめ
令和8年度の全日制の平均点は66.8点でした。
▼ 勉強法
地図・グラフ・年表などの資料を読み取る練習を重ねます。歴史は、年代の順番と、そのできごとの理由をセットで覚えましょう。
▼ 使う教材
県立総合教育センターのサイトで公開されている過去の学力検査問題 → 解答用紙に書き込む形で、時間を計って解く / 地図帳と歴史の年表
🤝 公立と私立の併願
県の公立高校の学力検査は2月25日、発表は3月5日です。私立高校は、学校ごとに入試の日程や、入学手続きの期限がちがいます。公立の発表の前に手続きの期限がくることもあるので、受験する私立の募集要項を、先に読んでおきましょう。埼玉県の公立入試のしくみは埼玉県公立高校入試2027の日程と仕組みに、私立の入試は埼玉県の私立高校入試2027に、確約と北辰テストの関係は埼玉の確約と北辰テストの解説にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 調査書は中1・中2・中3の3学年分が点数になります。浦和北高校は学年の比率が1:1:3なので、中3の評定が大きく響きますが、中1・中2の成績もゼロにはなりません。苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る。学校説明会・見学会の予約を取る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。志望校の点数の配分(第1次選抜は学力検査500点・調査書300点・面接30点、第2次選抜は学力検査500点・調査書200点・面接30点)から「あと何点」を計算し、過去の学力検査問題を時間を計って解く。マークシートの解答用紙に慣れる。三者面談で、公立1校と私立の併願を決める |
| 中3 1月 | 1月26日から電子出願が始まる(2月9日まで)。自己評価資料を書き始め、面接の練習をする |
| 中3 2〜3月 | 2月17・18日に志願先変更、19日に受検票の発行、25日に学力検査、26日に面接、3月5日に発表(追検査は3月2日) |
よくいただくご質問
Q. 令和9年度は募集人員が減ると聞きました。倍率はどうなりますか?
A. 浦和北高校の令和9年度の募集人員は280人で、令和8年度の320人から40人減ります(県の発表)。令和8年度の倍率は1.05倍でしたが、令和9年度の倍率は、これからの出願で決まります。前の年の倍率だけで判断せず、出願の期間(1月26日〜2月9日)に出る志願状況も見ながら、点数の準備を進めましょう。
Q. 面接はありますか?
A. 令和9年度は、全ての学校・全ての受検生が面接を受けます(2月26日)。浦和北高校は個人面接です。面接の満点は第1次選抜・第2次選抜とも30点です。
Q. 浦和北高校では、評定と当日の点数のどちらが大切ですか?
A. どちらも大切です。第1次選抜は、満点830点のうち学力検査が500点、調査書が300点です。第2次選抜は、満点730点のうち学力検査が500点、調査書が200点です(県の「選抜実施内容」による)。
Q. 第2志望は出せますか?
A. 県の概要一覧では、浦和北高校の第2志望の設定は「なし」です。出願できるのは1校で、志願先の変更は2月17日・18日の1回です。
Q. インフルエンザなどで学力検査を受けられなかったら?
A. 3月2日(火)に追検査があります。やむを得ない事情で学力検査を受けられなかった人が対象です。面接と特色検査を受けた人は、追検査を受けられません。追検査では面接は行われません(県のQ&Aによる)。
※出典:埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程」(令和7年5月22日発表)、「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施基本方針」(令和6年9月26日)、「令和9年度入試についてのQ&A」、「令和9年度入学者選抜 学力検査問題について」、「令和9年度埼玉県公立高等学校生徒募集人員」(令和8年6月16日)、「令和9年度入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」(概要一覧と各校の資料・令和8年9月16日掲載)、「令和8年度・令和7年度埼玉県公立高等学校 入学志願確定者数」、「令和8年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況について」(令和8年4月21日)、県立学校の「学校の活性化・特色化方針」(令和8年5月1日時点)。埼玉県立浦和北高等学校の公式サイトと「学校の活性化・特色化方針」。学校の最新の情報は浦和北高校の公式サイトでご確認ください。
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浦和北高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、浦和北高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


