今回は、同じように勉強しているはずなのになぜ差がついてしまうのか。その原因と対策方法について伸びる子の特徴をあげながらお伝えします。エスペランサアカデミーでは全ての生徒に「伸びる子」の特徴をお伝えし、その特徴をマスターしてもらいます。
1わかったふりをしない
伸びる子はわかったふりをしません。先生の解説が終わり、わかった?と質問されたときになんとなく「わかりました」と伝える生徒様が8割です。しかし理解していないのに「わかりました」という発言は自分で疑問にふたをし成長を閉ざしてしまう行動なのです。わからなければわからないとしっかりと先生に伝えましょう。
2自分でよく考えること
伸びる子は問題を出してすぐにわりませんと先生に聞いたりはしません。このときエスペランサアカデミーの先生は次のように回答します。「~さんはどのように考えたうえで、どこまでわかってどこからわからないの?」このように聞く理由は生徒の思考力をフルに活用させるためです。すぐに先生聞くことは思考を放棄しており、成長ができなくなってしまいます。
3答えをあてにいかない
伸びる子は過去に一度やっていた問題であっても、ちらっと解答を見て答えが分かったとしても、自分でなぜそれが解答になるのか考えたうえで解答を導き出します。先生の顔色をうかがって答えを見て分からないのに回答しても何ら成長することはできません。自らが考えて最良な答えを導き出すことに集中しましょう
🏠 家庭でできる5つの習慣
「伸びる子の特徴」は、生まれつきの性格ではありません。ほとんどが習慣です。ここでは、ご家庭で今日から始められる形に落とし込みます。
1
「わかった?」と聞かない
この質問には、ほぼ全員が「わかった」と答えます。代わりに「どうやって解いたか教えて」と聞いてください。説明できれば理解しています。詰まったらそこが穴です。2
答え合わせを本人にさせる
保護者が丸つけをすると、本人は「間違えた」としか認識しません。自分で答え合わせをして、間違えた理由を1行書く。ここまでが1セットです。3
机に向かう時刻を固定する
意志の力ではなく仕組みで動かします。「夕食の後すぐ、30分」のように時刻と長さを決める。決めるのは本人にさせてください。4
結果ではなく過程を言葉にする
「80点すごいね」ではなく「毎日15分続けたのが効いたね」。何が結果につながったかを本人に自覚させると、次も再現できます。5
週に1度、5分だけ振り返る
今週できるようになったこと1つと、来週やること1つ。紙に書いて冷蔵庫に貼る程度で十分です。長く話す必要はありません。POINT この5つに共通していること
すべて「本人に言葉にさせる」という点で共通しています。頭の中で分かったつもりになっている状態を、言葉にして外に出す。これが伸びる子と伸び悩む子の最大の違いです。⚠️ 保護者がやりがちなNG
よくある失敗 「勉強しなさい」と言う
この言葉は行動を指定していないため、何をすればいいか分かりません。「今日は何時から始める?」に置き換えてください。時刻を決めるだけで実行率が上がります。よくある失敗 保護者が教えてしまう
親子だと感情が入り、教える側も教わる側も苦しくなります。保護者の役割は、環境を整えることと、続いているかを見ることです。教えるのは講師の仕事です。よくある失敗 他の子と比べる
「◯◯くんはできているのに」は、意欲を最も確実に削ぐ言葉です。比べるなら3か月前の本人と比べてください。📅 学年別に意識したいこと
| 学年 | いちばん大切なこと | 保護者の関わり方 |
|---|---|---|
| 小学生(低学年) | 机に向かう習慣 | 一緒にいる時間をつくる |
| 小学生(高学年) | 間違い直しの習慣 | 丸つけを本人にさせる |
| 中学生 | 計画を自分で立てる | 時刻だけ確認する |
| 高校生 | 進路から逆算する | 口を出しすぎない |
学年が上がるにつれて、保護者の関わりは減らしていくのが正しい形です。中学生以降も丸つけをしていると、自分で管理する力が育ちません。
❓ よくある質問
Q. 何度言っても勉強を始めません。
A. 始める時刻が決まっていない可能性が高いです。「何時から始める?」と本人に決めさせてください。自分で決めた時刻のほうが守られます。それでも動かない場合は、量が多すぎて手がつけられない状態かもしれません。まず1日15分に減らしてみてください。
Q. 「わかった」と言うのに、テストで解けません。
A. 典型的な「わかったつもり」です。解説を聞いた直後に、何も見ずに自力で解き直させてください。ここで解ければ本物、解けなければ理解できていません。
Q. 集中力が続きません。
A. 25分やって5分休む形を試してください。最初から1時間集中させようとすると、続かずに自己嫌悪になります。短く区切るほうが結果的に総量が増えます。
Q. 本人にやる気がありません。
A. やる気は行動の前ではなく後に出てくることが多いです。まず「5分だけやる」から始めてください。また、目標が遠すぎると意欲が湧きません。「次の小テストで◯点」のように、2週間以内に結果が出る目標を置くと動きやすくなります。


