プロ家庭教師が作成・監修 エスペランサアカデミー
高校入試では、中学校の成績(内申点)が使われます。内申点とは、通知表の評定(5段階など)をもとに、高校入試で使われる点数のことです。その計算方法は、都道府県や高校によって違います。
2学期の成績は、学年や地域によっては入試の資料になり、期末テストはその中でも大きな機会です。この記事では、テストの点数だけでなく、提出物と授業態度も含めて、内申点につながる整え方を説明します。
結論:内申点は、テストの点数・提出物・授業態度の3つがそろって上がりやすくなります
通知表の評価は、3つの観点(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度)で見られます。
テスト勉強のほかに、提出物の出し方と、授業での取り組み方も、整えてください。
内申点のしくみと、3つの観点
通知表の各教科の評価は、次の3つの観点で見られるのが一般的です。観点ごとの評価をもとに、先生が評定(5段階など)をつけます。
| 観点 | 見られるところ | 関係しやすいもの |
|---|---|---|
| 知識・技能 | 授業で習った知識や技能が身についているか | 定期テスト、小テスト、実技の課題 |
| 思考・判断・表現 | 学んだことを使って、考え、判断し、表現できているか | テストの記述問題、レポート、発表 |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 粘り強く取り組み、よりよくしようとしているか | 提出物、ノート、授業での発言や取り組み |
評価の細かい基準は、学校や先生によって違います。詳しくは内申点の3観点評価の記事をご覧ください。また、内申点の計算方法は都道府県別の比較記事にまとめています。
テストの点数を上げるための準備
テストの点数は、「知識・技能」と「思考・判断・表現」に関わります。まず、次の準備をしてください。

範囲範囲表を書き出す
範囲・提出物・日程を書き写し、予定に入れます。
理解授業ノートを読み返す
先生が板書しなかったけれど、話していたことをメモしてあるか確認します。
練習ワークの間違いを直す
間違えた問題を解き直して、同じミスをなくします。
提出物で気をつけること
提出物は、「主体的に学習に取り組む態度」を見る材料になる場合があります。次の点を確認してください。
| 確認すること | 具体的に | 評価につながる理由 |
|---|---|---|
| 期限を守る | 指定の日に、指定の場所へ出す | 決まりを守って取り組む姿勢が見えるため |
| 丁寧に仕上げる | 字をそろえ、見やすく書く | 取り組みの様子が、先生に伝わるため |
| 直しをする | 間違いを赤ペンで直し、解き直す | 改善しようとする姿勢が見えるため |
| ノートをまとめる | 日付・見出し・自分の言葉を書く | 考えたことが、ノートに残るため |
ポイント:評価の基準は学校ごとに違います
「どの提出物を、どう評価するか」は、先生によって異なります。通知表の説明や、授業で先生が話す内容を確認してください。
授業態度として見られやすいこと
授業態度というと、「静かに座っていること」と考えがちですが、それだけではありません。次のような行動が、授業への取り組みとして見られることがあります。
授業中にできること
先生の話を聞いて、ノートに大事な点を書く。わからない所を質問する。グループ活動に参加する。こうした行動は、授業に主体的に取り組んでいる様子として伝わりやすくなります。
授業の前後にできること
教科書を忘れずに持っていく。宿題を持ってくる。授業後に、わからなかった点を先生に質問する。小さなことの積み重ねが、取り組みの姿勢につながります。
やってはいけないこと
評価を良くするために、不自然に目立つ行動をする必要はありません。普段の授業を、まじめに受けることが基本です。
保護者ができるサポート
内申点が気になるときこそ、保護者の声かけが助けになります。
1通知表の見方を一緒に確認する
点数だけでなく、観点ごとのコメントも一緒に読みます。
2提出物の期限を、カレンダーに書く
期限を子ども自身が書き込むと、自分で管理する習慣が育ちます。
3叱るより、取り組みを認める
「今日はここまで進んだね」と、行動を認める声かけが続けやすい形です。
内申点アップのチェックリスト
☑ テストの範囲・日程を書き出した
☑ 提出物の期限を守る準備ができている
☑ ノートに、日付・見出し・先生の話を書いている
☑ 授業でわからなかった所を、質問している
☑ 通知表の観点別コメントを、確認した
内申点と期末テストの両方を、一緒に整えませんか
通知表の様子と、気になる教科を一言だけ教えてください。プロ講師が、優先して取り組むことをお返事します。無料体験(60分)では、テスト勉強と提出物の進め方を一緒に確認します。
よくあるご質問
Q. 内申点は、何年生のいつの成績が使われますか?
A. 使われる学年や時期は、都道府県や高校によって違います。中学3年生の成績だけを使う地域もあれば、中学1年生から使う地域もあります。お住まいの地域の募集要項で確認してください。
Q. 提出物だけ頑張れば、成績は上がりますか?
A. 提出物はひとつの材料ですが、それだけで成績が決まるわけではありません。テストの点数、提出物、授業での取り組みを合わせて考えることが大切です。
Q. 授業態度を良くするには、何をすればいいですか?
A. 先生の話を聞いてノートに書く、わからない所を質問する、忘れ物をしない、といった基本を続けることです。特別なことをする必要はありません。
Q. テストの点数が低いと、内申点も下がりますか?
A. テストは評価の大切な材料ですが、他の観点も見られます。ただし、最終的な評価の仕方は先生によって異なるので、通知表の説明で確認してください。
まとめ
この記事のまとめ
内申点は、テスト・提出物・授業態度の3つで見られる。
提出物は、期限・丁寧さ・直しの3点を整える。
授業態度は、聞く・書く・質問するの基本を続ける。


