横浜緑ケ丘高校は、横浜市中区にある県立の全日制普通科高校です。JR根岸線の山手駅から徒歩13分で、市営バスの「緑ケ丘高校前」も使えます。2027年度(令和9年度)の共通選抜は、2月16日(火)に学力検査、2月26日(金)に合格者の発表です。横浜緑ケ丘高校は、特色検査(自己表現検査)を実施する学校で、合否は調査書の評定・学力検査・特色検査で決まります。令和8年度の倍率は1.55倍(昨年度は1.44倍)でした。
🏫 神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校とはどんな学校?
横浜緑ケ丘高校は、大正12年(1923年)に創立された、100年を超える歴史をもつ学校です。文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に令和4年度から5年間指定され、令和6年度からは神奈川県教育委員会の「学力向上進学重点校」の指定も受けています(学校案内による)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 横浜市中区本牧緑ケ丘37番地(〒231-0832) |
| 行き方 | JR根岸線「山手駅」から徒歩13分。市営バス「緑ケ丘高校前」下車 |
| 創立 | 大正12年(1923年) |
| 学科・生徒数(令和8年4月現在) | 普通科(全日制) 1年280人・2年278人・3年277人(計835人・21学級) |
| 特色検査(令和9年度) | 自己表現検査(60分)を実施 |
| 第1次選考の比率(令和9年度) | 評定4:学力検査6:特色検査2 |
| 令和8年度の募集定員・志願者数 | 募集定員279人・志願者数433人 |
| 令和8年度の倍率 | 1.55倍(昨年度 1.44倍) |
※所在地・行き方・学校の紹介は、神奈川県教育委員会が公表している学校案内と、各校の公式サイトによります。特色検査の有無と選考の比率は県の「選考基準について」(募集案内2)、募集定員・志願者数・倍率は県の発表資料によります。この記事の数字は、全日制の普通科のものです。
🔥 倍率のうごき(令和6〜8年度)
倍率は、令和6年度が1.59倍、令和7年度が1.44倍、令和8年度が1.55倍で、令和7年度にいったん下がったあと、令和8年度に上がりました。募集定員は、2年とも279人です。志願者数は、令和7年度が403人、令和8年度が433人でした。
| 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|---|
| 募集定員 | ― | 279人 | 279人 |
| 志願者数 | ― | 403人 | 433人 |
| 倍率 | 1.59倍 | 1.44倍 | 1.55倍 |
※倍率は、県の発表のとおり「志願変更締切時の志願者数 ÷ 募集定員」です(令和8年度は2月9日、令和7年度は2月7日の数字)。令和6年度の倍率は、令和7年度の県の資料の「前年度競争率」の欄の数字です。

💡 倍率1.55倍は、どう読めばいい?
令和8年度は、県立の全日制普通科(クリエイティブスクールを除く)の全体で、募集定員26,045人に対して志願者数が30,122人、倍率が1.16倍でした(昨年度は1.21倍)。横浜緑ケ丘高校の1.55倍は、県の全体(1.16倍)より高い数字です。志願者数は、募集定員を154人上回りました。
神奈川県には、志願変更の期間(令和9年度は2月4日〜9日)があります。出願のあとで、志望校を変えることができます。そのため、出願直後の数字は、最終の倍率とは変わります。倍率の数字だけで志望校を変えず、中2・中3の評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
🔎 周辺の県立高校と、倍率をくらべると
| 学校(県立・普通科) | 令和8年度の募集定員 | 令和8年度の倍率 | 令和7年度の倍率 |
|---|---|---|---|
| 横浜緑ケ丘高校 | 279人 | 1.55倍 | 1.44倍 |
| 柏陽高校 | 319人 | 1.58倍 | 1.54倍 |
| 横浜立野高校 | 278人 | 1.21倍 | 1.37倍 |
| 横浜氷取沢高校 | 358人 | 1.20倍 | 1.24倍 |
| 金井高校 | 318人 | 1.13倍 | 1.13倍 |
横浜南部の県立高校と、倍率をくらべてみましょう。この表では、横浜緑ケ丘高校の1.55倍は、ほかの4校のうち3校より高い倍率です。倍率は毎年動くので、昨年の数字だけで志望校を決めないようにしましょう。
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 手続き | 日程 |
|---|---|
| 出願(志願情報申請) | 1月25日(月)〜1月29日(金)。中学校長の承認は2月1日(月)まで |
| 志願変更 | 2月4日(木)〜2月9日(火)。志願変更情報の申請は2月8日(月)まで、中学校長の承認は2月9日(火)まで |
| 共通検査(学力検査) | 2月16日(火) |
| 特色検査・面接 | 2月16日(火)〜18日(木)のうち、学校が定める日(横浜緑ケ丘高校は自己表現検査を実施) |
| 追検査 | 2月22日(月)。やむを得ない事情で検査を受けられなかった人が、希望すれば受けられます |
| 合格者の発表 | 2月26日(金) |
| 二次募集 | 検査は3月9日(火)、合格発表は3月12日(金)(県の要綱による。実施は教育長が必要と認める場合) |
神奈川県の公立(全日制)は、共通選抜で選ばれます。前期・後期のように入試が2回あるわけではなく、学力検査の日は2月16日の1回です。「第1次選考」と「第2次選考」は、入試の回数ではなく、選考の段階の名前です。
学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。各教科100点満点で、検査時間は50分です。全日制では、5教科ともすべての学校が同じ問題で行います(県の募集案内2による)。横浜緑ケ丘高校は特色検査(自己表現検査)もあるため、5教科の学力検査に加えて、特色検査の日も受けます。
合否を決める「合計数値」のしくみ
県の選考基準では、次の資料を、それぞれ100点満点に換算して使います。
| 記号 | 資料 | 中身(100点満点に換算) | 使う選考 |
|---|---|---|---|
| a | 学習の記録(評定) | 中2の9教科の評定の合計 + 中3の9教科の評定の合計×2(135点満点)。中1の評定は使いません | 第1次 |
| b | 学力検査 | 5教科の合計点(500点満点) | 第1次・第2次 |
| c | 主体的に学習に取り組む態度 | 中3の各教科の評価を、A=3点・B=2点・C=1点にして合計(27点満点) | 第2次 |
| d | 特色検査 | 自己表現検査(60分) | 第1次・第2次 |
第1次選考は、募集定員の90%まで、S1=a×4+b×6+d×2(1200点満点)の大きい順に決めます。横浜緑ケ丘高校では、評定(a)に4、学力検査(b)に6、特色検査(d)に2の比率がかけられます。学力検査がやや大きい学校です。第2次選考は、第1次選考で決まらなかった残りの定員について、学力検査(b)と「主体的に学習に取り組む態度」(c)、特色検査(d)の数値で決めます(比率は学校ごとに県の表で示されています)。
計算の例です。合格ラインではありません。中2・中3の評定が、9教科すべて4だとします。a=(36+36×2)÷135×100=80.0点です。5教科の学力検査が、各70点で合計350点なら、b=70点です。特色検査(d)の得点は、ここでは含めません。S1は、80.0×4+70×6=740.0点(特色検査の分は含まず)になります。合格者の最低の数値は年度と学校で変わるので、この記事では示せません。
この比率だと、点数の「効き目」は次のようになります。中3の評定が1つ上がると、aが約1.5点上がるので、S1は約5.9点上がります。中2の評定が1つ上がると、約3.0点です。学力検査の合計が10点上がると、bが2点上がるので、S1は12.0点上がります。評定は中3の定期テストと提出物で、学力検査の得点は過去問と模試で上げます。この2つを、両方進めましょう。
🧩 特色検査(自己表現検査)とは?
自己表現検査は、県が示す特色検査の1つです。提示された文章や資料を読み取り、中学校までに身につけた知識や技能を、教科にこだわらず活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力などを見る検査です。検査時間は60分です。
令和9年度は、すべての「学力向上進学重点校」と「エントリー校」の県立高校で、共通問題と共通選択問題を使って実施されます(県の募集案内による)。評価の観点には、論理的思考力・判断力・表現力、情報活用能力、創造力及び想像力、科学的思考力・判断力・表現力などが示されています。提出書類は「なし」です。
対策の進め方は、①5教科の基礎を固める、②グラフや資料を読んで「何が言えるか」を一文で書く練習をする、③過去の問題が公開されている場合は、時間(60分)を計って解く、の順がおすすめです。県教育委員会は、過去の問題の一部をホームページで公開しています(一部は著作権の都合で省略)。
🔬 学びの特色(学校案内・学校のページより)
「総合的な探究の時間」の代わりに、学校設定科目「緑の探究」があります。1年生は外部の企業や大学の研究室と連携しながら、グループでデータを分析して社会問題に向き合います。2年生からは「課題研究」に取り組み、3年生で研究の成果をまとめます。1・2年生は原則として共通の科目を学び、文系・理系の類型分けは3年生からです。
一部の教科での少人数授業、夏季講習、「緑のスタディツアー」などで、大学入試に対応する力を育てています。2学期制で、授業は50分×6時間(週2日は7時間)です。卒業生の寄付をもとにした「学びの奨励基金」で、海外研修や自分で決めた探究課題の調査研究が支援されています。
🎉 部活動と行事
部活動は運動部・文化部ともに盛んで、サッカー・ハンドボール・アーチェリー・硬式テニス・バスケットボール・ダンス・管弦楽・吹奏楽・化学生物など、多くの部があります。令和7年度は、吹奏楽部が神奈川県吹奏楽コンクールで金賞(神奈川県代表)、サッカー部が横浜地区高等学校冬季サッカー大会Aブロックで優勝、などの実績が学校案内に載っています。行事は、6月の緑高祭(文化祭)、10月の体育祭、令和7年度から3月に開かれる合唱コンクールがあり、2年生の修学旅行は沖縄です。
🎓 進路の状況
学校案内によると、令和8年3月の卒業生(78期)の四年制大学の現役進学率は90%で、国公立大学に25%、早稲田・慶應義塾・上智・東京理科大学に25%が現役で進学しています。学校説明会は、令和8年度に10月17日(土)と11月21日(土)に本校で行われる予定と案内されています。
※進路・部活動の数字は、神奈川県教育委員会が公表している学校案内(令和8年度)によります。最新の情報は、各校の公式サイトでご確認ください。
📚 科目別の勉強の進め方
神奈川県の学力検査は、全校で同じ問題です。5教科は、各100点・50分です。横浜緑ケ丘高校は、学力検査の比率が6で、評定の4よりやや大きい学校です。5教科の得点を安定して取ることが大切です。
5教科の1つです。100点満点・50分で、全日制の全校が同じ問題を使います。
▼ 勉強法
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。
▼ 使う教材
神奈川県公立高校の過去問集 → 教科書の本文と、漢字の問題集
5教科の1つです。100点満点・50分で、全日制の全校が同じ問題を使います。
▼ 勉強法
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて途中の問いまで確実に取ります。
▼ 使う教材
神奈川県公立高校の過去問集 → 教科書の章末問題と標準問題集
5教科の1つです。100点満点・50分で、全日制の全校が同じ問題を使います。
▼ 勉強法
聞き取りは毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。
▼ 使う教材
神奈川県公立高校の過去問集 → 教科書本文の音読
5教科の1つです。100点満点・50分で、全日制の全校が同じ問題を使います。
▼ 勉強法
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は単位まで確かめます。
▼ 使う教材
神奈川県公立高校の過去問集 → 教科書の実験・観察のまとめ
5教科の1つです。100点満点・50分で、全日制の全校が同じ問題を使います。
▼ 勉強法
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
▼ 使う教材
神奈川県公立高校の過去問集 → 地図帳と歴史の年表
60分。資料や文章を読み取って、自分の考えや答えを書く検査です。共通問題と共通選択問題が使われます。
▼ 勉強法
グラフや表を読み取り、「何が言えるか」を一文で書く練習をします。理由を1つ添えると、説得力が出ます。
▼ 使う教材
県が公開している過去の問題 → 5教科の教科書の資料・グラフのページ
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の合格者の発表は2月26日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。県の募集案内2には、「県内私立高等学校入学者選抜の概要」ものっています。神奈川県の入試のしくみは神奈川県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は神奈川の難関公立高校の比較にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1 | 神奈川の評定は中2と中3の成績を使います。中1の評定は選考に使いませんが、内容は土台なので、苦手を残さない |
| 中2 | 中2の評定は、aの計算に1倍で入ります(中3は2倍)。定期テストと提出物を、ていねいに積み上げる |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる。中3の評定は2倍で数えられる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。横浜緑ケ丘高校の比率(評定4:学力検査6:特色検査2)で「あと何点」を計算し、過去問を時間を計って解く。10月ごろ発表の募集定員を確認する。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1月 | 1月25日〜29日に出願。私立の入試日程と手続きの期限をカレンダーに書く |
| 中3 2月 | 2月4日〜9日が志願変更、2月16日に学力検査、2月22日に追検査、2月26日に合格者の発表 |
| 中3 3月 | 二次募集が行われる場合は、3月9日に検査、3月12日に合格発表 |
よくいただくご質問
Q. 神奈川県の公立高校に、前期・後期や、Ⅰ期・Ⅱ期はありますか?
A. 令和9年度の全日制は、共通選抜の1回です。学力検査は2月16日、合格者の発表は2月26日です。「第1次選考」「第2次選考」は、日程の区分ではなく、選考の段階の名前です。
Q. 横浜緑ケ丘高校に、面接や特色検査はありますか?
A. 県の令和9年度の選考基準の表で、横浜緑ケ丘高校は特色検査(自己表現検査)を実施する学校です。検査時間は60分で、県の共通問題と共通選択問題が使われます。選考の比率は、評定4:学力検査6:特色検査2です。
Q. 評定(内申)は、どう使われますか?
A. 神奈川県では、中1の評定は使いません。中2の9教科の評定の合計と、中3の9教科の評定の合計の2倍を足して、135点満点を100点満点に換算します(中3は2倍)。
Q. 志望校を、出願のあとで変えることはできますか?
A. できます。令和9年度の志願変更の期間は、2月4日(木)〜2月9日(火)です(申請は2月8日まで)。変更できる条件は、県の要綱と中学校の先生で確認してください。
Q. 横浜緑ケ丘高校は、募集定員が変わったのですか?
A. 県の発表では、令和7年度も令和8年度も、募集定員は279人でした。令和9年度の募集定員は、県が秋(例年10月ごろ)に発表します。発表されたら、県教育委員会のページで確かめてください。
※出典:横浜緑ケ丘高校の所在地・学校の紹介は、神奈川県教育委員会が公表している学校案内(令和8年度)によります。神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程等について」、「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜 募集案内2(基本事項Q&A・選考基準について)」、「令和8年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等の志願者数(志願変更締切時)について」、「令和7年度」の同資料。最新の情報は神奈川県教育委員会の入学者選抜のページと、各校の公式サイトでご確認ください。
2026年度 生徒募集中
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横浜緑ケ丘高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、横浜緑ケ丘高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


