宮古高校は、岩手県宮古市にある県立の全日制高校です。普通科で、令和8年度の募集定員は200人(5学級)でした。「探究・STEAM教育推進事業」の推進校として、探究的な学びに取り組んでいます。
2027年度(令和9年度)の一次募集は、3月4日(木)・5日(金)が本検査、3月15日(月)が合格者の発表です。令和8年度は、1日目に学力検査があり、学校によっては2日目に学校独自検査などがありました。岩手県の一次募集には、一般入学者選抜と特色入学者選抜があります。令和8年度の宮古高校の志願倍率は0.74倍(令和7年度は0.77倍)でした。
🏫 岩手県立宮古高等学校とはどんな学校?
宮古高校の所在地は、宮古市宮町2-1-1です。県の学校紹介資料によると、大正12年(1923年)に開校し、校訓は「天行健」です。令和8年5月1日現在の全校生徒数は478人(1年148人、2年150人、3年180人)です。
学校紹介資料にのっている特色ある教育課程は、4つです。質の高い文武両道(45分7時間授業と課外活動の充実)、宮高ゼミで探究力(探究活動を通して「生きる力」を身につける)、STEAM教育推進校(全教科で探究学習を行い、理数教育を進める)、充実した進路指導(一人ひとりの特長を生かした指導)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 宮古市宮町2-1-1(〒027-0052) |
| 学科・学級数・募集定員(令和8年度) | 普通科・5学級・200人 |
| 全校生徒数(令和8年5月1日現在) | 478人(1年148人、2年150人、3年180人) |
| 学力検査と調査書の比率(令和8年度) | 5:5(学力検査500点・調査書500点) |
| 特色入学者選抜(令和8年度) | 募集定員10人(定員の5%)。調査書100点・志願理由書50点・面接50点(合計200点) |
| 令和8年度の志願倍率 | 0.74倍(令和7年度 0.77倍) |
※所在地・学科・学級数・全校生徒数・進路は県の学校紹介資料(令和8年度)、学力検査と調査書の比率・特色入学者選抜の内容は県の実施概要(令和8年度)、募集定員・志願者数・志願倍率は県の志願者数一覧表によります。この記事の数字は、全日制の普通科のものです。令和9年度の内容は、実施要項で変わることがあります。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
宮古高校の志願倍率は、令和7年度が0.77倍、令和8年度が0.74倍で、0.03ポイント下がりました。志願者数は、153人から148人になりました(5人へりました)。募集定員は、2年とも200人です。志願者数の差は5人で、倍率は少し下がりました。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 募集定員 | 200人 | 200人 |
| 志願者数 | 153人 | 148人 |
| 志願倍率 | 0.77倍 | 0.74倍 |
| 学区外 最大入学者数 | 20人 | 20人 |
| (特色入学者選抜)募集定員 | ― | 10人 |
| (特色入学者選抜)志願者数 | ― | 0人 |
| (特色入学者選抜)志願倍率 | ― | 0.00倍 |
※数字は、県の「志願者数一覧表(調整後)」によります。調整後とは、志願先の変更の期間が終わったあとの数字です。志願倍率は、志願者数÷募集定員です。特色入学者選抜の欄は、一次募集の志願者のうち、特色入学者選抜にも出願した人の数です(特色入学者選抜だけの出願はできません)。「―」は、県の一覧表に数字がのっていない欄です。「学区外 最大入学者数」は、県の一覧表の欄の名前のとおりです。

💡 倍率0.74倍は、どう読めばいい?
令和8年度の一次募集は、県全体の全日制で、募集定員8,215人に対して志願者数が6,574人、志願倍率は0.80倍でした(県の発表による)。宮古高校の0.74倍は、県全体の全日制の平均(0.80倍)より低く、募集定員より志願者数が少ない数字です。令和7年度の0.77倍からは、0.03ポイントの差でした。
令和8年度の特色入学者選抜は、募集定員10人に対して志願者が0人でした(県の一覧表)。宮古高校は、2年続けて0.7倍台です。ただし、志願者数は志望先を変える期間があるため、出願の時点から動くことがあります。倍率の数字は、目安として見ましょう。
倍率が1倍より低くても、合否は倍率では決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数を合わせて判定されます。倍率の数字だけで志望校を変えず、中1から中3までの評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 区分 | 内容 | 日付 |
|---|---|---|
| 一次募集(一般・特色) | 本検査(学力検査・学校独自検査・特色入学者選抜の検査) | 3月4日(木)・5日(金) |
| 一次募集 | 追検査 | 3月10日(水)・11日(木) |
| 一次募集 | 合格者の発表 | 3月15日(月) |
| 二次募集 | 検査 | 3月23日(火) |
| 二次募集 | 合格者の発表 | 3月25日(木) |
※日程は、県の「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)によります。出願の期間と、志願先の変更の期間は、令和9年度の実施要項が公表されたら、県のページで確かめましょう。参考までに、令和8年度の志願先の変更は、2月13日(金)〜2月19日(木)でした。
選抜の種類は「一般」「特色」「二次募集」
| 選抜 | 中身(令和8年度の実施要項による) |
|---|---|
| 一般入学者選抜 | 学力検査(5教科)と調査書で、総合的に判定します。学校によっては、学校独自検査(面接・小論文・作文・実技のうち1〜2項目程度)が加わります |
| 特色入学者選抜 | 調査書と志願理由書に、面接・小論文・作文・実技・口頭試問・プレゼンテーションなどのうち1〜2項目程度を合わせて判定します。一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科にだけ出願できます(特色入学者選抜だけの出願はできません)。学区の制限は受けません |
| 二次募集 | 一次募集のあとに、欠員が定員の10%以上になった学科(学系)で行います |
合否を決める順序は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとです。一般入学者選抜は、特色入学者選抜の合格者を除いた人を対象に、判定されます。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
学力検査は5教科・各100点(合計500点)
学力検査は、国語・数学・社会・英語・理科の5教科で、各100点、合計500点です。参考までに、令和8年度の3月4日の時間割は次のとおりでした。令和9年度の時間割は、実施要項で確かめましょう。
| 教科 | 時間(令和8年度) |
|---|---|
| 国語 | 9:10〜10:00 |
| 数学 | 10:15〜11:05 |
| 社会 | 11:20〜12:10 |
| 英語 | 13:00〜13:50 |
| 理科 | 14:05〜14:55 |
調査書は中1・中2・中3の9教科が全部使われます
調査書は、中学1年から3年までの9教科の評定を、次のように点数にします(令和8年度の実施要項による)。学年が上がるほど重く、中1:中2:中3=1:2:3です。音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、主要5教科より重く数えます。
| 中1 | 中2 | 中3 | |
|---|---|---|---|
| 国語・社会・数学・理科・英語(評定×) | ×2 | ×4 | ×6 |
| 音楽・美術・保健体育・技術家庭(評定×) | ×3 | ×6 | ×9 |
| 満点 | 110点 | 220点 | 330点 |
3学年を合わせた満点は660点で、これを500点に圧縮します。県の要項には、学力検査と調査書の比率を7:3、6:4、5:5、4:6、3:7のどれにするかは、学校(学科・学系)ごとに決める、とあります。宮古高校は、令和8年度は5:5でした。
計算の例です。合格ラインではありません。9教科の評定が、中1から中3まですべて4なら、主要5教科が(8+16+24)×5=240点、実技4教科が(12+24+36)×4=288点で、合計は528点です。500点に比例して換算すると、400点です。学力検査が5教科で350点なら、5:5の学校では「350点+400点」で、1000点満点中750点になります。
ここからは推測です。660点を500点に比例して換算するとして、中3の主要教科の評定が1つ上がると、660点満点で6点(500点では約4.5点)、実技教科なら9点(500点では約6.8点)ふえる計算です。中3の1学期だけでなく、中1・中2の評定も点数になるので、定期テストと提出物の積み重ねが大切です。端数の扱いなどの細かい決まりは、県の要項で確かめましょう。
🔎 沿岸・県北の普通科4校の志願倍率をくらべると
| 学校(普通科) | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|
| 宮古高校 | 0.77倍 | 0.74倍 |
| 久慈高校 | 0.85倍 | 0.91倍 |
| 大船渡高校 | 0.88倍 | 0.67倍 |
| 釜石高校 | 0.92倍 | 0.71倍 |
宮古高校は、令和7年度が0.77倍、令和8年度が0.74倍で、動きが小さい学校です。久慈高校は上がり、大船渡高校と釜石高校は下がりました。昨年の数字だけで、志望校を決めないようにしましょう。
🎯 特色入学者選抜の内容(令和8年度の実施概要)
令和8年度の県の実施概要には、宮古高校の特色入学者選抜について、次のようにのっています。令和9年度の内容は、実施要項で確かめましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 10人(定員の5%) |
| 調査書 | 100点(中1〜3の国語・社会・数学・理科・英語の評定の合計75点を換算) |
| 志願理由書 | 50点(学校生活への意欲30点・進路に関する意識20点) |
| 面接 | 50点(個人面接・10分) 志願理由20点/進路意識10点/学習意欲10点/特別活動への意欲10点 |
| 合計 | 200点 |
| 一次選考 | 志願者が2倍を超える場合、提出書類による一次選考を行うことがあります |
| 当日の流れ(令和8年度) | 1日目に、一般入学者選抜の学力検査(8:30集合)と、特色入学者選抜の面接(15:20から)。2日目はなし |
学校が求める生徒像は、各教科の学習や探究活動に主体的・協働的に取り組む生徒と、ホームルーム活動・生徒会活動・学校行事・部活動でリーダーシップを発揮できる生徒です。一次募集のあとの二次募集は、調査書270点・面接50点(10分)・作文80点(60分・800字以上1600字以内)の合計400点です。
一般入学者選抜は、学力検査500点と調査書500点(比率は5:5、学校独自検査なし)で、合計1000点です。
🌱 卒業後の進路(令和7年度)
県の学校紹介資料にのっている、令和7年度の進路は次のとおりです(延べ人数を含みます)。
| 進路 | 人数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 66人 |
| 私立大学 | 延べ115人 |
| 大学校・短期大学校 | 延べ1人 |
| 短期大学 | 延べ26人 |
| 各種学校 | 延べ23人 |
| 公務員 | 延べ6人 |
| 民間企業 | 2人 |
スクール・ポリシーには、幅広い教養と高い学力を育てる授業、教科横断的な探究活動、ICTの活用、オンライン交流による国際感覚の育成があげられています。
📚 科目別の勉強の進め方
岩手県の学力検査は、5教科を各100点で行います。ここでは、出題の傾向の数字ではなく、5教科を同じ重さで準備するための、進め方を書きます。
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取ります。
地図・グラフ・年表は、資料を見て考える練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は単位まで確かめます。
聞き取りは、毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。
過去の問題は、時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。宮古高校は、全教科で探究学習を行うSTEAM教育の推進校です。理科の実験や、社会の資料から考える問題で、「なぜそうなるか」を言葉で説明する練習が役に立ちます。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の一次募集の合格者の発表は3月15日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。岩手県の入試のしくみは岩手県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は岩手県の難関公立高校対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 岩手県は、中1・中2の評定も点数になります(中1×1、中2×2、中3×3)。定期テストと提出物で、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる(中3は×3で、いちばん重い)。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去の問題を、時間を計って解く。志望校の実施概要で、学力検査と調査書の比率、特色入学者選抜の内容を読む。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1〜2月 | 令和9年度の実施要項で、出願と志願先の変更の期間を確かめる。特色入学者選抜を考える人は、志願理由書と、面接などの練習をする |
| 中3 3月 | 3月4日・5日が本検査、3月10日・11日が追検査、3月15日が合格者の発表。二次募集の検査は3月23日、発表は3月25日 |
よくいただくご質問
Q. 特色入学者選抜だけを受けることはできますか?
A. できません。令和8年度の実施要項では、特色入学者選抜は、一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科(学系)にだけ出願できます。合否は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとに決まります。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
Q. 調査書は、どの学年の評定が使われますか?
A. 中学1年から3年までの9教科の評定です。令和8年度の実施要項では、中1:中2:中3=1:2:3の重みで点数にします。主要5教科は中1×2・中2×4・中3×6、音楽・美術・保健体育・技術家庭は中1×3・中2×6・中3×9で、3学年の満点は660点です。これを500点に圧縮します。
Q. 出願したあとに、志望校を変えることはできますか?
A. できます。令和8年度の実施要項では、志願先などを1回に限り変更できました(令和8年度は2月13日〜2月19日)。令和9年度の期間は、実施要項が公表されたら、県のページで確かめてください。
Q. 倍率が1倍より低ければ、合格できますか?
A. 倍率の数字だけでは、合否は決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数を合わせて判定されます。倍率は、志願者の人数の動きを見る目安として使いましょう。
Q. 学力検査を受けられなかったときは、どうなりますか?
A. 県の日程に、追検査があります。令和9年度は3月10日(水)・11日(木)です。対象は、病気などで本検査を受けられない人や、やむを得ない事情がある人で、医師の診断書や理由申立書などを提出して手続きをします。令和8年度の要項では、本検査と追検査の成績は同等に扱い、まとめて選抜するとされています。
※出典:宮古高校の所在地・生徒数・進路は、県の学校紹介資料(令和8年度)によります。岩手県教育委員会「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)、「令和8年度 岩手県立高等学校入学者選抜 志願者数一覧表(調整後)」(令和8年2月20日発表)、「令和7年度 一次募集 志願者数(調整後)一覧」(令和7年2月21日発表)、「令和8年度岩手県立高等学校入学者選抜実施要項」、「令和8年度岩手県立高等学校入学者選抜実施概要」、令和8年度の県立高等学校の学校紹介資料。最新の情報は岩手県教育委員会の入学者選抜日程のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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宮古高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、宮古高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。

