徳島県の難関公立高校2027|徳島市立・城東・城南・徳島北など上位8校の偏差値の目安と対策

難関8校の偏差値と対策学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/徳島県教育委員会の公表資料と、民間の偏差値情報をもとに作成。偏差値は目安です。最新の情報は必ず県教育委員会・各高校の公式資料でご確認ください。

結論:徳島県のトップは徳島市立の理数科。普通科では城東・城南・富岡東・脇町が上位です

民間サイトの偏差値の目安では、徳島市立(理数科)72〜74、徳島北(国際英語科)65〜70、城東・城南(応用数理科)64〜66が上位です。

令和8年度の一般選抜の倍率は、城南(普通)1.05倍、城東0.97倍、脇町0.99倍など、1倍前後の学校が多くありました。倍率より、当日の得点力で差がつきます。

内申は実技4教科が重視されます。上位校をめざす人も、9月からは実技の評定を守りながら5教科の応用力を上げることが大切です。

この記事でわかること
  • 徳島県の難関公立高校8校の偏差値の目安(民間サイト3つの幅)
  • 令和8年度 一般選抜の倍率と、倍率の読み方
  • 学校ごとの特徴(理数科・応用数理科・国際英語科・SSHなど)
  • 育成型選抜と一般選抜、それぞれの対策
  • 実在を確認した2027年度用の過去問集と使い方
  • 9月からの月別・偏差値帯別の勉強法、保護者のNG

徳島県の難関公立高校8校の偏差値の目安

徳島県で偏差値の目安がいちばん高いのは、徳島市立高校の理数科です。続いて、徳島北の国際英語科、城東、城南の応用数理科が並びます。

学校所在地学科偏差値の目安
徳島市立徳島市理数科/普通科72〜74/55〜57
徳島北徳島市国際英語科/普通科65〜70/56〜59
城東徳島市普通科64〜66
城南徳島市応用数理科/普通科64〜66/59〜61
富岡東阿南市普通科60〜65
脇町美馬市普通科61〜63
富岡西阿南市理数科/普通科59〜62/52〜54
池田三好市探究科58〜62

※偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安です。サイトによって2〜3ちがいます(徳島北の国際英語科は5のちがい)。出典:みんなの高校情報「徳島県の高校偏差値ランキング 2026年度最新版」、受験ラボ「令和8年度(2026年度)徳島県高校偏差値ランキング」、家庭教師のトライ「徳島県の高校偏差値」(年度の記載なし)。富岡西は2サイトの値です。

同じ学校でも、学科によって目安が大きくちがいます

徳島市立は理数科と普通科で、目安が15以上ちがいます。志望校を考えるときは、学校名だけでなく学科まで見ることが大切です。

令和8年度 一般選抜の倍率

令和8年度(2026年春)の一般選抜では、上位校でも1倍前後の学校が多い結果でした。

学校学科募集人員出願者倍率
城南普通2102211.05倍
城南応用数理28200.71倍
城東普通2512430.97倍
徳島北国際英語38350.92倍
脇町普通1581570.99倍
池田探究35330.94倍

※令和8年度 一般選抜の出願状況(志願変更後)。倍率=出願者数÷一般選抜の募集人員(育成型選抜などの合格者を除いた人数)。出典:徳島県教育委員会「R8一般選抜出願状況(志願変更後)」。城南・城東・徳島北(国際英語)はリセマム(2026年2月26日)の報道とも一致。脇町・池田は県資料の読み取り値です。

このほか、報道では徳島市立(普通)1.02倍・理数0.83倍、徳島北(普通)1.01倍と伝えられています。富岡東・富岡西の倍率は、この記事の作成時点で数字を確かめられなかったため載せていません。

※出典:リセマム「徳島県公立高入試の志願状況(確定)」(2026年2月26日、徳島県教育委員会の公表を報道)。

倍率が1倍を下回っても「全員合格」とは限りません

一般選抜の倍率が1倍を下回る学科でも、学力検査や調査書などの結果によっては不合格になることがあります(ここからは一般的な考え方です)。倍率の数字で安心するより、基礎学力テストや模試の結果、過去問の点数で判断しましょう。

学校ごとの特徴

それぞれの学校の特徴を、学科と公表されている情報を中心にまとめます。

徳島市立高校(徳島市)

徳島市北沖洲にある市立高校です。普通科と理数科があります。普通科の学区は第3学区(徳島市)です。

徳島北高校(徳島市)

徳島市応神町にあります。普通科と国際英語科があり、国際英語科は2006年にできた、英語の学習に力を入れた学科です。

城東高校(徳島市)

徳島市中徳島町にあります。1902年に徳島県立高等女学校として創立しました。普通科のみで、県内全域から出願できる学校です。

城南高校(徳島市)

徳島市城南町にあります。1875年の名東県師範学校附属変則中学校が始まりとされ、「自主・自立」の校風で知られます。普通科と応用数理科があります。JSTのSSH指定校の一覧に載っています(令和7年度・認定枠)。

富岡東高校(阿南市)

阿南市領家町にあります。2010年に中学校を併設した併設型の中高一貫校です。普通科は県内全域から出願できます。

脇町高校(美馬市)

美馬市脇町にあります。1896年に開校し、校訓は「質実剛健」です。普通科の学校です。JSTのSSH指定校の一覧に載っています(令和8年度・認定枠)。

富岡西高校(阿南市)

阿南市富岡町にある、創立100年以上の伝統校です。民間サイトでは普通科と理数科の偏差値が示されています。JSTのSSH指定校の一覧に載っています(令和6年度指定・Ⅱ期)。

池田高校(三好市)

三好市池田町にあります。1922年に徳島県立池田中学校として創立しました。探究科があり、全国からの募集も行っています。野球部は1982年夏・1983年春の甲子園で優勝しています。

※出典:各校の所在地・沿革はWikipediaの各校の記事、学区は徳島県教育委員会「令和9年度…(生徒・保護者の皆さまへ)」、SSHは科学技術振興機構(JST)「SSH指定校一覧」。

普通科は、学区と「流入率」(学区の外から合格できる人数の上限)によって、受けやすさが変わります。令和9年度の流入率の変更と日程は、徳島県公立高校入試2027の日程と仕組みの記事でくわしく説明しています。

学校を選ぶときに見る3つのこと

  • 学科:理数科・応用数理科は数学・理科、国際英語科は英語に力を入れたい人向け。普通科とは偏差値の目安も大きくちがう
  • 学区:城東・富岡東は県内全域から出願できる。そのほかの普通科は、学区の外から受けると合格者の人数に上限がある
  • 通学:毎日の通学時間は3年間続く。部活動や家での勉強時間とのバランスも考える

3つを親子で確認したうえで、オープンスクールで実際の雰囲気を見ると、志望校を決めやすくなります。志望校の決め方は、志望校の決め方の記事も参考にしてください。

育成型選抜と一般選抜、それぞれの対策

上位校をめざす人は、育成型選抜で先に合格をめざすか、一般選抜1本で勝負するかを、11月の三者面談までに決めておきましょう。育成型選抜は合格したら必ず入学するので、第一志望の学校でだけ受けるのが基本です。

育成型選抜の対策:検査Ⅰ・Ⅱと活動記録

  • 検査Ⅰ(国・社・英)と検査Ⅱ(数・理・英)は、1つの検査に3教科が入る。50分で3教科を解く練習を12月から週1回
  • 活動記録に書く内容(部活動・生徒会・検定など)を、9月のうちに時期と役割つきで書き出しておく
  • 面接では「なぜこの学科か」を1分で話せるようにする。理数科・応用数理科なら興味のある分野、国際英語科なら英語で何をしたいかも準備する

育成型選抜を受けるかどうか迷ったら、「その学校に必ず入学したいか」と「活動記録や面接の準備をしても、5教科の勉強を続けられるか」の2つで考えましょう。どちらも「はい」なら、受ける価値があります。

活動記録は、「いつ」「何を」「どんな役割で」「何を学んだか」の4つをそろえて書くと、面接で聞かれたときにも話しやすくなります。たとえば「中2の秋から生徒会の書記として、行事の準備を進めた。予定どおりに進めるため、係ごとの連絡表をつくった」のように、自分がしたことを具体的に書きましょう(書き方の例です)。

一般選抜の対策:5教科の応用力

上位校で差がつきやすいところと、9月からの練習の例です(一般的な対策の例です)。

教科差がつきやすいところ9月からの練習
国語記述問題、文章の要旨の読み取り記述は「問いに答えているか」を自分で採点する
数学関数と図形の応用、証明大問の後半を1日1問。途中式を残す
英語長文読解、英作文、リスニング毎日リスニング10分。英作文は週2回書いて直す
社会資料の読み取り、理由を書く問題資料問題は「表題・単位・年」を最初に確認
理科実験結果の読み取り、計算計算問題を単元別にまとめて解き直す

※教科別の内容は一般的な対策の例です。徳島県の出題の傾向は、過去問で必ず確認してください。

POINT:傾斜配点の学校は「加点される教科」を先に仕上げる

一般選抜では、学校の判断で重視する教科に点を加える傾斜配点ができます。志望校が傾斜配点をするかどうかを県の資料で確認し、する場合はその教科の応用問題を秋のうちから重点的に練習しましょう。

実在を確認した過去問集・問題集

徳島県の公立高校の過去問集は、2027年度用(2027年度受験用)を選びましょう。出版社のページで実在を確認できたものは次のとおりです。

書名出版社価格(税込)内容
徳島県公立高等学校 2027年度受験用(公立高校入試対策シリーズ)英俊社1,540円2022〜2026年度実施の5か年分。2025・2026年度の育成型選抜・連携型選抜も収録
徳島県公立高校(リスニング音声データダウンロード付) 2027年度版東京学参1,450円2022〜2026年度の5教科+2019〜2021年度(数・英・理・社)
2027年受験用 全国高校入試問題正解(教科別5冊)旺文社英語3,795円/数学3,245円/国語3,410円/理科3,245円/社会3,245円全国の公立高校の入試問題。2026年6月25日発売

※出典:英俊社 商品ページ(ISBN 9784815450472)、東京学参「徳島県公立高校 2027年度版」商品ページ(ISBN 9784814140749)、旺文社「2027年受験用 全国高校入試問題正解」シリーズページ。英俊社版は無料ダウンロードで2019〜2021年度分(国語を除く)も使えると案内されています。教英出版の徳島県版2027年春受験用は確認できなかったため載せていません。

使い方の順番

110月:英俊社か東京学参の過去問を1年分、5教科とも時間を計って解く。どの大問で落としたかを記録する
211月〜12月:残りの年度を週1〜2年分。間違えた問題は、解説を読んだあと何も見ずにもう一度解く
31月:育成型選抜を受ける人は、英俊社版に入っている育成型選抜の問題で検査Ⅰ・Ⅱの形式に慣れる
42月:一般選抜の過去問の2回目。全国高校入試問題正解で、苦手単元の問題を他県の入試から集めて解く(上位校をめざす人向け)

基礎学力テストの答案の使い方

徳島県の中3は、学校で基礎学力テストを年3回受けます。結果が返ってきたら、点数を見て終わりにせず、次の3つに分けて見直しましょう。

1知識不足:覚えていなかった語句や公式。その日のうちにノートにまとめ、1週間後にもう一度確認する
2時間不足:最後まで解けなかった問題。次の練習では、解く順番と時間の目安を決めてから始める
3ケアレスミス:わかっていたのに落とした問題。どんなミスかを一言で書き、見直しのときにチェックする

この3つの数を毎回くらべると、自分の弱点が「勉強量」なのか「解き方」なのかが見えてきます。

過去問の点数は、表にして記録する

過去問は、解いた日と点数、失点の理由を表に残しておくと、2回目に何を直せばよいかがすぐにわかります。たとえば次のような表です(記入例)。

教科1回目2回目おもな失点の理由
国語10月1月記述で条件を読み落とした
数学10月1月関数の最後の問題が時間切れ
英語11月2月英作文の語数不足・つづりのミス

※表は記入のしかたの例です。点数の目標は、模試の判定や学校の先生との相談で決めてください。

2回目で同じ理由の失点が減っていれば、勉強のやり方は合っています。減っていなければ、やり方そのものを変える合図です。

9月から入試までの月別の勉強法

時期難関校をめざす人がやること
9月2学期の定期テストと実技の提出物で評定を守る。中1・中2の苦手単元を洗い出す
10月基礎学力テストの結果を単元ごとに見直す。過去問を1年分
11月期末テスト。三者面談で育成型選抜を受けるか決める。数学・理科の応用問題を毎日1問
12月冬休みは5教科の総復習と過去問2〜3年分。活動記録の下書き
1月育成型選抜を受ける人は検査Ⅰ・Ⅱの練習と面接練習。受けない人は5教科の過去問を続ける
2月一般選抜の過去問の2回目。英語のリスニングと英作文を毎日。新しい問題集は増やさない
3月(直前)本番と同じ順番(国・数・社・理・英)で過去問を解く。体調を整える

※入試と基礎学力テストの日程は徳島県公立高校入試2027の日程と仕組みの記事をご覧ください。

冬休みの1日の時間割(例)

時間内容
8:00〜10:00過去問(国語・数学)+答え合わせ・解き直し
10:20〜12:00英語(リスニング・長文・英作文)
13:00〜15:00過去問(社会・理科)+解き直し
15:30〜17:00実技4教科の筆記テストの復習、苦手単元の復習
19:30〜21:00その日の間違い直しノートをまとめる。翌日の予定を決める

偏差値帯別の勉強法

偏差値66以上の人:徳島市立の理数科・徳島北の国際英語科をめざす

基本問題はほぼ解けている段階です。数学の応用と英語の長文・英作文で満点に近づけることが目標です。過去問で落とした1〜2問を、同じ形式の問題で繰り返し練習しましょう。

偏差値60〜65の人:城東・城南・富岡東・脇町などをめざす

計算ミスと資料の読みちがいで失点していないかを確認します。基礎学力テストの答案を見直して、「わかっているのに落とした問題」を数えましょう。ここを減らすだけで、合計点は上がります。

偏差値59以下の人:基礎と内申を同時に上げる

まずは教科書レベルの問題を確実に解けるようにします。同時に、実技4教科を含めた中3の評定を上げることが大切です。徳島県の内申は実技4教科が重視されます。

模試の結果の読み方は、模試の結果の見方の記事で説明しています。

保護者がやってはいけないNG

NG1:偏差値の数字だけで学校を決める

同じ学校でも、学科によって偏差値の目安は大きくちがいます。学科の中身、通学の時間、学区もあわせて、子どもと一緒に考えましょう。

NG2:「倍率が1倍前後だから大丈夫」と言う

上位校の倍率が1倍前後でも、合格には一定の学力が必要です。倍率の数字で安心させるより、「過去問で何点取れるか」を一緒に確認しましょう。

NG3:難関校をめざすから実技は後回し、と言う

徳島県の内申は実技4教科が重視されます。上位校をめざす人ほど、実技の評定を落とさないことが大切です。

保護者の方へ:答案の「中身」を一緒に見ましょう

基礎学力テストや模試は、合計点よりもどの教科のどの問題で落としたかが大切です。答案を見て、「知識が足りない」のか「時間が足りない」のかを分けると、次にやることがはっきりします。

難関校の合否は、答案の分析で変えられます

徳島県の難関校は、学科によって求められる力がちがいます。理数科・応用数理科なら数学・理科の応用、国際英語科なら英語の総合力、普通科なら5教科すべてで大きく落とさない力です。何を優先するかは、答案を1問ずつ見ないと決められません。

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。徳島県のどこからでも受講できます。基礎学力テスト・模試・過去問の答案を分析し、残りの時間から逆算した学習計画をつくります。

徳島県の難関校合格へ、答案から計画を立てます

直近の基礎学力テストや過去問の答案を見せていただければ、どの教科のどこで点を伸ばせるかをお伝えします。無理な勧誘はいたしません。

無料体験を申し込む

LINEで気軽に相談する

まとめ

  • 徳島県の偏差値の目安のトップは徳島市立(理数科)。徳島北(国際英語科)、城東、城南(応用数理科)が続く
  • 令和8年度の一般選抜は、城南(普通)1.05倍、城東0.97倍、脇町0.99倍など1倍前後が多い
  • 城東と富岡東は県内全域から出願できる。城南・脇町・富岡西はSSH指定校一覧に掲載
  • 過去問は英俊社・東京学参の2027年度用。英俊社版には育成型選抜の問題も入っている
  • 上位校をめざす人も、実技4教科の評定を守ることが大切
LINEで無料相談無料体験に申込
タイトルとURLをコピーしました