島田高校の内申と当日点|配点の比率と合格までの考え方【令和9年度】

学校別 合格対策

最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項で決まります。出願前に、静岡県教育委員会のページと島田高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。

島田高校は、静岡県島田市にある県立の全日制・普通科の高校です。令和9年度(2027年度)の募集定員は160人(4学級)です。この記事では、静岡県の公立高校入試で内申(調査書の評定)と当日の学力検査(当日点)がどう使われるのかを、島田高校の数字に当てはめて整理します。静岡県は、愛知県や神奈川県のように「内申と当日点を足して合計点を出す」しくみではなく、内申の順位と当日点の順位を、段階を分けて使う方式です。そのため、「内申○点、当日点○点で合格」という言い方はできません。何が決まっていて、何が公表されていないのかを、県教育委員会の公表資料にある範囲で整理しました。

結論:島田高校は「評定9教科合計(45点満点)」で対象を絞り、「5教科250点」で順位をつけるしくみです

内申45点・当日点250点 静岡県の共通枠の第1段階は、調査書の9教科の評定合計(5段階×9教科=45点満点)が上位から共通枠定員までの人を対象にして、その中から学力検査5教科の得点合計(各50点、250点満点)が上位の人を、共通枠定員の75%程度、合格にします。

島田高校の令和9年度の学校裁量枠は、17%(段階Ⅰ)・30%(段階Ⅱ)です。残りが共通枠で、160人の定員のうち、学校裁量枠を除いた人数を共通枠として選抜します。

内申と当日点を足した合計点も、合格最低点も、県は公表していません。この記事では、公表されていない点数の目安は示さず、公式の割合・人数・倍率から計算できることだけを書きます。

この記事でわかること
  • 静岡県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)
  • 島田高校の学校裁量枠と共通枠|令和9年度の割合と人数
  • 共通枠の第1〜第3段階を島田高校の人数で計算する
  • 内申(評定9教科合計)と当日点(5教科250点)の読み方
  • 島田高校の直近3年(令和6〜8年度)の志願倍率・実質倍率・段階別の人数
  • 令和9年度の日程と、出願前の確認リスト

静岡県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)

  1. 全日制は「1校1学科」への出願です。複数の学校を同時に受けることはできません。2つ以上の学科がある学校では、志望順位をつけて学科を併願できる場合があります。島田高校は普通科の学校なので、この記事で扱うのは普通科の選抜です。
  2. 一般選抜の中に、学校裁量枠と共通枠があります。学校裁量枠は、学校ごとに選抜方法の違う枠です(割合は原則50%まで)。共通枠は、募集定員から学校裁量枠などの合格者を除いた人数で選抜します。
  3. 学力検査は5教科・各50点・250点満点です。国語・社会・数学・理科・英語を、令和9年3月3日(水)に受けます。英語には放送による問題があります。
  4. 内申は、調査書の「学習の記録」にある評定です。中学校卒業見込みの人は、第3学年の第2学期末(12月末)までの学習状況が、5段階で記入されます。9教科の評定合計の満点は45点です。
  5. 面接は全員が受けます。令和9年度は3月4日(木)です。実施要領では、面接は志願者全員が対象で、調査書の記載事項に関連した質問に口頭で答える形と書かれています。

受検生と保護者が自分で計算できるのは、2と3と4です。以下、島田高校の数字を使って順番に説明します。

島田高校の学校裁量枠と共通枠|令和9年度の割合と人数

学校裁量枠は、学校ごとの設定です。県が令和8年11月4日に公表した「令和9年度静岡県公立高等学校生徒募集計画及び選抜定員に対する学校裁量枠の選抜割合(選抜段階)」では、島田高校(普通科)は募集定員160人(4学級)で、学校裁量枠は次のとおりです。

選抜段階割合重視する観点選抜方法の概要(県の資料)
段階Ⅰ17%程度部活動評定9教科合計が一定水準/面接の結果に問題がない者から、諸活動の記録と実技検査に優れた者。学力検査の結果に著しく問題がある者は除く
段階Ⅱ30%程度中学校における学習(評定)調査書の記載事項・学力検査・面接の結果に問題がない者から、5教科の評定合計に優れた者

島田は、段階Ⅱの割合が令和8年度の20%程度から、令和9年度は30%程度に変わります。ⅠとⅡを足した学校裁量枠は、37%程度から47%程度へ広がり、共通枠は小さくなります。

令和9年度の段階別の人数は、県の表には割合しか載っていません。令和8年度の県の志願状況では、段階Ⅰが28人、段階Ⅱが32人でした。令和9年度の割合を定員160人に掛けると、段階Ⅰが約27人、段階Ⅱが約48人になりますが、これは計算上の目安で、県が示した人数ではありません。

島田高校の学校裁量枠と共通枠の人数の内訳
図 島田高校の募集定員の内訳(学校裁量枠の各段階と共通枠)。県の資料をもとに、エスペランサアカデミーが計算・作成

ここで大切なのは、学校裁量枠に挑戦して合格しなかった人も、あきらめる必要がないことです。実施要領では、学校裁量枠の合格者を除いた「すべての受検者」が、共通枠の選抜対象者になると書かれています。段階を希望した人も、希望しなかった人も、同じ共通枠の審査に進みます。

読み方の注意
学校裁量枠の割合に付く「程度」は、人数が前後することを意味します。島田高校の合格者数は、年度によって学校裁量枠の定員と同じではありません(後の表を参照)。人数の予想は、県の公表資料の範囲で行ってください。

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共通枠の第1〜第3段階を島田高校の人数で計算する

共通枠は、学校裁量枠の合格者を除いたすべての受検者を対象に、次の3つの段階で、順に合格者を決めます。実施要領の定めを整理しました。

段階何を見るか合格者の人数
第1段階調査書の9教科の評定合計が上位から共通枠定員までの人を対象に、学力検査5教科の得点合計が上位の人共通枠定員の75%程度
第2段階第1段階の合格者を除いた人を対象に、調査書の学習の記録以外の記載事項と面接の結果共通枠定員の10%程度
第3段階第1・第2段階の合格者を除いた人を対象に、調査書の記載事項、学力検査、面接の結果などを総合的に審査共通枠定員の15%程度

3つの段階の合格者の割合は、共通枠定員の規模や学力検査の結果などにより、前後10%の範囲内で、各学校の裁量とされています。また、共通枠の倍率(共通枠の対象者数÷共通枠定員)が1.1倍以下の学校では、第1段階の「共通枠定員までの者」が「対象者数の90%までの者」に読み替えられます。

計算例|島田高校の共通枠(令和8年度と令和9年度の割合で比べる)
令和8年度は、定員160人から学校裁量枠(28+32=60人)を除いて、共通枠は100人でした。第1段階の75%程度は約75人、第2段階は約10人、第3段階は約15人になります。令和9年度は、割合(17%・30%)を定員160人に掛けた目安で、学校裁量枠が約75人、共通枠が約85人です。第1段階は約64人、第2段階は約8人、第3段階は約13人になります(端数は丸め)。令和9年度の人数は、県が示した数字ではなく、割合から計算した目安です。
島田高校の共通枠の第1〜第3段階の人数(令和8年度と令和9年度の目安)
図 共通枠を第1段階75%・第2段階10%・第3段階15%で分けた人数の計算例(令和8年度は県の人数、令和9年度は割合×定員の目安)。エスペランサアカデミー作成

この計算から読み取れるのは、第1段階が共通枠の大部分を占める、ということです。第1段階は「評定の上位」と「当日点の上位」の両方に入ることが求められます。内申だけ、当日点だけが高くても足りない、という形です。

第1段階に入るための2つの条件
① 評定9教科合計が、受検者の中で上位であること(共通枠定員までの順位に入ること)。
② その中で、学力検査5教科の合計が上位であること(共通枠定員の75%程度までの順位に入ること)。
どちらも、他の受検者との相対的な順位です。何点なら入る、という固定の点数は、県から公表されていません。

内申の読み方|評定9教科合計45点

静岡県の「内申」は、調査書の「学習の記録」にある9教科の評定の合計です。9教科は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科と、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科です。各教科は5段階で、合計の満点は5×9=45点です。実施要領では、中学校卒業見込みの人の評定は、第3学年における第2学期末(12月末)までの学習状況について記入すると書かれています。中1・中2の評定は入りません。

評定のパターン5教科の評定合計実技4教科の評定合計9教科の評定合計
オール315点12点27点
オール420点16点36点
オール525点20点45点

たとえば、5教科がすべて4、実技4教科がすべて3の人は、20+12=32点です。5教科がすべて3、実技4教科がすべて5の人は、15+20=35点で、5教科が4の人より高くなります。9教科は、共通枠では傾斜配点の学科を除いて、同じ重みで合計されます。実技4教科の評定も、9教科の合計に同じように入ります。

傾斜配点(特定の教科に重みをつける方法)は、県の資料で、理数科やグローバル科など一部の学科だけに設定されています。島田高校の普通科は、傾斜配点の実施校の一覧に載っていません。9教科を同じ重みで見る前提で、準備を進められます。

  • 評定は、中3の12月末までの学習状況。中3の二学期の期末テストと提出物が、評定の最後の材料になります。
  • 評定1段階の違いは、9教科合計の1点の違いです。45点満点の中で、1点の差が順位の差になります。
  • 実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は、提出物や実技テストの取り組みが評定に響きます。5教科だけでなく、9教科全体を見ます。

当日点の読み方|5教科250点

学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科を、各50点満点で受けます。合計は250点満点です。各教科の検査時間は50分で、令和9年3月3日(水)の午前から午後にかけて実施されます。県の資料に、出題範囲は「中学校までの学習内容を踏まえた、基礎的・基本的なもの」と書かれています。

現在の水準(例)5教科合計(250点満点)底上げの目安
5教科とも30点(50点満点)150点165点(各教科を3点ずつ上げた場合)
5教科とも35点(50点満点)175点190点(各教科を3点ずつ上げた場合)
5教科とも40点(50点満点)200点215点(各教科を3点ずつ上げた場合)
5教科とも45点(50点満点)225点240点(各教科を3点ずつ上げた場合)

当日点は、評定のように「提出物や授業態度」では動かせません。当日の検査の点です。5教科が同じ50点満点で、同じ重さで合計されます。苦手教科を放置すると、その分がそのまま合計から引かれます。一方で、苦手教科を3点ずつ上げられれば、合計は15点動きます。

県の資料にある範囲で言えるのは、各教科50点、合計250点、という点数の構造です。教科ごとの出題形式の細かい傾向は、静岡県の過去の学力検査の問題で確認してください。

評定と当日点が順番に使われる|3人の例で見る

静岡県の第1段階の考え方を、3人の例で確認します。数字は、読み方を示すための仮の例です。実在の受検生の数字ではなく、合否を示すものでもありません。

評定9教科合計学力検査5教科合計第1段階での位置づけ
Aさん40点(共通枠の対象者の中で上位)190点(対象者の中で上位)両方で上位に入ると、第1段階で合格する人の中に入ります
Bさん36点(上位とは限らない)230点(高い)評定の順位が共通枠定員までに入っていなければ、当日点が高くても第1段階の対象から外れます
Cさん41点(高い)170点(上位とは限らない)評定で対象には入っても、当日点の順位が共通枠定員の75%程度までに入らないと、第1段階では合格しません

Bさん、Cさんは、第1段階で合格しなくても、あきらめる必要はありません。第2段階(学習の記録以外の記載事項と面接)、第3段階(総合的な審査)で、別の見方で審査されます。ただし、第2段階は共通枠定員の10%程度、第3段階は15%程度と、人数は限られます。第1段階に入ることが、人数の多い入り口であることに変わりはありません。

島田高校の学校裁量枠の段階別の読み方

島田高校の学校裁量枠は、段階ごとに「誰が対象か」「何を見るか」が違います。県の資料にある選抜方法の概要を、読み間違えやすい点を中心に整理します。

  • 段階の対象は、すべて「希望者」です。島田高校では、希望者を対象とする段階に志願するかどうかを、出願のときに選びます。志願変更の期間(2月24日・25日正午まで)には、希望する段階を変更できます(実施要領の志願変更の定めによる)。
  • 段階Ⅰは、部活動など、評定9教科合計が一定水準に達している人のうち、活動の記録と実技検査に優れた人を選ぶ段階です。評定の「一定水準」の数値は、県も学校も公表していません。
  • 段階Ⅱ(30%程度)は、評定で選ぶ段階です。県の選抜方法の概要では、調査書の記載事項、学力検査、面接の結果に問題のない人を対象に、5教科の評定合計に優れた人を合格者にする、と書かれています。9教科ではなく5教科の評定合計を見る段階です。
  • 「学力検査の結果に著しく問題のある者を除く」という書き方は、学力検査が「一定水準に達している」ことまで求める書き方とは、別の意味です。段階ごとに文言が違うので、募集要項と学校の説明で確認してください。

島田高校の直近3年の志願倍率・実質倍率

静岡県教育委員会が公表した「志願状況(志願変更後)」と「合格者数一覧」から、島田高校(普通科)の令和6〜8年度の数字を整理します。志願倍率は、志願者数(志願変更後)÷募集定員です。実質倍率は、受検者数÷合格者数で、県の合格者数一覧に載っている数字です。

年度募集定員志願者数(変更後)志願倍率受検者数合格者数実質倍率
令和6年度160人169人1.06倍167人164人1.02倍
令和7年度160人167人1.04倍167人167人1.00倍
令和8年度160人156人0.98倍155人155人1.00倍
島田高校の志願倍率と実質倍率のうごき
図 島田高校(普通科)の志願倍率と実質倍率(令和6〜8年度)。静岡県教育委員会の公表資料をもとに、エスペランサアカデミーが作成

3年間の志願倍率は、1.06倍、1.04倍、0.98倍と動きました。実質倍率は1.02倍、1.00倍、1.00倍です。令和8年度の受検者155人に対して、合格者は155人でした。令和9年度の募集定員は160人で、県の表では令和8年度と同じ4学級です。令和9年度の志願状況は、2月の志願変更後に県が公表します。

倍率の読み方
志願倍率は「志願者数÷募集定員」の比です。実質倍率は「受検者数÷合格者数」の比です。どちらも、合格に必要な点数や順位を示す数字ではありません。静岡県は、合格最低点や合格者平均点を公表していません。

学校裁量枠の段階別の人数

学校裁量枠の段階ごとの志願者数・合格者数も、県が公表しています。島田高校の段階別の数字を、年度ごとに示します。

令和6年度

段階割合段階の定員志願者数志願倍率受検者数合格者数実質倍率
段階Ⅰ17%28人22人0.79倍21人20人1.05倍
段階Ⅱ20%32人76人2.38倍76人37人2.05倍

令和7年度

段階割合段階の定員志願者数志願倍率受検者数合格者数実質倍率
段階Ⅰ17%28人23人0.82倍23人21人1.10倍
段階Ⅱ20%32人106人3.31倍106人52人2.04倍

令和8年度

段階割合段階の定員志願者数志願倍率受検者数合格者数実質倍率
段階Ⅰ17%28人14人0.50倍14人13人1.08倍
段階Ⅱ20%32人100人3.13倍100人42人2.38倍

段階ごとの合格者数は、段階の定員と同じとは限りません。令和8年度の島田高校は、段階Ⅰの定員28人に対して合格者13人、段階Ⅱの定員32人に対して合格者42人でした。この違いについて、県の資料は理由を示していません。理由は推測せず、数字だけを示します。

評定で選ぶ段階に志願する人の割合(筆者計算)

島田高校で「評定で選ぶ段階」(段階Ⅱ)に志願した人が、志願者全体に占める割合を計算しました。志願者数は、県の志願状況(志願変更後)の数字です。

年度評定の段階の志願者数学校全体の志願者数割合
令和6年度76人169人45.0%
令和7年度106人167人63.5%
令和8年度100人156人64.1%

この割合は、エスペランサアカデミーが県の数字から割り算で出したものです。評定の段階に志願した人の多くは、共通枠でも審査される、という前提で、あわせて読んでください。理由の推測は書いていません。

令和9年度の入試日程(静岡県の実施要領)

静岡県教育委員会の「令和9年度静岡県公立高等学校入学者選抜実施要領」から、全日制の主な日程を整理します。

項目日程(令和9年)内容
出願(Web出願)2月16日(火)〜2月18日(木)正午Web出願システムで、中学校を経由して志願先の高校へ。入学検定料は2,200円
志願変更2月24日(水)〜2月25日(木)正午学校・学科・志望順位・希望する学校裁量枠の段階を、1回に限り変更できる
学力検査3月3日(水)国語・数学・英語・社会・理科(各50分)
面接・学校独自選抜資料3月4日(木)面接は全員。実技検査などは、学校裁量枠の段階を志願した人
追検査3月9日(火)病気などで受検できなかった人。受検願は3月4日(木)午後3時まで
合格発表3月12日(金)正午以降合格通知書の交付

島田高校の学校独自選抜資料(実技検査・適応力検査など)の内容は、学校ごとに決まっています。出願前に、募集要項と学校の案内で確認してください。

時期ごとの進め方|公式の日程から逆算する

ここからは、公式の日程をもとにした学習の進め方の考え方です(県の決まりではなく、エスペランサアカデミーの整理です)。

時期公式の日程・決まり考えること
11月〜12月評定は、中3の12月末までの学習状況二学期の期末テストと提出物。9教科の評定合計は45点満点で、実技4教科も同じ重み
12月〜1月三者面談。出願前の進路の確認学校裁量枠を希望するかどうかを、中学校の先生と相談する
2月16日〜18日Web出願志願先の学校・学科・希望する段階を、家庭で確認してから出願する
2月24日〜25日志願変更県が公表する志願状況を見て、冷静に確認する。変更は1回だけ
3月3日学力検査(5教科)前日までに持ち物と集合時間を確認する
3月4日面接(全員)、学校独自選抜資料調査書に関連する質問に、口頭で答える練習をしておく
3月12日合格発表結果の発表後の動き方(入学手続・私立の手続)を、家族で共有しておく

当日点の積み上げ方|5教科250点の使い方

島田高校を目指す人の当日点の準備は、評定と違って、冬まで続けられます。ここでは、5教科250点を、どう積み上げるかを考えます(学習の進め方の例で、県の決まりではありません)。

  • 5教科の合計を、教科ごとの表にして見える形にする。苦手教科は、1教科あたり3点ずつ上げると、5教科合計では15点動く。
  • 過去の学力検査の問題で、時間を測って解く。50分の中で、解く順番を決める。
  • 間違えた問題は、原因を「知識」「計算・読み取りのミス」「時間切れ」に分けて、直し方を変える。
  • 英語の放送問題は、毎日短い時間でも聞く習慣をつける。

評定を伸ばすために見直したいこと

  • 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
  • 定期テストで失点した単元の解き直し。次のテストの点につながります。
  • 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の提出課題や実技テスト。9教科は同じ重みで数えられます。
  • 中3の二学期の成績が、12月末までの評定の最後の材料です。先生に、評価の観点を早めに確認する。

よくある勘違い4つ

  1. 「内申と当日点を足した合計点で決まる」:静岡県の共通枠は、評定の順位で対象を絞り、その中で当日点の順位を見る方式で、足し算の合計点では決まりません。
  2. 「内申が低いと、当日点では取り返せない」:第1段階は評定の上位が対象ですが、第2段階・第3段階では、別の見方で審査されます。ただし、人数は限られます。
  3. 「中1・中2の評定も入る」:評定は、中3の12月末までの学習状況です。
  4. 「倍率が1倍に近ければ、全員が合格する」:倍率は志願者数の比で、実際の審査は、学校裁量枠と共通枠の段階に沿って行われます。

保護者の方が、家庭でできること

  • 中3の評定の合計を、毎学期、親子で一緒に足してみる(9教科・45点満点)。
  • 定期テストの結果を、教科ごとの表にして、見える形にする。
  • 過去の学力検査の問題は、時間を測って解ける環境を整える。
  • 私立高校の手続きの期限を、公立の日程と並べて、早めにカレンダーに書き込む。

内申の計算の基本は静岡県の内申点の計算方法、公立と私立の組み合わせは静岡県の内申と併願の考え方で説明しています。

出願前の確認リスト

確認すること確認する先時期の目安
令和9年度の募集定員と、学校裁量枠の段階別の人数県の志願状況の発表、学校の案内2月
中3の評定合計の見込み学校の調査書の見込み、三者面談12月
希望する学校裁量枠の段階の選抜方法(実技検査・適応力検査など)募集要項、島田高校の案内12月〜1月
Web出願の手順と入学検定料(2,200円)中学校の進路指導、実施要領2月16日から
志願変更の手順実施要領、中学校2月24日・25日
併願する私立の日程と手続き私立高校の募集要項12月〜1月

このリストは、静岡県が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。手続きの正式な内容は、実施要領と中学校の案内で確認してください。

令和9年度の変更点|段階Ⅱが20%から30%程度へ

県が令和8年11月4日に公表した資料では、島田高校(普通科)の学校裁量枠は、段階Ⅰが17%程度、段階Ⅱが30%程度です。令和8年度の県の志願状況では、段階Ⅰが17%程度(28人)、段階Ⅱが20%程度(32人)でした。段階Ⅱの割合が、10ポイント上がります。

令和8年度令和9年度(県の割合)差
段階Ⅰ(部活動)17%程度(28人)17%程度変わらない
段階Ⅱ(評定)20%程度(32人)30%程度+10ポイント
学校裁量枠の合計37%程度(60人)47%程度+10ポイント
共通枠63%程度(100人)53%程度-10ポイント

令和9年度の人数は、県の表に載っていません。割合を募集定員160人に掛けた計算上の目安は、段階Ⅰが約27人、段階Ⅱが約48人、共通枠が約85人です。県が示した人数ではないので、人数は2月の志願状況の発表で確認してください。

読み方の注意
段階Ⅱの割合が広がったことで、志願者や合格者がどう動くかは、県の資料からはわかりません。過去の倍率や段階別の数字は、令和8年度以前の割合(20%程度)の年の数字です。令和9年度の数字と同じ物差しで比べるときは、注意が必要です。

島田高校の段階Ⅱは「5教科の評定合計」を見る段階

共通枠は、9教科の評定合計を見ます。段階Ⅱは、県の選抜方法の概要で、5教科の評定合計に優れた人を合格者にする、と書かれています。実技4教科の評定は、この段階の判断材料には含まれない書き方です。

共通枠の第1段階学校裁量枠 段階Ⅱ
評定の見方9教科の評定合計(45点満点)5教科の評定合計(25点満点)
当日点の見方5教科250点の上位学力検査の結果に問題がないこと
対象者学校裁量枠の合格者を除く全員希望者
人数共通枠定員の75%程度定員160人の30%程度(令和9年度)

5教科の評定合計の満点は、5教科×5段階=25点です。たとえば、5教科がすべて4の人は20点で、実技4教科の評定が3であっても、この段階の判断材料にはなりません。9教科の合計(共通枠)と、5教科の合計(段階Ⅱ)で、自分の評定がどう見えるかを、中3の12月末までの評定で、確認しておきます。

島田高校を考えるときの確認ポイント

  • 令和9年度の学校裁量枠の割合は、段階Ⅰ17%、段階Ⅱ30%です。令和8年度と違う点を、中学校の進路の先生と確認します。
  • 段階Ⅱを希望する場合も、学力検査(5教科250点)の準備は必要です。
  • 段階Ⅰは、部活動に関わる実技検査があります。内容と日程は、募集要項と学校の案内で確認します。
  • 共通枠の第1段階は、すべての受検者が対象です。9教科の評定合計と、5教科250点の準備を、並行して進めます。

島田高校と同じ静岡県の学校の数字は、袋井高校に受かるには、三島南高校に受かるには、焼津中央高校に受かるにはなどの記事でも整理しています。

まとめ|島田高校の内申と当日点

  • 島田高校(普通科)の令和9年度の募集定員は160人。学校裁量枠は17%(段階Ⅰ)、30%(段階Ⅱ)。
  • 共通枠の第1段階は、評定9教科合計(45点満点)の上位から共通枠定員までの人を対象に、学力検査5教科250点の上位の人を共通枠定員の75%程度、合格にする。
  • 内申と当日点を足した合計点は、県が公表していない。合格最低点も公表されていない。
  • 志願倍率は令和6〜8年度に1.06倍、1.04倍、0.98倍。実質倍率は1.02倍、1.00倍、1.00倍。

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よくいただくご質問

Q. 島田高校の募集定員は何人ですか?
令和9年度の募集定員は160人(4学級)です。県が令和8年11月4日に公表した生徒募集計画によります。
Q. 内申は、何年生の成績が使われますか?
調査書の学習の記録にある評定で、中学校卒業見込みの人は、第3学年の第2学期末(12月末)までの学習状況が使われます。中1・中2の評定は使われません。
Q. 内申と当日点は、何対何で評価されますか?
静岡県の共通枠は、足し算で比率を決めるしくみではありません。評定9教科合計の上位から共通枠定員までを対象にして、その中で学力検査5教科の合計が上位の人を、共通枠定員の75%程度、合格にします。
Q. 評定9教科合計と学力検査は、それぞれ何点満点ですか?
評定は5段階×9教科で45点満点です。学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語が各50点で、250点満点です。
Q. 合格最低点は公表されていますか?
島田高校の合格最低点や、合格者の評定・当日点の平均は、県の資料に載っていません。そのため、この記事では目安の点数を示していません。
Q. 面接はありますか?
面接は、志願者全員が受けます。令和9年度は3月4日(木)です。回数と方法は、学校ごとに決まっています(実施要領の付属資料)。
Q. 学校裁量枠に挑戦して合格しなかったら、どうなりますか?
学校裁量枠の合格者を除いた受検者は、すべて共通枠の選抜対象者になります。共通枠の第1〜第3段階の審査を受けます。
Q. 令和9年度の入試日程は?
Web出願が2月16日〜18日正午、志願変更が2月24日〜25日正午、学力検査が3月3日、面接が3月4日、合格発表が3月12日です(いずれも令和9年)。
Q. 島田の令和9年度の学校裁量枠は、前年度と何が違いますか?
段階Ⅱの割合が、令和8年度の20%程度から、令和9年度は30%程度になります。段階Ⅰは17%程度で、変わりません。
Q. 段階Ⅱは、どんな選び方ですか?
調査書の記載事項、学力検査、面接の結果に問題のない人を対象に、5教科の評定合計に優れた人が合格者になります。
Q. 直近3年の志願倍率は?
令和6年度が1.06倍、令和7年度が1.04倍、令和8年度が0.98倍です。実質倍率は、1.02倍、1.00倍、1.00倍でした。令和8年度は、再募集の定員が5人でした。

出典(公式資料)

この記事の数字は、静岡県・静岡県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが整理・計算したものです。計算例は、公式の割合や人数から計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。合格最低点や評定の「一定水準」の数値は公表されていないため、目安を示していません。最新の情報は、静岡県教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。

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