結論:名古屋大谷高等学校(名古屋市瑞穂区)の2027年度(令和9年度)入試は、推薦入試が令和9年1月13日(水)、一般入試が1月21日(木)です。
募集は、普通科の4コース(特別進学・特別選抜・福祉・医療進学・文理進学)と商業科で、あわせて507名(予定)です。
推薦入試は、国語・数学・英語(各50点・150点満点)と個人面接で選ばれます。
一般入試は、特別進学コースと特別選抜コースが国語・社会・数学・理科・英語の5教科、そのほかのコースと商業科が国語・数学・英語の3教科です。各教科は40分・各100点のマークシート方式で、英語にはリスニングがあります。
偏差値の目安は、特別進学コースで50〜54前後、特別選抜コースで40〜48前後、福祉・医療進学コースと文理進学コースで40〜46前後、商業科で39〜44前後です。
推薦入試は「本校のみを志願する者」が条件の専願です。一般入試の募集要項には、専願の条件は書かれていません。
入学金は200,000円で、一般入試の合格者は前納金20,000円(2月1日)と後納金180,000円(3月11日)の2回に分けて納めます。
📌 この記事でわかること
| 知りたいこと | この記事の答え(要点) |
|---|---|
| 試験日は? | 推薦入試 令和9年1月13日(水)/一般入試 1月21日(木)。合格発表は推薦が1月14日(木)、一般が1月25日(月) |
| どんな試験? | 推薦は3教科(各50点)と個人面接。一般は3教科または5教科(各40分・各100点・マークシート) |
| 偏差値の目安は? | 特別進学50〜54前後、特別選抜40〜48前後、福祉・医療進学と文理進学40〜46前後、商業科39〜44前後 |
| 公立との併願は? | 一般入試は専願の条件の記載がなく、後納金の期限が3月11日(愛知県公立の合格発表3月8日の後)。推薦は専願 |
| 費用は? | 入学金200,000円(一般は前納金20,000円+後納金180,000円)。受験料14,000円。奨学生(特待生)制度と授業料の補助制度あり |
🏫 名古屋大谷高校とはどんな学校?
名古屋大谷高等学校は、名古屋市瑞穂区にある私立の高校で、学校法人尾張学園が運営しています。
旧校名は尾張高等学校で、同じ学園に豊田大谷高等学校があります。
普通科と商業科があり、男女の生徒が学びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒467-8511 愛知県名古屋市瑞穂区高田町4-19 |
| 最寄り駅 | 名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂区役所」駅の4番出口から徒歩4分 |
| 電車での目安 | 名古屋駅から桜通線で17分。金山駅から名城線・桜通線で18分(新瑞橋駅で乗り換え) |
| 学科・コース | 普通科(特別進学・特別選抜・福祉・医療進学・文理進学)、商業科 |
| 募集人員(令和9年度・予定) | 特別進学30名・特別選抜30名・福祉・医療進学80名・文理進学262名・商業科105名(合計507名) |
| 出願方法 | インターネット出願(志願者登録と受験料の支払いは24時間可能) |
※校名が似た京都・大阪・豊田などの「大谷高校」は別の学校です。出願前に、校名と所在地(名古屋市瑞穂区)を必ず確認してください。
📜 沿革と校風
学校の歴史は、江戸時代の1827年に東本願寺名古屋別院に設けられた学びの場にさかのぼると紹介されています。
1908年に私立尾張中学校として認可され、1936年に現在の瑞穂区高田町へ移りました。
1948年に尾張学園尾張高等学校となり、1984年に名古屋大谷高等学校へ改称しました。同じ年に、豊田分校(現在の豊田大谷高等学校)が開校しています。
1999年に男女共学が始まり、2009年には特別選抜コースが新設されました。
| 年 | 主なできごと |
|---|---|
| 1827年 | 東本願寺名古屋別院に学びの場が設けられる |
| 1908年 | 私立尾張中学校として認可 |
| 1936年 | 現在の瑞穂区高田町へ移転 |
| 1948年 | 尾張学園尾張高等学校となる |
| 1984年 | 名古屋大谷高等学校へ改称。豊田分校(現・豊田大谷高等学校)が開校 |
| 1999年 | 男女共学を開始 |
| 2009年 | 特別選抜コースを新設 |
校風の土台にあるのは、真宗大谷派(仏教)の教えです。
必修の宗教の時間があり、新入生は東本願寺へ研修に出かけます。
行事は、体育祭、文化祭、ソフトボール大会、修学旅行、耐寒訓練などがあります。
部活動がさかんで、陸上競技部などは全国規模の大会で結果を出しています。
勉強と部活動の両立が、学校全体のテーマになっています。
🎓 コースの特徴と進路
名古屋大谷高校は、普通科が4つのコース、商業科が1つの、合計5つに分かれて募集します。
どのコースを選ぶかで、入試の教科数や、その後の学び方が変わります。
| コース | 定員 | めざす進路(学校の説明) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 特別進学コース(特進) | 30名 | 国公立大学・難関私立大学 | 1年次から入試対策。塾に通わなくても受験に備えられる授業体制をうたっています |
| 特別選抜コース(選抜) | 30名 | 国公立大学・有名私立大学 | 文武両道が基本。指定部活動を決めて志願時に登録します。当日の復習と予習を組み合わせた学習 |
| 福祉・医療進学コース(福・医) | 80名 | 福祉・保育系、看護・医療技術系の学校 | 福祉進学クラスは介護職員初任者研修の資格取得をめざし、医療進学クラスは看護医療系の学校へ進めるよう学力を高めます |
| 文理進学コース(文理) | 262名 | 大学・専門学校 | 文系・理系の多様な適性に合わせた授業。早い時期から自己発見のリサーチを行います |
| 商業科 | 105名 | 大学・専門学校・企業への就職 | 簿記や情報、ビジネス系の検定に取り組みます。表計算・ワープロ・プレゼンのソフトを使いこなすスキルを身につけます |
特別進学コース、特別選抜コース、福祉・医療進学コース、文理進学コースは、募集要項の記載にもとづいています。
第2志望まで、科・コースを選ぶことができます(一般入試)。
📊 偏差値の目安(コース別)
愛知の私立高校のなかでは、中堅から中堅上位に入る位置づけです。
| コース | 偏差値の目安 | 一般入試の教科 |
|---|---|---|
| 特別進学コース | 50〜54前後 | 国語・社会・数学・理科・英語(5教科) |
| 特別選抜コース | 40〜48前後 | 国語・社会・数学・理科・英語(5教科) |
| 福祉・医療進学コース | 40〜46前後 | 国語・数学・英語(3教科) |
| 文理進学コース | 40〜46前後 | 国語・数学・英語(3教科) |
| 商業科 | 39〜44前後 | 国語・数学・英語(3教科) |
偏差値は、模試の会社や年度によって数字が変わります。
ここでは、複数の模試・進学情報で示されている数字の幅を、目安としてまとめました。
合格できるかどうかは、偏差値だけでなく、内申点(中学校の成績)と、入試当日の得点で決まります。
🏃 学校生活・部活動・進学実績
授業は、特別進学コースを中心に、7限授業・8限演習・土曜ゼミがあります。
授業のあとは、専用の自習室で自主学習ができます。
長期休暇には、進学補習や合宿も行われます。
1年次から週1回の7限授業で、学力の向上をはかります。
部活動は、勉強との両立をめざす「指定部活動」が用意されています。
指定部活動には、3年間在籍してやり抜く力を身につけます。
| 分類 | 指定部活動(募集要項の記載) |
|---|---|
| 運動部 | 陸上競技・剣道・バスケットボール・ソフトテニス・柔道・サッカー(男子のみ)・硬式野球(男子のみ)・卓球・ハンドボール |
| 文化部 | 演劇・放送・吹奏楽 |
学校の公式サイトでは、陸上競技部が国民スポーツ大会やU20日本選手権などで結果を出したことが報告されています。
ボランティア活動や1日職場体験も、土曜日や夏休みに行われています。
大学の合格実績として、学校の公式サイトには次のような大学名が掲載されています。
| 区分 | 大学名の例 |
|---|---|
| 国公立大学 | 名古屋大学、名古屋市立大学、名古屋工業大学、愛知県立大学、三重大学、岐阜大学、信州大学、富山大学、山梨大学、徳島大学、高知大学など |
| 全国の私立大学 | 早稲田大学、関西大学、立命館大学、日本大学など |
| 地元の私立大学 | 愛知大学、中京大学、南山大学、名城大学など |
指定校推薦については、中部地区のほとんどの大学と、全国の多数の大学に推薦枠があると、学校の公式サイトに書かれています。
商業科は、MOS(Microsoft Office Specialist)、ビジネス計算実務検定、全商の英語検定・情報処理検定、ITパスポートなどの資格に取り組みます。
🗓️ 令和9年度(2027年度)入試日程
名古屋大谷高校の入試は、推薦入試と一般入試の2回です。
令和9年度は、二次入試は実施されません。
日程は、学校の令和9年度生徒募集要項にもとづいています。
| 手続き | 推薦入試 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 志願者登録(ネット出願) | 令和8年12月9日(水)〜令和9年1月8日(金) | 令和8年12月9日(水)〜令和9年1月15日(金) |
| 調査書・出願 | 1月6日(水)〜1月8日(金)午前9時〜午後4時(郵送は1月8日必着) | 1月8日(金)〜1月15日(金)午前9時〜午後4時(郵送は1月15日必着) |
| 受験料 | 14,000円 | 14,000円 |
| 試験日 | 1月13日(水) 集合 午前8時40分 | 1月21日(木) 集合 午前8時40分 |
| 試験会場 | 名古屋大谷高等学校 | 名古屋大谷高等学校 |
| 合格発表 | 1月14日(木)午後4時(合否発表サイト) | 1月25日(月)午後4時(合否発表サイト) |
| 入学手続き | 入学金200,000円を1月19日(火)午後3時までに納入 | 前納金20,000円を2月1日(月)午後3時まで、後納金180,000円を3月11日(木)午後3時まで |
| オリエンテーション | 3月24日(水)(保護者同伴) |
志願者登録の初日は午前10時から、最終日は午後3時までです。
電話での合否の問い合わせには応じてもらえません。合否は、受験票控えにある合否発表サイトで確認します。
📝 入試の種類(推薦入試と一般入試)
| 項目 | 推薦入試 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 出願の条件 | 令和9年3月に中学校を卒業見込みの者。本校のみを志願する者。心身ともに健康で、学力・人物ともに優れ、中学校長が推薦する者 | 原則として令和9年3月に中学校を卒業見込みの者。心身ともに健康で、学力・人物ともに優れ、3年間の学校生活をやり通せる者 |
| 専願・併願 | 専願(本校のみを志願) | 募集要項に専願の条件の記載なし |
| 選抜の方法 | 3教科の学力試験と個人面接 | 学力試験(コースにより3教科または5教科)と調査書 |
| 科・コースの選択 | 第2志望まで選べる | 第2志望まで選べる |
| 提出書類 | 調査書(中学校から、Web・郵送・持参) | 調査書(中学校から、Web・郵送・持参) |
推薦入試は、中学校長の推薦が必要で、本校だけを受ける専願の入試です。
一般入試は、中学校長の推薦は不要で、募集要項には専願の条件が書かれていません。
推薦で出願できる内申の基準は、募集要項の表面には載っていません。中学校の先生と、学校の入試説明会で確認しましょう。
📚 試験科目・時間・配点
試験は、すべてマークシート方式です。
| 区分 | 教科・時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 推薦入試(全コース共通) | 国語・数学・英語。3教科で60分(9:00〜10:00)。そのあと個人面接(10:30〜) | 各教科50点、合計150点満点。面接あり |
| 一般入試 特別進学コース・特別選抜コース | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科。各40分 | 国語・数学・英語は各100点。社会・理科の配点は募集要項で確認 |
| 一般入試 福祉・医療進学コース・文理進学コース・商業科 | 国語・数学・英語の3教科。各40分。英語にリスニングあり | 各教科100点、合計300点満点 |
一般入試の時間割は、次のとおりです(予定)。
3教科の受験生は、英語のあとアンケートを書いて、順次帰宅します。
特別進学・特別選抜の受験生は、昼食(持参)をとってから、社会・理科を受けます。
| 時間 | 教科 | 対象 |
|---|---|---|
| 9:05〜9:45 | 数学 | 全コース |
| 10:15〜10:55 | 国語 | 全コース |
| 11:25〜12:05 | 英語(リスニングあり) | 全コース(3教科の受験生はここまで) |
| 13:05〜13:45 | 社会 | 特別進学・特別選抜 |
| 14:15〜14:55 | 理科 | 特別進学・特別選抜 |
試験時間は予定で、状況により変更になる場合があります。
持ち物は、受験票、筆記用具(HB以上の鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)、上履き、飲みもの、マスク(必要に応じて)です。特別進学・特別選抜の受験生は昼食を持参します。
👥 募集人員の見方
令和9年度の募集人員(予定)は、5つの科・コースの合計で507名です。
| 科・コース | 募集人員(予定) | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 特別進学コース | 30名 | 約6% |
| 特別選抜コース | 30名 | 約6% |
| 福祉・医療進学コース | 80名 | 約16% |
| 文理進学コース | 262名 | 約52% |
| 商業科 | 105名 | 約21% |
文理進学コースが最も大きく、全体の半分ほどを占めます。
特別進学コースと特別選抜コースは各30名と少人数なので、5教科の力が必要です。
この募集人員には、推薦入試と一般入試の両方が含まれる(予定)ので、実際の入試では、定員の枠がどれだけ残るかも、学校の入試説明会で聞いておくと安心です。
🤝 公立高校との併願と、手続きの期限
愛知県の私立高校の一般入試は、令和9年度は1月20日(水)・21日(木)・22日(金)の3日間に行われる予定です。
名古屋大谷高校の一般入試は、そのうちの1月21日(木)です。
愛知県の公立高校は、学力検査が2月24日、合格発表が3月8日の予定です(愛知県教育委員会の発表による)。
私立の入試日程と公立の仕組みは、愛知県の私立高校入試2027(日程・推薦と一般)と、愛知県公立高校入試2027の日程と仕組みで詳しくまとめています。
| 月日 | できごと |
|---|---|
| 1月13日(水) | 名古屋大谷高校 推薦入試(愛知の私立の推薦・特色入試の試験日) |
| 1月14日(木) | 推薦入試の合格発表(午後4時) |
| 1月19日(火) | 推薦入試の合格者は入学金200,000円を納入(午後3時まで) |
| 1月21日(木) | 名古屋大谷高校 一般入試 |
| 1月25日(月) | 一般入試の合格発表(午後4時) |
| 2月1日(月) | 一般入試の合格者は前納金20,000円を納入(午後3時まで) |
| 2月24日(水) | 愛知県公立高校 学力検査 |
| 3月8日(月) | 愛知県公立高校 合格発表 |
| 3月11日(木) | 後納金180,000円の納入期限(午後3時まで)。公立の合格発表の3日後 |
一般入試の合格者は、入学金200,000円を「前納金20,000円」と「後納金180,000円」の2回に分けて納めます。
後納金の期限は3月11日で、公立高校の合格発表(3月8日)より後です。
そのため、公立高校を第1志望にしている人でも、公立の結果を見てから、進学先を最終決定しやすい日程になっています。
前納金の取り扱い(公立の結果によって入学を取りやめた場合など)は、募集要項と学校の入試説明会で確認してください。
推薦入試は、本校のみを志願する専願です。合格したら、本校に入学することが前提になります。
公立高校を第1志望にするなら、一般入試で受けるのが基本の組み立てです。
💴 学費と支援制度
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 受験料 | 14,000円(推薦・一般とも)。納入後は、原則として返金されません |
| 入学金 | 200,000円(推薦は1月19日までに一括。一般は前納金20,000円+後納金180,000円) |
| 授業料などの納付金 | 令和9年度の納付金の納付時期、授業料等補助の方法・時期は、決まり次第、学校のホームページで公表される予定です |
| 国・県の授業料等の補助 | 募集要項には、高等学校全日制の補助上限額(年額)として457,200円と200,000円の表があります(令和8年度の内容)。市町村にも補助制度があります |
愛知県では、令和8年度から、私立高校の授業料と入学納付金の支援に所得制限がなくなりました。
くわしい内容は、愛知県と学校の最新の案内で確認してください。
名古屋大谷高校には、学校独自の支援制度があります。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 学業奨学生1 | 学業支援金(24万円)を給付 |
| 学業奨学生2 | 学業支援金(12万円)を給付 |
| 学業奨学生3 | 学業支援金(6万円)を給付 |
| 技能奨学生A | 入学時支援金(20万円)と技能支援金(24万円)を給付 |
| 技能奨学生B | 入学時支援金(10万円)と技能支援金(12万円)を給付 |
| 技能奨学生C | 技能支援金(6万円)を給付 |
| 入学支援制度 | 兄姉が本学園に在学中/兄弟姉妹が同時入学/父母・兄姉が本学園の同窓生のいずれかに当てはまる場合、制服夏冬一式セット代金と体操服セット代金の相当額を、入学後に還付 |
| 大学進学奨励金 | 現役で国公立大学に合格した場合に10万円、入学した場合にさらに10万円を贈呈 |
奨学生(特待生)の選考は、区分によって、学習成績と入試点で選ぶ場合と、日頃の学習成績などで選んで進級時に通知する場合があります。
対象となる部活動や、細かい条件は、募集要項の表で確認してください。
✏️ 教科別の出題傾向・勉強法・教材
名古屋大谷高校の入試は、募集要項に出題形式が書かれています。
国語・数学・英語は各40分・各100点のマークシート方式で、英語にはリスニングがあります。
特別進学コースと特別選抜コースは、これに理科・社会(各40分)が加わります。
過去問題の公開の有無は、学校の入試説明会や公式サイトのお知らせで確認してください。
ここでは、募集要項の出題形式と、愛知県の入試で標準的に問われる範囲をもとに、教科ごとの準備をまとめます。
マークシート方式なので、漢字・語句・文法などの知識問題と、説明的文章・文学的文章の読解を、選択肢から選ぶ形式が中心です。古文・漢文の基礎が問われる年度もあります。大問の構成は年度で変わるため、どの形式でも対応できる読み方を身につけます。
▼ 勉強法
① 漢字・語句・文法は、毎日10分でも続けて、試験時間の最初の数分で取り切れる状態にします。② 説明的文章は、筆者の主張と、その理由を線でつなぎながら読みます。③ 文学的文章は、登場人物の気持ちが変わった場面に印をつけ、根拠になる本文の一文を探す練習をします。④ 選択肢は「本文のどこと合っているか」を指で示してから選びます。時間配分の目安は、知識8分・説明文12分・小説12分・古文5分・見直し3分です。
▼ 対策教材
文法・知識の整理は『自由自在 中学国語』(受験研究社)。読解の演習は『全国高校入試問題正解 分野別過去問 国語』(旺文社)。仕上げは、『愛知県公立高等学校 2027年度受験用』(英俊社)の過去問で、40分で解く練習をします。
計算、方程式、関数(一次関数・y=ax²)、図形(角度・合同・相似・円・三平方の定理)、確率、データの活用が、愛知県の入試で標準的に問われる範囲です。マークシート方式のため、答えを数字や記号で解答欄にマークする形式に慣れておく必要があります。
▼ 勉強法
① 前半の小問(計算・方程式・小問集合)を、速く正確に解く練習を最優先にします。② 関数と図形は、「グラフに点を打つ」「図に等しい長さ・角を書き込む」ところから始めます。③ 解いたあとは、答えが合っていても「別の解き方」を1つ考えて、理解を固めます。④ 40分で見直しの時間を確保するため、1問に使う時間の上限を決めておきます。
▼ 対策教材
解法の確認は『チャート式 中学数学』(数研出版)。基礎〜標準の演習は『ニューコース問題集 中学数学』(学研)。入試レベルの練習は『全国高校入試問題正解 分野別過去問 数学』(旺文社)。
リスニング、文法・語彙、会話文、長文読解という構成が、愛知県の入試で標準的に出題される形式です。一般入試は英語にリスニングがあり、試験当日は音声を聞いて答えます。
▼ 勉強法
① 単語は、1日30語を目安に、音と意味をセットで覚えます。② 中1〜中3の文法を、「be動詞・一般動詞・時制・不定詞・動名詞・受け身・現在完了・関係代名詞」の順に、例文ごと覚えます。③ 長文は、1日1題、時間を計って読み、わからなかった単語と文を書き出します。④ リスニングは、毎日10分、同じ音声を3回聞いて、スクリプトで確認します。
▼ 対策教材
単語は『高校入試 ランク順 中学英単語1850』(旺文社)。文法・長文は『ニューコース問題集 中学英語』(学研)。リスニング付きの過去問は『愛知県公立高等学校 2027年度受験用』(英俊社。リスニング音声はウェブサイトで再生できます)。
物理・化学・生物・地学の4分野から出題されるのが標準です。用語を答える問題と、実験結果のグラフや表から考察する問題、計算問題(電流、力、濃度、密度など)が組み合わさります。
▼ 勉強法
① 分野ごとに、実験の目的→手順→結果→考察を、1枚のノートにまとめます。② 計算問題は、公式と単位をセットで書き出してから解きます。③ グラフは、軸の名前と単位を最初に確認します。④ 中3の範囲は、年内に1回通して終わらせます。
▼ 対策教材
『ニューコース問題集 中学理科』(学研)で基礎を固め、『全国高校入試問題正解 分野別過去問 理科』(旺文社)で入試問題に慣れます。
地理・歴史・公民の3分野から出題されるのが標準です。地図・グラフ・年表・統計などの資料を読み取って答える問題が多く、公民では、時事的な話題も出ます。
▼ 勉強法
① 地理は、白地図に、都道府県・山脈・河川・平野を書き込みます。② 歴史は、年表を、「政治・社会・外国との関係」の3列にして整理します。③ 公民は、制度(三権分立・選挙・社会保障)の仕組みを、図にして説明できるようにします。④ 資料問題は、「何を比べているのか」を最初に言葉にしてから選択肢を見ます。
▼ 対策教材
『ニューコース問題集 中学社会』(学研)で基礎を固め、『全国高校入試問題正解 分野別過去問 社会』(旺文社)で入試問題に慣れます。
推薦入試は、3教科を60分で解くマークシート方式(各50点・150点満点)のあと、個人面接があります。学力試験は基礎的な問題が中心になると考えて、取りこぼしを減らす準備をします。
▼ 勉強法
学力試験は、中1〜中3の基礎事項の総復習が土台です。面接は、「志望理由」「中学校生活で力を入れたこと」「入学後にやりたいこと」を、1分で話せるようにまとめます。志望するコースと、指定部活動(特別選抜コース)の理由も、自分の言葉で説明できるようにします。
▼ 準備のコツ
面接は、家族や先生と、何度か練習します。話す内容は、暗記ではなく、メモのキーワードをもとに、自分の言葉で話すのがおすすめです。
⏰ いつから何を始める? 中3の1年間の進め方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4〜6月 | 中1・中2の英語・数学の総復習。1学期の定期テストで、内申点(9教科)を確実に取る |
| 7〜8月 | 夏休みに、入試範囲の弱点を洗い出す。志望コースの候補を2つに絞り、学校説明会・オープンスクールの予定を立てる |
| 9〜10月 | 学校説明会・入試説明会に参加。模試で、現在の偏差値と、志望コースとの差を確認する |
| 11〜12月 | 過去問や、40分・マークシートの形式で、教科ごとの演習を始める。2学期の成績(内申)を確認。12月9日から、ネット出願の志願者登録が始まる |
| 1月 | 推薦入試(13日)と一般入試(21日)。直前は、新しい問題集に手を広げず、間違えた問題の見直しを中心にする |
| 2月 | 公立高校の出願と、学力検査(24日)に向けた最終調整 |
| 3月 | 公立の合格発表(8日)。名古屋大谷高校の後納金の期限(11日)、オリエンテーション(24日) |
📐 内申点と当日点の考え方
愛知県の内申点は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科と、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科、あわせて9教科の5段階評定で表されます。
9教科すべて5なら、合計は45点満点です。
名古屋大谷高校の募集要項には、内申点の基準や、内申点と当日点の比率は書かれていません。
推薦入試を考えている人は、中学校の先生に、学校から示されている基準を確認してもらいましょう。
愛知県全体の内申点と入試の関係は、愛知の内申点で行ける高校はどこ?と、内申点の計算早見表(都道府県別)も参考にしてください。
| 入試 | 主に見られるもの | 準備の中心 |
|---|---|---|
| 推薦入試 | 3教科の学力試験(各50点)、個人面接、調査書 | 基礎の取りこぼしを減らす。面接で、志望理由を自分の言葉で話す |
| 一般入試(3教科のコース) | 国語・数学・英語(各100点)、調査書 | 当日点の比重が大きい。40分で解く力と、マークシートの正確さ |
| 一般入試(特別進学・特別選抜) | 5教科の学力試験、調査書 | 理科・社会も含めた5教科の底上げ。得意教科でカバーする組み立て |
🧭 併願校の組み立て方
愛知県では、私立の一般入試が1月20日・21日・22日の3日間にあり、試験日が違えば、最大3校まで受けることができます。
名古屋大谷高校の一般入試は1月21日(木)です。
同じ21日には、ほかの私立も試験を行うため、日にちが重ならない組み合わせを、早めに決めておきましょう。
| 志望の考え方 | 組み立ての例 |
|---|---|
| 公立高校を第1志望にする | 私立は「通ってもよい学校」を選ぶ。名古屋大谷高校は、一般入試(1月21日)で受け、公立の発表(3月8日)後の3月11日まで、後納金を待てる日程を活かす |
| 私立を第1志望にする | 推薦入試(1月13日)と、一般入試(1月21日)のどちらで受けるか、中学校の先生と相談する。推薦は専願なので、コースの志望を固めてから出願する |
| コースで迷っている | 第2志望まで選べる一般入試で、特別進学・特別選抜と、ほかのコースを組み合わせて出願する方法がある。学校の入試説明会で、コース変更の扱いを聞いておく |
学校ごとの試験日の組み合わせは、愛知県の私立高校入試2027の日程表も使って、確認してください。
同じ学園の豊田大谷高校の記事もあります。
👪 保護者のよくある3つの質問
入学金は200,000円です(一般は前納金20,000円と後納金180,000円)。授業料などは、国・県の補助制度と、学校独自の奨学生制度があります。令和9年度の納付金の詳細は、決まり次第、学校のホームページで公表される予定です。
学校は、勉強と部活動の両立を方針にしています。特別選抜コースは、指定部活動を決めて出願します。7限授業・8限演習・土曜ゼミ、自習室などの学習環境があります。
一般入試は、募集要項に専願の条件が書かれていません。後納金の期限が3月11日で、公立の合格発表(3月8日)のあとです。推薦入試は、本校のみを志願する専願です。
📅 学校説明会・入試説明会の日程
| 区分 | 日程(令和8年度) | 内容 |
|---|---|---|
| 学校説明会 | 10月24日(土)(開催済み)/11月7日(土) | 8:30入場開始。学校概要説明、コース説明(映像)。希望者は、部活動見学会、校納金等説明会、個別相談会 |
| 入試説明会 | 11月21日(土) | 8:30入場開始。学校概要説明、入試説明(映像)。希望者は、校納金等説明会、個別相談会 |
会場は、名古屋大谷高校です。
申し込みは、学校の公式サイトにある「学校説明会申込」から行います。
日程は変わることがあるため、参加前に、学校の公式サイトで最新の案内を確認してください。
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名古屋大谷高校を目指す人には、次のような進め方を提案しています。
| 場面 | 進め方 |
|---|---|
| コース選び | 現在の成績と、将来の進路から、3教科のコースか、5教科の特別進学・特別選抜かを一緒に考える |
| 推薦入試 | 3教科の学力試験(各50点)と面接に向けて、基礎の取りこぼしを減らす。志望理由を言葉にする練習もする |
| 一般入試 | 40分・マークシートの形式に合わせて、時間配分と見直しの手順を練習する。過去問と同じ形式の演習を増やす |
| 内申点 | 中学校の定期テストの対策を、学校の進度に合わせて行い、9教科の評定を守る |
| 併願の計画 | 公立高校との日程や、ほかの私立との組み合わせを、保護者の方と一緒に整理する |
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授業の進め方や、お子さんとの相性を、実際に確かめてください。
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📝 まとめ
名古屋大谷高校の令和9年度入試は、推薦入試が1月13日、一般入試が1月21日です。
一般入試は、3教科のコースと、5教科の特別進学・特別選抜で、科目が分かれます。
試験時間は各教科40分で、マークシート方式です。
合格発表の後、入学金の後納金は3月11日まで待てます。
公立高校(学力検査は2月24日、合格発表は3月8日)との併願を考える人にとって、日程を組み立てやすい学校です。
コースによって必要な力が違うため、早めに志望コースを決めて、教科ごとの対策を進めましょう。
学校説明会・入試説明会は、11月7日・11月21日にあります。
気になる点は、説明会で直接質問してみてください。
❓ よくある質問(FAQ)
A:1月21日(木)です。推薦入試は1月13日です。日程は、募集要項で最終確認をしてください。
A:3教科のコースは国語・数学・英語、特別進学・特別選抜は5教科です。各教科40分で、マークシート方式です。
A:一般入試は併願ができます。後納金の期限が3月11日で、公立の合格発表(3月8日)のあとです。推薦入試は、本校のみを志願する専願です。
A:入学金は200,000円です。一般入試の場合は、前納金20,000円と後納金180,000円に分けて納めます。授業料などの詳細は、学校の発表を確認してください。
A:コースによって異なります。進学や特別選抜などの上位コースは、民間の資料で偏差値50前後とされています。最新の目安は、模試の結果と学校説明会の情報で確認してください。
A:初回体験授業(60分)は無料です。ご家庭のパソコンやタブレットで、オンラインで受けられます。
更新日:2026年10月25日
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