下松高校は、山口県下松市にある県立の全日制高校です。全日制の普通科で、特色選抜と第一次募集の両方の入試があります。
2027年度(令和9年度)の入試は、特色選抜(出願は1月26日から、面接等は2月9日)と、第一次募集(学力検査は3月9日(火)、合格発表は3月16日(火))の2本立てです。令和8年度の入試で、下松高校の第一次募集の倍率は1.1倍でした(令和7年度は0.8倍)。
🏫 山口県立下松高等学校とはどんな学校?
下松高校の所在地は、下松市若宮町12番1号です。公式サイトによると、校舎は下松市街と笠戸湾を見渡す丘の上にあり、周囲は自然に囲まれていて、創立以来「山の学校」として親しまれてきました。昭和19年(1944年)に下松女子商業学校として設置が認められ、昭和23年(1948年)に下松高等学校となり、昭和24年(1949年)に現在地へ新しい校舎が完成して移りました。令和6年(2024年)には創立80周年の式典が行われ、約2万人の卒業生を送り出しています。
校訓は「至誠一貫・進取創造・協力和親」、学校教育目標は「大人として自らを律し未来を拓く力の育成」です。校長のあいさつには、国公立大学など上級学校への進学を目指す学習指導を行っていること、部活動も盛んで中国大会や全国大会に出場していること、学年を越えて仲が良く落ち着いた雰囲気であることが書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 下松市若宮町12番1号 |
| 学科 | 全日制の普通科 |
| 令和9年度の入学定員 | 170人 |
| 令和8年度の入学定員 | 180人 |
| 令和8年度の特色選抜等の合格内定者数 | 36人 |
| 令和8年度の倍率(第一次募集) | 1.1倍(令和7年度 0.8倍) |
※所在地・学科・学校の特色は各校の公式サイト、入学定員は県の「令和9年度入学定員」、募集定員・第一志願者数・倍率は県の発表資料によります。令和7年度は推薦入学等、令和8年度は特色選抜等の合格内定者数を使っています。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
下松高校の第一次募集の倍率は、令和7年度が0.8倍、令和8年度が1.1倍で、0.3ポイント上がりました。第一志願者数は、130人から158人に、28人ふえました。入学定員は、どちらの年度も180人です。募集定員(入学定員から合格内定者数を引いた人数)は、164人から144人になりました。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 入学定員 | 180人 | 180人 |
| 推薦入学等・特色選抜等の合格内定者数 | 16人 | 36人 |
| 第一次募集の募集定員 | 164人 | 144人 |
| 第一志願者数 | 130人 | 158人 |
| 倍率(第一志願者数÷募集定員) | 0.8倍 | 1.1倍 |
※「募集定員」は、入学定員から、推薦入学等(令和7年度)・特色選抜等(令和8年度)の合格内定者数を引いた人数です。「第一志願者数」は、その合格内定者を除いた、第一次募集に第一志望で出願した人数です(県の発表)。倍率は、県の発表の数字(第一志願者数÷募集定員)で、小数第1位までです。令和8年度から、推薦入学に代わって特色選抜が始まりました。

💡 倍率1.1倍は、どう読めばいい?
令和8年度の第一次募集は、県全体の全日制で0.96倍でした。下松高校の1.1倍は、県全体の0.96倍より高く、募集定員より多くの人が第一志望で出願した、ということです。
令和9年度の入学定員は170人で、令和8年度(180人)より10人少なくなります。募集定員は、入学定員から特色選抜等の合格内定者数を引いて決まるので、倍率の動きは年度ごとに確かめましょう。
山口県の第一次募集は、まず第一志願者から合格内定者を決め(前段選抜)、次に、前段で内定しなかった第一志願者と第二志願者から決めます(後段選抜)。倍率が1.0倍を下回っていても、学力検査と調査書の結果で決まることに変わりはありません。倍率の数字だけで志望校を変えず、日ごろの評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 選抜 | 主な日程 |
|---|---|
| 特色選抜 | 出願 1月26日(火)〜2月2日(火)午前10時/個人面接・学校独自検査 2月9日(火)(1日で終わらない学校は2月10日(水)も)/合格内定の通知 2月16日(火)午前10時以降 |
| 第一次募集 | 出願 2月17日(水)〜2月25日(木)午前10時/学力検査 3月9日(火)/合格発表 3月16日(火)午前10時(特色選抜の合格発表も同時) |
| 第二次募集 | 実施校・学科の発表 3月16日(火)/出願 3月17日(水)〜3月19日(金)午後2時/個人面接など 3月24日(水)/合格通知 3月25日(木)正午 |
※日程は、県の「令和9年度山口県公立高等学校入学者選抜〈実施大綱〉」によります。第一次募集の出願の前に、2月5日(金)時点で、中学校が第一志望の志願状況を調べます。出願はインターネット(WEB出願)です。
特色選抜(学力検査によらない選抜)
特色選抜は、令和8年度の入試から、推薦入学に代わって始まった選抜です。大綱では、次の人が受けられます。中学校を卒業見込みであること、その学校・学科への適性や興味・関心があり志願理由がはっきりしていること、教育課程を修了する力があること、学校長が定める出願要件を満たすこと。合格内定となったときは入学を約束することも求められます。
選抜は、調査書・志願理由書・個人面接・学校独自検査などをもとに、高等学校長が行います。学校独自検査の中身(小論文、作文、口頭試問、基礎学力検査、実技検査など)は学校ごとにちがいます。下松高校の検査の内容と出願要件は、県の「アドミッション・ポリシー・出願要件・学校独自検査の概要」と、学校の案内でご覧ください。特色選抜で内定しなかった場合も、第一次募集に出願できます。
第一次募集(学力検査+調査書)
学力検査は、国語・数学・英語(リスニングを含む)・社会・理科の5教科で、各教科50点、合計250点です。全校で同じ問題で、1教科50分、時間割は次のとおりです(大綱による)。
| 教科 | 時間 |
|---|---|
| 国語 | 9:00〜9:50 |
| 数学 | 10:10〜11:00 |
| 英語(リスニングを含む) | 11:20〜12:10 |
| 社会 | 13:00〜13:50 |
| 理科 | 14:10〜15:00 |
大綱では、高等学校長は調査書を重視し、調査書の「学習の記録」と学力検査の成績を同等に取り扱うとされています。「学習の記録」以外の記載事項や、面接・小論文・実技検査の結果も、十分に考慮されます。面接は、学力検査の前日・当日・翌日のうち校長が決めた日時に、小論文と実技検査は学力検査の当日と翌日のうち校長が決めた日時に行われます。行う学校・学科は、県の「各高等学校の選抜方法」で学校ごとに決まっています。傾斜配点(学校や学科が決めた教科の得点を重くする方法)や、調査書等による選抜(入学定員の20%以内)を行う学校・学科も、同じ資料で決まっています。出願の前に、下松高校の欄を見ておきましょう。
考え方の例です。合格ラインではありません。5教科の得点が平均で36点なら合計は180点、平均で41点なら205点で、25点の差になります。1教科あたり5点の差が、合計では25点の差になるということです。調査書の「学習の記録」も同じ重さで見られるので、日ごろの定期テストと提出物で評定を取ることも、当日の1教科5点と同じくらい大切です。県は両者を足し合わせる式を示していません。この記事でも、合計点の式は書きません。ここからは推測です。合否の分かれ目は、学校ごと・年度ごとの受検者の様子で動くので、1点でも多く取る準備をしておくのが安心です。
🎓 下松高校の学びと学校生活
下松高校は、全日制の普通科だけの学校です。公式サイトの教育課程のページによると、1年次は芸術の選択を除いて全員が同じ教科・科目を学び、2・3年次は進路に合わせて文科系と理科系に分かれます。授業は1回50分で、1日6限です。火曜日と木曜日は7限まであります。学期は3学期制です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授業 | 1回50分・1日6限(火・木は7限まで) |
| 学期 | 3学期制 |
| 1年次 | 芸術の選択を除き、全員が共通の教科・科目 |
| 2・3年次 | 進路に合わせて文科系・理科系に分かれる |
| 部活動 | 14団体(美術部、吹奏楽部、茶華道部、棋道同好会、硬式野球部、サッカー部、バレーボール部、文芸新聞部、ハンドボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、陸上競技部、弓道部、放送部) |
1年次の共通の学びで基礎を固めたあと、2年次から文理に分かれるので、中3のうちに「文系と理系のどちらに興味があるか」を少し考えておくと、入学後の選択がしやすくなります。
通学のしかた
公式サイトのアクセスのページには、JR下松駅から防長バス(久保方面行き)で「下松高校入口」で降りる方法、JR久保駅から防長バス(下松駅方面行き)で同じ停留所で降りる方法、JR下松駅またはJR生野屋駅から自転車で10分という案内があります。車で来校するときは裏門から入る、とも書かれています。
🔎 下松高校の倍率で気をつけたいこと
下松高校は、令和7年度から令和8年度にかけて、特色選抜等の合格内定者が16人から36人にふえました。そのぶん、第一次募集の募集定員は164人から144人にへっています。一方で、第一志願者数は130人から158人にふえました。募集定員がへって、志願者がふえたことで、倍率が0.8倍から1.1倍に上がった、という動きです。
令和9年度の入学定員は、令和8年度の180人から170人になります(県の資料による)。特色選抜等で内定する人数は、年度ごとに変わります。募集定員の数字は、合格発表のあとに県が公表するので、出願の前の目安として、前の年度の数字を見ておきましょう。
🔎 県立中堅6校の倍率をくらべると
山口県の県立中堅校のうち、同じ資料から数字をそろえられる6校の第一次募集の倍率です。県の発表の数字(第一志願者数÷募集定員)で、下松高校の行を太字にしています。
| 学校 | 令和7年度 | 令和8年度 | 令和9年度の入学定員 |
|---|---|---|---|
| 下松高校 | 0.8倍 | 1.1倍 | 170人 |
| 新南陽高校 | 1.0倍 | 0.9倍 | 130人 |
| 防府西高校 | 1.3倍 | 0.5倍 | 180人 |
| 山口中央高校 | 1.0倍 | 1.3倍 | 225人 |
| 小野田高校 | 1.0倍 | 0.9倍 | 140人 |
| 豊浦高校 | 0.8倍 | 1.0倍 | 180人 |
募集定員が変わると、同じ人数の志願者でも倍率は変わります。令和9年度の入学定員は、令和8年度から変わる学校があります。倍率は目安のひとつとして見て、志望校は、通学の時間・学校の学びの特色・自分の得意と合うかで決めましょう。
📚 科目別の勉強の進め方
山口県の第一次募集の学力検査は、全校で同じ問題です。ここでは、出題の傾向の数字ではなく、5教科を同じ重さで準備するための進め方を書きます。各教科50点の満点なので、1教科だけ極端に伸ばすより、5教科を安定して取るほうが合計に効きます。
| 教科 | 進め方 |
|---|---|
| 国語 | 漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。記述は、問われていることに答えているかを見直す習慣をつけます |
| 数学 | 計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取ります。解き直しノートで同じミスをなくします |
| 英語 | リスニングは毎日10分でも続けます。単語は意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。長文は、設問の根拠になる一文に線を引く練習をします |
| 社会 | 地図・グラフ・年表の読み取りに慣れます。できごとは、理由とセットで覚えます。分野ごとに、1問1答だけでなく資料問題にも取り組みます |
| 理科 | 用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算問題は、単位まで確かめます。苦手な分野は、図や表で整理し直します |
過去問は、山口県教育委員会のホームページや書店の過去問題集で手に入ります。時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や、入学手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の第一次募集の合格発表は3月16日なので、私立の手続きの期限は、先に各校の募集要項で確かめておきましょう。公立は、2校以上に同時に出願することはできません(同じ学校の別の学科や分校を第二志願にすることはできます)。山口県の入試のしくみは山口県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の対策は山口県の難関公立高校の対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 定期テストと提出物を大切に。中1・中2の内容は、中3の授業と入試の土台なので、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストで評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去問を時間を計って解く。特色選抜を考える人は、学校の案内で出願要件と検査の内容を確かめ、志願理由を言葉にしておく。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1〜2月 | 特色選抜は1月26日〜2月2日に出願、2月9日に面接・学校独自検査。第一次募集は2月17日〜25日に出願。過去問と苦手の仕上げをする |
| 中3 3月 | 3月9日に学力検査、3月16日に合格発表。第二次募集の出願は3月17日〜19日 |
よくいただくご質問
Q. 下松高校でも、特色選抜は受けられますか?
A. 令和8年度の入試では、下松高校で特色選抜等の合格内定者が36人いました。令和9年度の特色選抜は、出願が1月26日(火)〜2月2日(火)午前10時、個人面接・学校独自検査が2月9日(火)、内定の通知が2月16日(火)です。募集の枠や学校独自検査の中身は、県の「アドミッション・ポリシー・出願要件・学校独自検査の概要」と、学校の案内で確かめてください。
Q. 面接はありますか?
A. 特色選抜は、個人面接の結果も選抜の資料になります。第一次募集は、面接を行う学校・学科が県の資料で決まっていて、学力検査の前日・当日・翌日のうち、校長が決めた日時に行われます。下松高校の欄は、出願の前に県の「各高等学校の選抜方法」で見ておきましょう。
Q. 評定と当日の点数は、どちらが大切ですか?
A. 県の大綱は、調査書の「学習の記録」と学力検査の成績を同等に取り扱うとしています。学力検査は5教科で250点満点です。どちらか一方ではなく、日ごろの評定と、当日の得点の両方を上げることが大切です。
Q. 倍率が1.0倍より低ければ、受かりやすいのですか?
A. 倍率は、第一志願者数を募集定員で割った数字で、毎年変わります。1.0倍を下回っても、選抜は学力検査と調査書などの結果で行われます。倍率の数字だけで決めず、評定と当日の得点を上げる準備を続けましょう。
Q. 志望校を2つ書くことはできますか?
A. 大綱では、2校以上の学校に同時に出願することはできません。同じ学校の別の学科や分校を、第二志願として出願することはできます。
Q. 下松高校の志願者がふえた年に、特色選抜を受けるべきですか?
A. 特色選抜を受けるかどうかは、志望理由や、学校が求める人物像と自分が合うかで決めます。倍率の数字だけで決めないようにしましょう。特色選抜で内定しなかった場合も、第一次募集に出願できます。
※出典:下松高校の所在地・学科・特色は、学校の公式サイトによります。山口県教育委員会「令和8年度山口県公立高等学校第一次募集入学志願者数について(訂正)」(令和8年2月27日)、「令和7年度山口県公立高等学校第一次募集入学志願者数について」(令和7年2月21日)、「令和9年度山口県公立高等学校入学者選抜〈実施大綱〉」「令和9年度山口県公立高等学校入学定員」「令和9年度入学者選抜における各高等学校の選抜方法」。最新の情報は山口県教育委員会の高校入試のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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下松高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、下松高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


