桐朋女子高等学校を目指す方から多いご相談が、「9月から何を、どの順番でやればいいのか」です。残り時間は限られています。ここでは科目ごとの時間配分と、過去問をいつから始めるかを具体的にまとめます。
この記事でわかること
9月の時間配分(英語・数学・国語・内申)
英語|秋にやるべきことと、手を出してはいけないもの
数学|捨てる問題を決めると点が上がる
国語|記述で減点される4パターン
過去問は11月から。理由と使い方
9月の時間配分
| 項目 | 配分 | 理由 |
|---|---|---|
| 英語 | 35% | 積み上げ科目。いま始めないと間に合わない |
| 数学 | 30% | 中1・中2の穴が残っていると応用に進めない |
| 国語 | 20% | 記述の型を覚えるだけで数点上がる |
| 定期テスト対策 | 15% | 2学期の成績は直接効く。切り離してはいけない |
◎ 9月にやるべきことは1つです
「いま解けない問題を1つ減らす」。難しい問題集を増やすことでも、勉強時間を伸ばすことでもありません。中1・中2の穴を埋めるのが最優先です。
英語|秋にやること
1単語を「見て1秒」にする
いま持っている単語帳を1冊、9月中に仕上げてください。新しい単語帳に手を出すのは絶対にやめること。1文に2語わからない単語があると、長文の速度は半分になります。
2中2の「動詞の形」に戻る
不定詞・分詞・関係代名詞でつまずく子の多くは、実は中2の動詞の扱いで止まっています。難しい単元に進む前に、そこを確認してください。
3長文は1日1本、前から読む
後ろから訳す癖があると時間が足りません。スラッシュを入れて前から意味を取る練習を、量は少なくていいので毎日続けてください。
数学|捨てる問題を決める
最初の3分でやること
☑ 全問にざっと目を通す
☑ 「すぐ解ける」「時間をかければ解ける」「無理」の3つに仕分ける
☑ すぐ解けるものから順に処理する
☑ 「無理」には手をつけない。その分を見直しに回す
✕ やってはいけない:新しい応用問題集を買う
9月に始めると終わりません。いまある教材の、間違えた問題だけを3周するほうが確実に点になります。
国語|記述で減点される4パターン
| パターン | 直し方 |
|---|---|
| 本文の言葉を使っていない | 言い換えすぎない。本文の表現を骨組みに使う |
| 聞かれたことに答えていない | 「なぜか」なら文末を「〜から。」に。形式で防げる |
| 字数が足りない/超える | 指定字数の8〜9割にまとめる |
| 要素が1つ足りない | 設問の条件を解く前に赤で囲む |
いまの科目バランスを、一緒に見直しませんか
模試の結果と通知表をお持ちいただければ、「どこを伸ばすと合計点が一番上がるか」を具体的にお出しします。初回のご相談・体験授業は無料です。
過去問は11月から
| 時期 | 分量 | |
|---|---|---|
| 1周目 | 11月 | 1年分ずつ、時間を計って。点が出なくてよい |
| 2周目 | 1月 | 落とした問題だけ。新しい年度を増やさない |
| 合計 | — | 5年分を2周が目安 |
◎ 9月に過去問を解いてはいけません
土台ができていない段階で解くと、点が出ないという情報しか得られず、自信を削るだけです。11月からで十分間に合います。
※入試科目・配点・出願方式・日程は年度によって変わります。必ず学校が公表している最新の募集要項でご確認ください。
よくあるご質問
Q. いま偏差値が5〜10ポイント足りません。
A. 9月時点で届いていない状態から合格した生徒は毎年います。ただし「何が足りないか」を正確に把握できている場合に限ります。模試を大問別に分解するところから始めてください。
Q. 3教科のうち1教科だけ極端に低いです。
A. まずそこを埋めてください。合計点で見ると、低い科目を底上げするほうが上げ幅が大きいのが普通です。
Q. 2学期の内申はどれくらい大事ですか。
A. 扱いは入試方式によって異なるため、まず募集要項で確認してください。ただし提出物と定期テストは、どの方式でも損になりません。
Q. 塾に通いながらでも対策できますか。
A. できます。ただし宿題が二重になると回らないので、どちらを主にするかを先に決めてください。
Q. 併願はどう組めばいいですか。
A. チャレンジ・実力相応・確実の3層で3〜5校が目安です。1月中に「確実」を1つ受けて合格を確保できると、2月に攻めた戦い方ができます。
※合格を保証するものではありません。入試科目・配点・出願方式・日程は年度によって変わります。必ず学校が公表する最新の募集要項をご確認ください。


