結論:海星高等学校の入試の要点
- 普通科の推薦は1月16日、一般は1月25日です
- 一般入試は5教科のマーク式で、リスニングはありません
- 入学金50,000円の納入期限は2月10日です
- 出題除外範囲(10月20日発表)を勉強計画に入れましょう
必ず学校の公式情報で確認してください。
🏫 海星高等学校とはどんな学校か
海星高等学校は、三重県四日市市にある私立の高校です。カトリックの学校で、男女が学ぶ共学校です。ただし、普通科の「進学コース」だけは男子のみの募集です。
この記事では、令和9年度(2027年度)入試について、学校が公表している募集要項をもとに説明します。日程、お金、併願のしくみ、受験までの準備を、順番に見ていきます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 海星高等学校(エスコラピオス学園) |
| 所在地 | 〒510-0882 三重県四日市市追分1-9-34 |
| 種別 | 私立・共学(進学コースは男子のみ募集) |
| 学科・コース | 普通科:国際数理コース、進学特別コース、進学コース/ダブルディプロマ科 |
| 同じ学園の別課程 | 6年制(中高一貫)の教育も行っています |
学科・コースの一覧
令和9年度の募集は、普通科の3コースとダブルディプロマ科です。コースの名前には、学校が使う略称(G・S・K)もあります。
| コース | 略称 | 募集人員(令和9年度) | 男女 |
|---|---|---|---|
| 国際数理コース | G | 1クラス | 男女 |
| 進学特別コース | S | 4〜5クラス | 男女 |
| 進学コース | K | 2〜3クラス | 男子のみ |
| ダブルディプロマ科 | DD | 1クラス | 男女 |
通学のしかた
最寄りは四日市あすなろう鉄道・内部線の「追分駅」です。駅から歩いて約5分(約400m)です。近鉄四日市駅から行くときは、あすなろう鉄道に乗りかえるほか、三交バスの方法もあります。
| 出発地 | 行き方(学校の案内) |
|---|---|
| 近鉄四日市駅 | あすなろう鉄道・内部線で追分駅へ。駅から徒歩約5分 |
| 近鉄四日市駅(バス) | 南7番のりばから20番のバスで追分バス停へ。徒歩約3分 |
| 近鉄四日市駅(バス) | 南7番のりばから51番または53番のバスで追分駅前バス停へ。徒歩約5分 |
| 近鉄塩浜駅 | 自転車で約10分(約2.8km)。スクールバスで約10分 |
| JR南四日市駅 | 徒歩約15分(約1.5km)。自転車で約7分。スクールバスで約5分 |
スクールバスの時刻表は、学校のサイトにPDFがあります。入学後の通い方は、家から近い駅で決めるとよいでしょう。
📜 歴史と教育方針
海星高等学校のはじまりは、1945年(昭和20年)にさかのぼります。桑名市の照源寺で「桑名英学塾」がつくられました。その後、学校の名前や場所が変わり、今の形になっていきます。
あゆみ(学校が公表している年表から)
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1945年 | 桑名市の照源寺に「桑名英学塾」が創設される |
| 1946年 | 民生学園が設立される |
| 1947年 | 四日市市六呂見(現在の所在地)に移り、海星学園と改称 |
| 1950年 | 南山大学附属第2高等学校に改称 |
| 1955年 | 学校法人エスコラピオス学園海星高等学校を開校 |
| 1956年 | 海星中学校を開校 |
| 1972年 | 中学・高校で6年制一貫教育コースを実施 |
| 1994年 | 進学特別コースを開設 |
建学の精神と教育方針
建学の精神は「キリスト教的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格を形成し、合わせて高尚かつ有能な社会の成員を育成する」です。目標とする人物像は「万人を愛し、奉仕と献身の精神をもち、社会に貢献する人物」と書かれています。
教育方針には、次の7つが挙げられています。
- 規律を守るしつけ教育
- 信念を育てる教育
- 上級進学をはかる教育
- 家庭的な理解と信頼に立つ教育
- 国際的視野を持つ教育
- たくましさを育てる教育
- 自由と責任を尊重する独特の生徒指導
毎朝のホームルームでは「黙想」の時間があります。学校の説明では、黙想によって精神が磨かれ、感情が安定し、道徳心が強まるとされています。1日のはじまりに自分を落ち着かせる時間がある、ということです。
🎓 学科・コースの特徴
海星高等学校は、3年制のコースが3つと、ダブルディプロマ科があります。まず、コースごとの違いを表で見てみましょう。
| コース | めざす姿 | 学びの特色 |
|---|---|---|
| 国際数理(G) | SDGsなど世界の課題を、数理的な見方で考える人 | 探究プログラム、スピーチ、英語の4技能、高2のシンガポール研修、留学サポート |
| 進学特別(S) | 学習習慣を身につけ、希望の大学へ進む人 | よのなか科(高1)、高校生Ring(高2)、小論文・作文の指導、夢ナビプロジェクト |
| 進学(K) | 大学入試に挑戦できる学力と習慣をつくる人(文系の学問分野) | オリエンテーション合宿、SocialChange、地域創生プログラム、沖縄現地研修、英検・漢検対策 |
| ダブルディプロマ(DD) | 日本とカナダの2つの高校卒業資格をめざす人 | 授業の60%以上を英語で実施、BC州の教員の授業、高2のカナダ研修(約4週間) |
国際数理コース(G)
探究の学習を中心に、教科をまたいで学ぶコースです。高1では、自分の考えを伝える「Speech Skills Program」と、探究の基礎を学ぶ「Project Studies」があります。高2では、文系は「Global Studies」、理系は「Science Studies」に取り組みます。
語学では、スピーキングに力を入れた「Language Studies」があります。高1には5日間の「エンパワーメントプログラム」があります。高2の7月から9月には、3か月のターム留学を勧めています。留学しない生徒は、国内で「グローバルマインドセミナー」を受けます。高2にはシンガポールでの現地研修もあります。
進学特別コース(S)
手帳を使って学習をふり返る「PDCAサイクル」が特徴です。高1の「よのなか科」では、社会の課題を自分のこととして考えます。高2の「高校生Ring」では、チームで探究学習に取り組みます。
作文や小論文の指導もあります。高1は新聞など多くの文章を読みます。高2は作文と小論文の違いを学びます。放課後には課外講座「STELLA+」もあります。文化祭にあたる「海星祭」では、クラス企画を生徒が自分たちで運営します。
進学コース(K)
4年制大学への進学を考えたコースで、文系の学問分野に進めるカリキュラムです。高1では、英語・数学・国語を中心に、中学の内容を復習してから高校の内容に進みます。
高2からは、経済・経営を学びたい人向けの選択科目があります。毎日の学習(MAIGAKU)として、英単語や漢字の書き取りと小テストを行います。武道とダンスの授業もあります。英検や漢検は、放課後学習や長期休暇の課題で対策します。
ダブルディプロマ科(DD)
本校と、カナダ・ブリティッシュコロンビア(BC)州の制度にもとづく「Kaisei Canadian Double Diploma School」の両方に在籍します。日本とカナダの高校卒業資格を同時にめざします。高2の7月から8月に、ホームステイをしながら約4週間のカナダ研修があり、全員が参加します。
DD科の入試は、普通科の入試とは科目も日程も違います。くわしくは「入試の種類と日程」の節で説明します。
🎒 学校生活・部活動
ここでは、学校の公式サイトに載っている内容をまとめます。
1日の流れ
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:40 | 登校・ホームルーム(黙想) |
| 8:50 | 1限 |
| 9:50 | 2限 |
| 10:50 | 3限 |
| 11:50 | 4限 |
| 12:40 | 昼食 |
| 13:20 | 5限 |
| 14:20 | 6限 |
| 15:20 | 7限 |
年間行事(学校の案内より)
| 時期 | 主な行事 |
|---|---|
| 4月 | 入学式、部活動紹介、新入生オリエンテーション、オリエンテーション合宿(Kコース) |
| 6月 | 前期中間試験、体育祭、学年別懇談会 |
| 7月 | 夏期課外補習、海外短期語学留学(イギリス・オーストラリア) |
| 10月 | 海星祭、生徒会役員選挙 |
| 11月 | 創立記念講演 |
| 12月 | 高2の総合学習現地研修、イタリアやアジアの海外現地研修、セブ島語学研修、クリスマス祝賀会 |
| 2月 | 分野別進路ガイダンス、主権者教育 |
| 3月 | 卒業式、クラスマッチ |
部活動
高校の部活動は、運動部と文化部があります。中学と合同のものも含めて、次のとおり紹介されています。
| 分類 | 部・同好会 |
|---|---|
| 運動部 | 水泳同好会、合気道部、柔道部、卓球部、バドミントン部、ハンドボール部、バレーボール部、バスケットボール部、テニス部、サッカー部、野球部、陸上部、ダンス同好会、剣道部、フェンシング部、アーチェリー部 |
| 文化部 | 応援部、コンピュータ部、物理部、聖書研究部、英会話同好会、インターアクト部、美術部、図書文芸部、写真部、吹奏楽部 |
部活動のニュースには、野球部が2024年9月に秋季東海地区高校野球の三重県大会で優勝したことが載っています。美術部は北勢・鈴亀地区の高校美術展に出品しています。
部活動と勉強を両立できるかは、コースごとの授業時間や、放課後の課外講座の予定によっても変わります。説明会で、1週間の過ごし方を聞いておくと安心です。
📊 偏差値の目安
偏差値の目安(民間サイト調べ、模試で異なる)は、学校全体で45〜60です。「みんなの高校情報」では、2025年4月入学生の模試と入試結果をもとにした数字が、次のように載っています。
| コース | 偏差値の目安(民間サイト調べ) |
|---|---|
| 国際数理コース | 60 |
| 進学特別コース | 53 |
| 進学コース | 45 |
この数字は、あくまで目安です。模試を出す会社によって、同じ学校でも数字は変わります。また、毎年の受験者や問題でも変わります。
偏差値だけで決めない理由
- 海星は、コースごとに学び方が大きく違います。探究、留学、カナダの卒業資格など、中身で選ぶ学校です。
- 偏差値は「入りやすさ・入りにくさ」の目安で、学校の良し悪しではありません。
- 高校に入ってからの3年間で、学力は大きく変わります。入学後の学習習慣のほうが、進路に強く関わります。
- 通学時間や、部活動、学費も、家庭によって大事なポイントが違います。
志望校を決めるときは、偏差値の数字と、実際に説明会へ行って感じたことを両方使ってください。
📝 入試の種類と日程
令和9年度(2027年度)の入試は、普通科の「推薦入試」と「一般入試」、そしてダブルディプロマ科の入試があります。出願はインターネットで行います。
普通科の日程
| 項目 | 推薦入試 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 出願情報入力 | 2026年12月7日(月)9:00〜12月21日(月)23:59 | 同じ |
| 出願期間(中学校提出) | 12月7日(月)9:00〜2027年1月7日(木)16:00 | 同じ |
| 受験票の印刷 | 2027年1月13日(水)10:00から | 同じ |
| 試験日 | 2027年1月16日(土) | 2027年1月25日(月) |
| 合格発表 | 1月18日(月)16:00(Webと中学校長あて郵送) | 1月29日(金)16:00(同じ) |
| 入学金の納入 | 2027年2月10日(水)まで | 同じ |

学校のサポート時間は、12月14日から18日の9:00〜16:00です。出願情報の入力は、期限の日の23:59までです。余裕を持って進めましょう。
一般入試(普通科)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集 | 国際数理1クラス/進学特別4〜5クラス/進学2〜3クラス(男子のみ) |
| 出願資格 | 2027年3月卒業見込みの人、または中学校を卒業した人(進学コースは男子のみ) |
| 出願形式 | 専願/併願 |
| 試験科目 | 英語・数学・国語・理科・社会(すべてマーク式、英語のリスニングなし) |
| 試験会場 | 海星高等学校、または津会場 |
| 検定料 | 15,000円 |
| 判定 | 出願書類、学科試験、受験態度の総合判定 |
一般入試の時間割
| 時限 | 時間 | 科目 |
|---|---|---|
| 説明 | 9:00〜9:30 | ― |
| 1限 | 9:30〜10:15(45分) | 国語 |
| 2限 | 10:35〜11:20(45分) | 数学 |
| 3限 | 11:40〜12:25(45分) | 社会 |
| 昼休み | ― | ― |
| 4限 | 13:15〜14:00(45分) | 英語(リスニングなし) |
| 5限 | 14:20〜15:05(45分) | 理科 |
推薦入試(普通科)
推薦入試には「学校推薦型」と「自己推薦型」の2つの形があります。試験の内容は、次のとおりです。
| 形式 | 試験 | 専願・併願 |
|---|---|---|
| 学校推薦型 | 面接(集団)のみ | 専願のみ |
| 自己推薦型 | 英語・数学(記述式。英語はリスニングあり) | 専願/併願 |
どちらの形も、出願書類は調査書(Web提出)です。検定料は15,000円で、一般入試とのダブル受験でも追加の支払いはありません。ただし、出願情報を入力するときに申し込みが必要です。出願資格の細かい条件は、公式の「推薦入試 生徒募集要項」の表で読んでおきましょう。
推薦入試は、持ち物にも決まりがあります。自己推薦型は、直定規とコンパスが必要です。
英検・数検による加点
一般入試では、実用英語技能検定の準2級プラス以上、または実用数学技能検定の準2級以上を持っている人は、合格証明書のコピーを出すと総点に加点されます。両方を持っているときは、級の高いほうだけが加点されます。
ダブルディプロマ科の入試
| 項目 | 第1回(海外在住者) | 第2回(国内在住者) |
|---|---|---|
| 試験日 | 2026年11月6日(金) | 2027年1月25日(月) |
| 出願 | 個人提出。2026年10月30日(金)必着、郵送のみ | Web出願。情報入力は2026年12月7日〜21日 |
| 試験科目 | 国語総合(記述)、BC英語(記述)、面接(英語口頭試問) | 国語(マーク)、数学(マーク)、BC英語(記述・90分)、面接(英語口頭試問) |
| 検定料 | 20,000円 | 20,000円 |
| 合格発表 | 2026年11月9日(月) | 2027年1月29日(金)16:00 |
| 入学金の納入 | 2026年11月27日(金)まで | 2027年2月10日(水)まで |
DD科の第2回は専願と併願があります。DD科に合格しなかった場合に、普通科へスライド合格することはありません。
スライド合格のしくみ
普通科では、第1志望のコースに合格できなくても、一定の基準を満たしていれば、ほかのコースで合格になることがあります。これを「スライド合格」といいます。専願で出願して、希望のコースに合格したときは、必ず入学します。
🤝 併願の扱い
海星は、入試の形によって専願と併願の選び方が変わります。まず、全体を表にまとめます。
| 入試 | 専願 | 併願 |
|---|---|---|
| 一般入試(普通科) | できる | できる |
| 推薦入試・学校推薦型 | できる(専願のみ) | できない |
| 推薦入試・自己推薦型 | できる | できる |
| ダブルディプロマ科 第2回 | できる | できる |
専願と併願の違い
- 専願は、合格したら必ず入学する約束で受ける方法です。
- 併願は、ほかの学校(たとえば公立高校)の結果を見てから、入学するかどうかを決められる方法です。
- 専願で希望のコースに合格した人は、入学の義務があります。
- 入学金は、納めたあとはいかなる理由でも返金されません。
ダブル受験のルール
推薦入試を受けた人は、同じ年の一般入試も受けることができます。これを学校では「ダブル受験」と呼びます。ダブル受験のときは、出願情報の入力で「一般入試のダブル受験を希望する」を選びます。追加の検定料はかかりません。
推薦入試で「スライド合格」や不合格になった人が、ダブル受験で一般入試の志望コースに合格したときは、そのコースに入学できます。
普通科とダブルディプロマ科の組み合わせ
| 受け方 | 結果 | 入学先 |
|---|---|---|
| 普通科推薦(専願)合格+DD科(併願)合格 | どちらも合格 | どちらを選んでも入学可 |
| 普通科推薦(専願)合格+DD科(専願)合格 | どちらも合格 | DD科に入学する |
| どちらか一方でも専願で合格 | ― | 専願合格者の集合日(3月9日)に出席する |
普通科の推薦入試とDD科第2回を組み合わせるときは、先にDD科の入試を申し込みます。このとき、一般入試のダブル受験は「希望しない」を選びます。推薦入試の検定料は不要ですが、出願情報を入力するときの申し込みは必要です。
手続きの締切
- 入学金50,000円の納入:2027年2月10日(水)まで(普通科、DD科第2回)
- DD科第1回の入学金の納入:2026年11月27日(金)まで
- 期限までに入学金を納めない人や、集合日に無断で欠席した人は、合格が取り消されます。
💴 入学時にかかるお金
学校が公表している令和9年度(2027年度)入学の納入金です。年度ごとに見直されることがあるので、出願のときは最新の案内もあわせて見てください。
普通科(一般・推薦)
| 区分 | 時期 | 金額 |
|---|---|---|
| 入学金 | 2027年2月10日(水)まで | 50,000円 |
| 施設費 | 集合日以降、2027年3月31日(水)まで | 200,000円 |
| 年度初めの納入金(保護者会費・後援会費・生徒会費など) | 年度初め | 13,800円 |
| 授業料 | 毎月 | 42,000円 |
| 現地研修積立金 | 毎月 | 国際数理15,000円/進学特別・進学7,000円 |
| 毎月の合計 | 毎月 | 国際数理57,000円/進学特別・進学49,000円 |

ダブルディプロマ科
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 入学金・施設費・年度初めの納入金 | 普通科と同じ(50,000円/200,000円/13,800円) |
| 授業料(毎月) | 100,000円 |
| 卒業積立金(毎月) | 2,000円 |
| 毎月の合計 | 102,000円 |
校外模試や副教材の費用は、これとは別にかかります。DD科は、教材費とカナダ短期研修(約4週間)の旅費も別に必要です。経済的な事情がある場合は、分割して納めることについて相談できると書かれています。
国や県の支援
- 授業料の助成:学校の説明では、国の就学支援金により月額38,100円が授業料から差し引かれる仕組みです。
- 入学金の補助:三重県の制度で、入学金の半額が助成されます(保護者の住民税所得割額の合算が85,500円未満などの所得条件があります)。
- 奨学給付金にも所得の条件があります。
- 奨学金:一般入試で成績上位の人に、学校の奨学金が給付されます。推薦入試を受けた人も、ダブル受験で基準を満たせば給付されます。
実際にかかる金額は、制度の対象かどうかで変わります。対象になるかは、中学校の先生か学校の事務室に聞いてください。
📚 科目別の対策
海星の普通科一般入試は、5教科すべてがマーク式です。各教科45分で、1日で5教科を受けます。ここでは、この形に合わせた勉強の進め方を書きます。
令和9年度の出題除外範囲
学校は2026年10月20日に、令和9年度入試で出題しない範囲を発表しました。推薦入試と一般入試の両方に当てはまります。
| 教科 | 除外される範囲 |
|---|---|
| 国語 | なし |
| 英語 | なし |
| 数学 | 三平方の定理、標本調査 |
| 社会 | 国際社会 |
| 理科 | 環境(自然と人間) |
除外範囲の勉強に時間をかけなくてよい、という意味です。その分を、ほかの単元の復習にあててください。
国語
- 45分の試験で、マーク式です。文章を読んで、選択肢から選ぶ力が中心になります。
- 問題文を読む前に、設問を先に見る練習をしましょう。
- 漢字や語句は、毎日10問ずつ続けるのがおすすめです。
- 選択肢は「どこが本文と違うか」を指でさしながら消していきます。
数学
- 三平方の定理と標本調査は出ません。ほかの図形(相似、円)、関数、確率、方程式を重点的に練習しましょう。
- マーク式でも、途中の式は大切です。計算ミスを減らすため、ノートに式を書く習慣をつけます。
- 時間は45分です。難しい問題で止まらず、先に解ける問題を解いていきます。
英語
- 一般入試は英語のリスニングがありません。読解と文法に集中できます。
- 英単語は中学で学ぶ範囲を完全にしましょう。長文は、毎日1題が目安です。
- 英検準2級プラス以上があると、入試で加点されます。受ける人は、早めに計画を立てます。
社会
- 地理、歴史、公民のバランスよく復習します。公民は「国際社会」が除かれます。
- 年表や地図を作ると、流れで覚えられます。
- 時事ニュースも、1週間に1つ、自分の言葉で説明する練習をしましょう。
理科
- 環境(自然と人間)は出ません。物理・化学・生物・地学の4分野を、バランスよく練習します。
- 計算問題は、公式を書いてから数字を入れる習慣をつけます。
- 実験の問題は、「何を比べているか」を読み取ります。
自己推薦型の対策
自己推薦型は、英語と数学の記述式です。英語はリスニングがあります。マーク式とは違い、答えを自分で書く練習が必要です。直定規とコンパスも使うので、作図の練習もしておきましょう。
学校推薦型の対策
学校推薦型は、集団面接です。中学校での生活、海星を選んだ理由、入学後にやりたいことを、短く伝える練習をします。ほかの人の話をよく聞く姿勢も、見られます。
ダブルディプロマ科の対策
DD科は、国語、数学、BC英語(記述・90分)、英語の口頭試問があります。英語を書く力と話す力を、早めに伸ばしておきましょう。授業の60%以上が英語で行われるため、英語に慣れる時間が大切です。
🎓 進学の状況
海星の公式サイトには、2018年度から2025年度までの大学合格実績が、大学名ごとに載っています。人数は掲載されていないため、ここでは大学名を紹介します。
| 区分(2025年度) | 大学の例 |
|---|---|
| 国公立大学 | 名古屋大学、東京学芸大学、電気通信大学、三重大学、静岡大学、信州大学など |
| 私立大学 | 上智大学、東京理科大学、中央大学、同志社大学、立命館大学、南山大学など |
カトリック推薦(上智大学・南山大学)
海星は、カトリックの学校です。そのため、上智大学や南山大学のカトリック系高校向けの特別な入試を受ける資格があります。学校の公式サイトには、次の人数が載っています。
| 年度 | 上智大学 | 南山大学 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 11名 | 35名 | 46名 |
| 2025年度 | 3名 | 39名 | 42名 |
| 2024年度 | 4名 | 42名 | 46名 |
| 2023年度 | ― | 15名 | 15名 |
| 2022年度 | 1名 | 14名 | 15名 |
南山大学特別協定校入試
海星は南山大学と協定を結んでいます。2019年度から高大連携を進め、2022年度からは海星の生徒が南山大学の講義を受けられるようになりました。講義は1年半にわたり、受講後にはレポートを出します。この課程を修了すると、その学科の協定校入試の条件を満たします。募集枠は、原則として1学科に1名です。
カトリック推薦はこれまでどおり行われるため、協定校入試の枠から外れても、カトリック推薦を使える場合があります。
そのほかの進路サポート
- 海外大学への推薦制度のページが、学校サイトにあります。
- 進路ガイダンスは、2月に「分野別進路ガイダンス」があります。
- 進学特別コースの「夢ナビプロジェクト」では、大学の講義の映像を見て、進路を絞ります。
🧭 公立高校との併願の組み方
三重県の私立高校を受ける人は、公立高校との組み合わせを考えることが多いでしょう。ここでは、令和9年度の三重県立高校の日程と、海星の日程を並べます。
三重県立高校(全日制)の日程
| 段階 | 日程 |
|---|---|
| 前期選抜 | 出願 1月22日〜26日/検査 2月2日・3日/合格内定通知 2月12日 |
| 後期選抜 | 出願 2月22日〜25日/志願変更 3月2日〜4日/検査 3月9日/合格者発表 3月16日 |
| 再募集 | 出願 3月17日・18日/検査 3月19日・23日/発表 3月25日 |
海星の日程との並べ方
| 時期 | 海星 | 県立高校 |
|---|---|---|
| 1月中旬 | 推薦入試(1月16日)、発表(1月18日) | 前期選抜の出願(1月22日から) |
| 1月下旬 | 一般入試(1月25日)、発表(1月29日) | 前期選抜の出願締切(1月26日) |
| 2月上旬 | 入学金の納入期限(2月10日) | 前期選抜の検査(2月2日・3日) |
| 2月中旬 | ― | 前期選抜の合格内定通知(2月12日) |
| 3月 | 専願合格者の集合日(3月9日) | 後期選抜の検査(3月9日)、発表(3月16日) |
組み方の考え方
- 第1志望が公立なら、私立は「併願」で受けます。専願にすると、公立の結果を待たずに海星へ入学することが決まります。
- 第1志望が海星なら、推薦入試か一般入試の専願で受ける方法があります。早い時期に進路が決まり、安心して勉強を進められます。
- 入学金の納入期限は2月10日です。県立高校の前期選抜の合格内定通知は2月12日です。順番が前後するので、併願の人は、手続きの前に家族で方針を決めておきます。
- 入学金は、納めると返金されません。入学金を納めるかどうかは、公立の結果が出る時期とあわせて考えてください。
併願の細かい扱いは、学校の募集要項と中学校の先生の説明で確かめましょう。
🗓️ 中3のスケジュール
令和9年度入試に向けた、中3の1年間の目安です。学校の日程に合わせて、逆算してまとめました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4〜5月 | 志望校の候補を3〜5校に絞る。海星のホームページと入試案内を見る。1学期の成績(内申)を意識する |
| 6〜7月 | 部活動の大会が終わったら、夏の勉強計画を立てる。高校説明会・学校見学の予約をする |
| 8月 | 夏休みは5教科の総復習。中1・中2の内容を穴埋めする。説明会に参加する |
| 9〜10月 | 2学期の成績が大切な時期。模試を受けて弱点を探す。海星の出題除外範囲(10月20日発表)を確認する |
| 11月 | 三者面談で志望校を話し合う。DD科第1回(海外在住者)の試験は11月6日 |
| 12月 | 出願情報の入力が始まる(12月7日〜21日)。必要書類を中学校へ。入試直前の過去問演習 |
| 1月 | 受験票を印刷(1月13日)。推薦入試1月16日、一般入試1月25日。発表は1月18日・1月29日 |
| 2月 | 入学金の納入(2月10日まで)。県立高校の前期選抜(検査 2月2日・3日)に向けた準備 |
| 3月 | 専願合格者の集合日(3月9日)。県立高校の後期選抜(3月9日)。卒業式、入学準備 |
毎日の勉強のめやす
- 平日は、学校の宿題のあとに、5教科のうち2教科を30分ずつ。
- 土日は、1教科につき過去問や問題集を1回分。
- 試験の45分に慣れるため、月に1回は時間を測って5教科を通しで解く。
- 寝る時間を一定にして、試験の日と同じ朝の時間に起きる練習をする。
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1の指導です。
三重県の高校入試に対応しており、三重県内のどこからでも自宅で受講できます。
近くに合う塾が見つからないご家庭や、部活動で通塾の時間がとりにくいお子さまにも向いています。
海星高校を目指すお子さまには、模試と過去問の答案を1問ずつ見て、「知らなかった」「ミスをした」「時間が足りなかった」のどれで点を落としているかを分けます。
そのうえで、評定と当日点のどちらを先に伸ばすべきかを決め、入試日から逆算した計画をつくります。
結果は毎回、科目別・単元別に分析して、次の模試までの課題にします。
海星高校の科目に合わせて、穴をなくします。
🎯 まとめ
海星高等学校は、四日市市にあるカトリックの共学校です。国際数理、進学特別、進学、ダブルディプロマ科と、コースの個性がはっきりしています。
- 令和9年度の普通科は、推薦入試が1月16日、一般入試が1月25日です。出願は12月7日から始まります。
- 一般入試は5教科のマーク式で、英語のリスニングはありません。
- 入学金は50,000円で、納入期限は2月10日です。納めたあとの返金はありません。
- 10月20日に発表された出題除外範囲を、勉強の計画に入れましょう。
| 見るところ | ポイント |
|---|---|
| コース | 自分に合う学び方か(探究・留学・カナダの資格・大学進学) |
| 日程 | 公立高校の日程とぶつからないか |
| お金 | 授業料、研修積立金、国や県の支援の対象か |
| 通学 | 最寄りは追分駅。スクールバスも使えるか |
説明会に行き、校舎や授業の雰囲気を見ることをおすすめします。偏差値の数字だけでなく、自分が3年間通う姿を想像して決めてください。この記事の内容は、学校が公表している令和9年度の募集要項をもとにしています。出願の前には、必ず最新の募集要項を読んでください。
Q. 海星高等学校の令和9年度一般入試はいつですか?
A. 普通科の一般入試は2027年1月25日(月)です。合格発表は1月29日(金)16:00で、入学金50,000円は2月10日(水)までに納めます。推薦入試は1月16日(土)、発表は1月18日(月)です。
Q. 一般入試の試験科目は何ですか?
A. 英語、数学、国語、理科、社会の5教科で、すべてマーク式です。英語にリスニングはありません。各教科45分で、検定料は15,000円です。令和9年度は、数学の三平方の定理と標本調査などが出題されません。
Q. 専願と併願のちがいは何ですか?
A. 専願は、合格したら必ず入学する約束で受けます。併願は、ほかの学校の結果を見てから決められます。海星の推薦入試のうち学校推薦型は専願のみで、一般入試は専願・併願のどちらも選べます。
Q. 推薦入試のあとに一般入試も受けられますか?
A. 受けられます。出願情報の入力で「一般入試のダブル受験を希望する」を選びます。一般入試の検定料は、追加で支払う必要がありません。推薦入試で不合格やスライド合格になっても、一般入試で志望コースをめざせます。
Q. 英検や数検を持っていると有利ですか?
A. 一般入試では、英検準2級プラス以上、または数検準2級以上の合格証明書を出すと、総点に加点されます。両方持っているときは、級の高いほうだけが加点されます。持っている人は証明書のコピーを持参します。
Q. 入学時にはいくらかかりますか?
A. 普通科は、入学金50,000円、施設費200,000円、年度初めの納入金13,800円です。毎月は授業料42,000円に研修積立金が加わります。国の就学支援金や県の入学金補助などの制度もあります。
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海星高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、海星高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。
志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


