結論:令和8年度は、得点調整を行わないことが決定されました
- 大学入試センターは、令和8年度の共通テストで得点調整を行わないことを決定しました。
- 最終集計の平均点で見ると、科目間の差が最も大きかったのは理科で、化学と物理の約11点でした。
- 地理歴史は約1.4点、公民は約0.7点の差でした。
- 令和9年度の受験案内では、得点調整は平均点差が20点以上などの場合に行うと定められています。
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
✅ 令和8年度の決定
大学入試センターは、令和8年度の大学入学共通テストについて、得点調整を行わないことを決定しました。
得点調整は、地理歴史、公民、理科で、科目の間に大きな平均点差が出たときに検討される仕組みです。
得点調整の対象になるのは、本試験の科目のうち、受験者数が1万人以上の科目です。
令和8年度は、実施の有無が公表され、行わないことになりました。
📉 科目間の平均点差
令和8年度の最終集計の平均点で、科目間の差を計算すると、次のようになります。
対象は、受験者数が1万人以上の科目です。
| 教科 | 平均点が高い科目 | 平均点が低い科目 | 差 |
|---|---|---|---|
| 地理歴史 | 歴史総合・日本史探究 62.29点 | 歴史総合・世界史探究 60.88点 | 約1.4点 |
| 公民 | 公共・倫理 64.24点 | 公共・政治・経済 63.59点 | 約0.7点 |
| 理科 | 化学 56.86点 | 物理 45.55点 | 約11.3点 |
理科は、ほかの教科より差が大きくなりました。
それでも、得点調整は行われませんでした。
📏 令和9年度の得点調整の基準
令和9年度の受験案内では、得点調整を行う条件が決められています。
科目間で次のどちらかが生じ、それが試験問題の難易差による、と認められる場合に実施されます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 条件1 | 平均点差が20点以上 |
| 条件2 | 平均点差が15点以上で、かつ区分点差が20点以上 |
令和8年度の最大の差である約11.3点は、この基準の数字よりも小さくなっています。
得点調整の有無は、令和9年度は2027年1月22日(金)に発表される予定です。
🏠 保護者の方へ
得点調整が行われるかどうかは、試験のあとにならないとわかりません。
調整の有無を理由に、科目の選び方を考えるよりも、志望校が求める科目に合わせて準備をするのが基本です。
- 志望校が使う科目と配点を、募集要項で確認する。
- 得点調整の基準は、受験案内で確認する。
- 試験後は、大学入試センターの発表を見る。
❓ よくあるご質問
令和8年度の共通テストでは、得点調整はありましたか?
ありませんでした。大学入試センターが、得点調整を行わないことを決定しています。
得点調整の対象になる科目は何ですか?
本試験の地理歴史、公民、理科のうち、受験者数が1万人以上の科目です。科目の間の平均点差が比べられます。
令和8年度に、科目間の平均点差が最も大きかった教科は?
理科です。化学の56.86点と物理の45.55点で、約11.3点の差でした。
令和9年度の得点調整は、どんな基準ですか?
受験案内では、平均点差が20点以上、または平均点差が15点以上で区分点差が20点以上のいずれかが生じ、それが試験問題の難易差による場合に実施するとされています。
令和9年度の得点調整の有無は、いつわかりますか?
2027年1月22日(金)に発表される予定です。実施する場合は、対象科目の得点の換算表も発表されます。
得点調整で、元の点数が下がることはありますか?
受験案内では、各科目の元の点数を下げないように調整すると書かれています。
📚 参考にした公的資料
- 大学入試センター「令和8年度大学入学共通テストの得点調整実施の有無について」(令和8年度 過去情報ページ)
- 大学入試センター「令和9年度 大学入学共通テスト 受験案内」(F 試験実施後 2.得点の調整)
- リセマム「2026年度大学入学共通テスト」(2026年2月5日、最終集計の平均点)


