東稜高校は、熊本市東区にある県立の全日制高校です。普通科に国際コースがあります。後期(一般)選抜は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査と、調査書で選びます。
2027年度(令和9年度)の後期(一般)選抜は、3月4日(木)・5日(金)に学力検査、3月12日(金)に合格者の発表です。東稜高校は、国際コースで前期(特色)選抜も実施します(検査は2月2日)。普通科は後期選抜で受けます。令和8年度の後期選抜の倍率は1.21倍(昨年度は1.08倍)でした。
🏫 熊本県立東稜高等学校とはどんな学校?
東稜高校の所在地は、熊本市東区小峯4丁目5-10です。県の資料では、普通科が7学級、国際コースが1学級(募集定員20人)とされています(令和9年度の募集定員)。
この記事は、東稜高校の普通科の数字を中心に説明します。出願の前に、校名とコース名をまちがえていないか確かめましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本市東区小峯4丁目5-10 |
| 学科・コース | 普通科(国際コースあり) |
| 前期(特色)選抜 | 国際コースで実施(募集人員の割合は50%)。普通科は後期(一般)選抜で受ける |
| 後期(一般)選抜の募集人員(令和8年度・普通科) | 280人 |
| 令和8年度の倍率(後期・普通科) | 1.21倍(昨年度 1.08倍) |
※所在地は県の教育資料集「学校一覧」、学科・前期(特色)選抜の内容は県の要項と学校別の資料、募集人員・出願確定者数・倍率・受検者数・合格者数は県の発表資料によります。この記事の倍率は、全日制の普通科の数字です。
🔥 倍率のうごき(令和6〜8年度)
東稜高校の普通科の倍率(後期選抜)は、令和6年度が1.47倍、令和7年度が1.08倍、令和8年度が1.21倍でした。令和8年度は、昨年度より0.13ポイント上がりました。出願確定者数は、301人から340人に、39人ふえました。募集人員は、3年とも280人です。
| (普通科・後期選抜) | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 募集人員 | 280人 | 280人 | 280人 |
| 出願確定者数 | 412人 | 301人 | 340人 |
| 倍率 | 1.47倍 | 1.08倍 | 1.21倍 |
※「出願確定者数」は、後期(一般)選抜の出願変更の期間(令和8年度は2月18日〜22日)が終わったあとの数字です。倍率は、県の発表のとおり「出願者数÷募集人員」で、出願変更のあとの数字です。実際に検査を受けた人数(受検者数)とは同じになりません。
| 令和8年度の結果(全日制・学校全体) | 人数 |
|---|---|
| 実際に検査を受けた人(受検者数) | 361人 |
| 合格者数 | 323人 |
| 前期(特色)選抜などの合格内定者数 | 40人 |
※受検者数は令和8年3月5日、合格者数と二次募集の人数は3月12日の県の発表によります。この数字は、普通科と各コースを合わせた学校全体のものです。東稜高校は、令和8年度の二次募集の実施校の一覧にのっていません。

💡 倍率1.21倍は、どう読めばいい?
令和8年度の後期選抜は、県全体の全日制で0.88倍でした(令和8年2月17日の出願者数の発表による)。東稜高校の普通科の1.21倍は、県全体の全日制より高い数字です。
3年の動きを見ると、1.47倍、1.08倍、1.21倍と、年によって大きく動いています。昨年度の数字だけで、今年の倍率を決めつけないようにしましょう。令和8年度は、学校全体で384人が出願し、361人が検査を受けました(受検者数は学校全体の数字です)。
熊本県の後期選抜は、学力検査の点数だけで決まる方式ではありません(次の「合否の決まり方」で説明します)。倍率の数字だけで志望校を変えず、中学校の評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 選抜 | 主な日程 |
|---|---|
| 前期(特色)選抜 | 出願 1月20日(水)〜1月25日(月)正午/検査 2月2日(火)/選抜結果の通知 2月9日(火)。学力検査はなく、学校が決める検査(面接・作文・実技など)で選びます |
| 後期(一般)選抜 | 出願 2月12日(金)〜2月17日(水)正午/出願変更 2月18日(木)〜2月22日(月)正午/学力検査 3月4日(木)・5日(金)/合格者の発表 3月12日(金) |
| 追検査 | 受検願 3月4日(木)〜3月9日(火)16時/実施 3月12日(金)/結果の通知 3月16日(火) |
| 全日制の二次募集 | 出願 3月15日(月)〜3月17日(水)16時/面接等 3月18日(木)13時以降/結果の通知 3月23日(火) |
※日程は、県の「令和9年度入学者選抜要項」によります。調査書などの提出(2月24日〜26日正午)や、出願の手続きは、中学校の先生の案内にしたがってください。
後期選抜の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。1教科50分で、50点満点です。英語のリスニングは、英語の検査時間の中で行われます。時間割は次のとおりです(要項による)。
| 日 | 時間 | 教科 |
|---|---|---|
| 3月4日(木) | 10:00〜10:50 | 国語 |
| 3月4日(木) | 11:10〜12:00 | 理科 |
| 3月4日(木) | 13:10〜14:00 | 英語(リスニングを含む) |
| 3月5日(金) | 10:00〜10:50 | 社会 |
| 3月5日(金) | 11:10〜12:00 | 数学 |
調査書(内申)の点数のしくみ
県の要項では、中学校の評定は、第1学年・第2学年・第3学年の3年分を使います。教科ごとに、第1学年の評定+第2学年の評定+第3学年の評定×2を合計します。つまり、第3学年の評定は、ほかの学年の2倍の重みです。
| 教科 | 合計のしかた |
|---|---|
| 学力検査を行う5教科(国語・社会・数学・理科・英語) | 上の合計を、学力検査の得点を使う別表(要項)で補正します |
| 学力検査を行わない4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭) | 上の合計を、補正せずそのまま使います |
補正後の5教科の合計に、4教科の合計を足したものが、調査書の総計点です。県の「第1選考後の選抜基準」の資料には、総計点は180点満点と書かれています。実技の4教科も、同じ重みで総計点に入ります。音楽・美術・保健体育・技術・家庭の授業や提出物も、手を抜かないことが大切です。
考え方の例です。合格ラインではありません。実技の1教科で、評定が第1学年4・第2学年4・第3学年4なら、その教科の合計は4+4+4×2=16です。第3学年の評定が1つ上がって5になると、合計は18になります。第3学年の評定が1つ上がると、合計は2点上がります。
合格者の決め方(第1選考)
後期選抜では、まず「第1選考」を行います。学力検査の順位と、調査書の総計点の順位が、どちらも募集人員の中に入る人が、第1選考の合格者です。第1選考の合格者が募集人員に満たないときは、各高校の校長が決めた選抜基準で、残りの合格者を決めます(要項による)。
この「第1選考後の選抜基準」は、県が令和8年10月1日にまとめて公表しています。東稜高校の基準は次のとおりです。
東稜高校(普通):学力検査の得点合計(250点満点)を選抜の主たる資料とし、調査書を参考にして選抜を行う、とされています。
東稜高校(国際コース):学力検査の得点合計(英語の得点を2倍にした300点満点)を主たる資料とし、調査書を参考にして選抜を行う、とされています。
考え方の例です。合格ラインではありません。普通科では、5教科が各35点なら合計175点です(250点満点)。国際コースでは英語が2倍なので、5教科が各35点なら、英語は70点として数え、合計は35×4+70=210点です(300点満点)。
学区の外から出願できる人数には上限があります。普通科などは募集人員の13%以内、県外からは5%以内です(要項による)。
🌏 国際コースと、前期(特色)選抜
東稜高校の国際コースは、前期(特色)選抜を実施します。県の令和9年度の資料では、募集人員の割合は50%です。前期選抜は、学力検査を行わず、学校が決める検査で選びます。出願は1月20日(水)〜25日(月)正午、検査は2月2日(火)、結果の通知は2月9日(火)です。
| 方式 | 検査の内容 | 選抜の割合 |
|---|---|---|
| A方式 | 英語を中心とした個人面接(10分程度) | 個人面接5割・調査書5割 |
| B方式(帰国生徒・外国人生徒など、配慮が必要と認められる人) | 作文(50分・400字程度)、日本語と英語による個人面接(7分程度) | 作文2割・個人面接3割・調査書5割 |
A方式で重視される観点として、県の資料には、基礎学力と生活習慣に加えて、外国語を通じて言語や文化への理解を深め、英語検定やスピーチコンテストなどに挑戦する姿勢、と書かれています。
後期選抜では、国際コースは英語の得点を2倍にして数えます(要項による)。前期選抜の結果の通知は2月9日、後期選抜の出願は2月12日からです。日程を、中学校の先生と確かめておきましょう。
🏫 普通科の受け方
令和8年度の県の発表では、東稜高校の普通科は、前期(特色)選抜の欄が「−」で、後期(一般)選抜で受ける形でした。前期選抜は国際コース(令和8年度の発表では理数コースも)で行われました。令和9年度の前期選抜の対象は、県の「重視する観点」の資料で、普通・国際とされています。
普通科の人は、評定(中1〜中3の3年分)と、3月4日・5日の5教科の学力検査の、両方を準備します。調査書の実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)も、総計点に入ります。
🔎 ほかの県立校と、倍率をくらべると
| 学校 | 令和7年度(後期) | 令和8年度(後期) |
|---|---|---|
| 東稜高校(普通科) | 1.08倍 | 1.21倍 |
| 熊本北高校(普通科) | 1.49倍 | 1.35倍 |
| 宇土高校(普通科) | 0.66倍 | 0.84倍 |
| 人吉高校(普通科) | 0.81倍 | 0.99倍 |
| 天草高校(普通科) | 0.83倍 | 0.80倍 |
どの学校も、県が発表した出願変更後の倍率です。同じ「普通科」でも、募集人員は学校ごとにちがい、倍率は毎年動きます。昨年度の数字だけで、志望校を決めないようにしましょう。
📚 科目別の検査の形と勉強の進め方
熊本県の後期選抜の学力検査は、全校で同じ5教科です。ここでは、出題の傾向の数字ではなく、県が公表している検査の形と、5教科を同じ重さで準備するための進め方を書きます。
3月4日(木)の1時間目、10:00〜10:50です。50分で50点満点です。
▼ 勉強の進め方
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。過去問では、時間の配分を決めておきましょう。
3月4日(木)の2時間目、11:10〜12:00です。50分で50点満点です。
▼ 勉強の進め方
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は、式を書いて単位まで確かめる練習をします。
3月4日(木)の3時間目、13:10〜14:00です。リスニングは、この50分の中で行われます。50点満点です。
▼ 勉強の進め方
聞き取りは毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。短い英文を書く練習も役立ちます。
3月5日(金)の1時間目、10:00〜10:50です。50分で50点満点です。
▼ 勉強の進め方
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
3月5日(金)の2時間目、11:10〜12:00です。50分で50点満点です。
▼ 勉強の進め方
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて途中の問いまで確実に取る練習をします。
過去問は、熊本県教育委員会のホームページで公開されています。時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の合格者の発表は3月12日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。熊本県の入試のしくみは熊本県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は熊本の難関公立高校の比較にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 熊本の調査書は、中1・中2・中3の3年分の評定を使います。中1・中2の定期テストと提出物も、入試の点数につながります |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で、2倍の重みの中3の評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去問を時間を計って解く。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1〜2月 | 前期(特色)選抜の人は、1月20日〜25日が出願、2月2日が検査。後期の人は、過去問と苦手の仕上げ。2月12日〜17日が後期の出願、2月18日〜22日が出願変更 |
| 中3 3月 | 3月4日・5日に学力検査、3月12日に合格者の発表。二次募集の出願は3月15日〜17日 |
よくいただくご質問
Q. 東稜高校に、前期(特色)選抜はありますか?
A. 県の令和9年度の資料では、東稜高校の国際コースで前期(特色)選抜が行われます。A方式は、英語を中心とした個人面接(10分程度)です。普通科は、後期(一般)選抜で受けます。
Q. 評定と当日の点数は、どちらが大切ですか?
A. 県の要項では、第1選考は「学力検査の順位」と「調査書の総計点の順位」の両方が募集人員の中に入る人が対象です。どちらか一方ではなく、両方を上げることが大切です。調査書は、中1・中2・中3の3年分の評定を使い、中3の評定は2倍で数えます。
Q. 志望校を、出願のあとで変えることはできますか?
A. 後期選抜には、出願変更の期間があります(令和9年度は2月18日〜22日正午)。県は、この期間が終わったあとの出願者数で倍率を発表しています。変更できる範囲は、要項と中学校の先生の案内で確かめてください。
Q. 病気などで、当日の検査を受けられなかったときは?
A. 追検査があります。令和9年度は、受検願の提出が3月4日(木)〜3月9日(火)16時、追検査の実施が3月12日(金)、結果の通知が3月16日(火)です(要項による)。
※出典:東稜高校の所在地は、県の教育資料集「学校一覧」によります。熊本県教育委員会「令和9年度(2027年度)熊本県立高等学校入学者選抜要項」(令和8年8月27日更新)、「令和9年度(2027年度)熊本県立高等学校入学者選抜の後期(一般)選抜における「第1選考後の選抜基準」」(令和8年10月1日更新)、「令和9年度(2027年度)熊本県立高等学校入学者選抜(熊本市立高等学校を含む)前期(特色)選抜における「重視する観点」、「検査内容」及び「具体的な選抜方法等」」(令和8年9月15日更新)、「令和9年度(2027年度)公立高等学校生徒募集定員(学校別)」、令和8年2月17日発表の後期(一般)選抜出願者数、令和8年2月20日発表の後期(一般)選抜における出願変更の状況(令和6・7・8年度)、令和8年3月5日更新の後期(一般)選抜受検者数、令和8年3月12日更新の合格者数及び二次募集実施校、教育資料集「学校一覧」(令和7年度)。最新の情報は熊本県教育委員会の高校入試のページと、各校の募集要項でご確認ください。
2026年度 生徒募集中
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東稜高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、東稜高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。

