結論:長崎県立長崎工業高等学校の入試の要点
- 全日制は8学科。令和8年度の募集は各学科40名
- 令和9年度の日程は特別選抜1/26、一般選抜2/16・17、発表3/4
- 倍率は学科で差が大きい。建築科・電気科は高めの年が続く
- 学科ごとの比重・配点は学校の募集要項で確認
必ず学校の公式情報で確認してください。
🏫 長崎県立長崎工業高等学校とはどんな学校か
長崎工業高等学校は、長崎市岩屋町にある県立の工業高校です。全日制には8つの学科があり、ものづくりや電気、建築、化学、コンピュータなどを学びます。ほかに定時制もあります。通称は「長工(ながこう)」と呼ばれることがあります。
住所は長崎市岩屋町41-22です。最寄り駅はJR長崎本線(長与支線)の道ノ尾駅で、歩いて約12分です。長崎駅からバスに乗り、「工業高校前」で降りると、歩いて1分ほどです(進研ゼミ高校入試情報サイト)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 長崎県立長崎工業高等学校 |
| 所在地 | 長崎県長崎市岩屋町41-22 |
| 全日制の学科 | 機械科、機械システム科、電気科、工業化学科、建築科、インテリア科、電子工学科、情報技術科 |
| 令和8年度の募集人員 | 各学科40名(8学科で合計320名) |
| 創立 | 1937年(昭和12年) |
| 公式サイト | www2.nagasaki-th.ed.jp |
学校の学科紹介には、「全教科の60%が専門教科で、実習を通して専門的な技能と知識を身につける」と書かれています。高校の3年間で、手を動かして学ぶ時間が長いのが工業高校の特色です。
こんな中学生に向いています
- ものを作る、動かす、組み立てることが好きな人
- 電気、コンピュータ、建築、デザインなどに興味がある人
- 高校で資格を取り、就職や進学に生かしたい人
- 部活動や技能コンテストにも挑戦したい人
進研ゼミ高校入試情報サイトでは、卒業後は約8割が就職し、大学・短大・専門学校へ進む生徒もいる、と紹介されています。令和9年度入試の学校別の募集要項は、公開された時点で学校のホームページにて必ず確かめてください。この記事では、県の公表、学校公式の情報、民間サイトの実績を使って、入試の全体像を説明します。
📜 歴史と教育方針
長崎工業高校は、昭和12年(1937年)に「長崎県立長崎工業学校」として開校しました。百科事典の記述によると、歴史の流れは次のとおりです。
| 年 | 出来事(百科事典の記述) |
|---|---|
| 1937年 | 長崎県立長崎工業学校として開校(仮校舎は長崎市丸尾町) |
| 1940年 | 長崎市上野町に校舎を新築して移転 |
| 1948年 | 学制改革で現在の校名に。全日制6学科に |
| 1949年 | 定時制課程を設置 |
| 1972年 | 情報技術科を新設 |
| 2006年 | 電子機械科と造船科を閉じ、機械システム科に統合 |
| 2017年 | 創立80周年 |
校訓は「技術の真髄をつかめ」とされています(百科事典の記述)。校章は、鶴を背景に「工」と「高」の文字を合わせたデザインです。鶴は長崎の象徴とされています。
求める生徒像(学校の募集要項ページ・令和4年度版の記述)
学校のホームページの募集要項ページには、次のような生徒を求める、と書かれています。令和4年度のページの記述ですが、工業高校の入試で大切にされる考え方がわかります。工業分野を学ぶ目的意識や適性がある生徒のうち、次のいずれかに当てはまる人です。
- 学習に主体的に取り組み、成績が優秀な生徒
- 体育・文化・技術系の部活動で優れた能力や実績、リーダー的資質がある生徒
- 生徒会、地域活動、ボランティア活動に熱心な生徒
- 創造力、行動力、粘り強さなどの資質を備えた生徒
令和9年度の求める生徒像は、令和9年度の募集要項で確かめてください。面接では、「なぜ工業高校か」「どの学科で何を学びたいか」を聞かれる可能性があります。ものづくりの経験や、興味を持ったきっかけを、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
🎓 学科・コースと学校生活・部活動
全日制には8つの学科があります。学校の学科紹介から、特色をまとめます。
| 学科 | 学ぶ内容(学校公式の学科紹介) |
|---|---|
| 機械科 | 暮らしや産業を支える機械について学ぶ |
| 機械システム科 | 2年生から「機械制御コース」と「船舶海洋コース」に分かれる |
| 電気科 | 社会生活の基盤となる電気の知識・技能を学ぶ |
| 工業化学科 | 身の回りの化学工業製品の製造について学ぶ |
| 建築科 | 建築物に必要な構造・設計・施工・計画・法規の基礎を学ぶ |
| インテリア科 | 生活に必要なデザインを形にする力を養う |
| 電子工学科 | 通信(有線・無線)、電子回路の設計・組立、電気工事の3分野を重点的に学ぶ |
| 情報技術科 | 電気・電子・通信の知識をもつコンピュータ技術者を育てる |
情報技術科の例
情報技術科の学校公式ページには、専門科目と資格が詳しく書かれています。
- 専門科目:課題研究(マイコン制御、ソフトウェア開発、電子工作などを1年かけて制作)、情報技術実習、ハードウェア技術、ソフトウェア技術、電子回路、プログラミング技術(C言語)など
- 目指す資格:基本情報技術者、応用情報技術者、ITパスポート、工事担任者、第2種電気工事士など
- 「基本情報技術者」は、卒業までにクラスのほぼ半数が取得していると紹介されています
進路は、就職先にキヤノン、東芝グループ、富士通エフサス、九州旅客鉄道などが挙がっています。進学先には、長崎大学、九州工業大学、熊本大学、佐賀大学、福岡工業大学、佐世保工業高等専門学校などがあります(情報技術科のページ)。
実績と部活動
- 情報技術科は、第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会の電子回路組立部門で優勝(厚生労働大臣賞)
- 第14回若年者ものづくり競技大会で、参加4名全員が入賞
- 女子ヨット部が全国大会で準優勝(進研ゼミ高校入試情報サイト)
- フェンシング部、水泳(水球)部、バスケットボール部なども活躍している
百科事典によると、運動部には陸上、水泳、水球、柔道、野球、サッカー、ラグビー、バレーボール、ソフトテニス、卓球、剣道、バドミントン、フェンシング、女子ヨットなどがあります。技術部や文化部もあります。2年生の12月には職業体験のインターンシップ、2月には課題研究発表会があります。
📊 偏差値・難易度の目安
偏差値は民間サイトの目安です。模試によって変わります。合格の約束ではありません。
| 出典(民間) | 偏差値の目安 |
|---|---|
| 進研ゼミ高校入試情報サイト(2026年度の合格可能性判定模試・B判定値) | 全学科とも 45〜49 |
| 高校受験の偏差値まとめサイト | 57(サイトの表示) |
同じ学校でも、サイトによって数字が違います。進研ゼミのサイトでは、8学科すべてが同じ「45〜49」です。ただし、実際の入試では、学科によって倍率が大きく違います。偏差値の目安だけでなく、次の章の倍率も見てください。
- 工業高校の入試では、「学科選び」が合否に大きく関わる
- 同じ長崎工業でも、人気の学科と、そうでない学科がある
- 学科を決めるときは、将来やりたい仕事や、取りたい資格から考える
偏差値に迷ったら、学校のオープンスクールや体験入学で、実習の様子を見ましょう。実際に機械や回路を見て、触れてみると、自分に向いている学科がわかりやすくなります。
📈 倍率の推移(令和6〜8年度入試の実績)
進研ゼミ高校入試情報サイト(もとの資料は育伸社)に載っている学科別の実績です。令和9年度の倍率ではありません。令和8年度の募集人員は、各学科40名でした。
特別選抜(前期)の倍率
| 学科 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 機械科 | 1.25 | 2.25 | 1.60 |
| 機械システム科 | 1.71 | 1.40 | 1.20 |
| 電気科 | 2.04 | 1.60 | 1.90 |
| 工業化学科 | 1.25 | 1.33 | 1.50 |
| 建築科 | 1.96 | 2.50 | 2.50 |
| インテリア科 | 1.54 | 2.33 | 2.20 |
| 電子工学科 | 1.33 | 2.80 | 0.67 |
| 情報技術科 | 1.96 | 7.50 | 2.00 |

一般選抜(後期)の倍率
| 学科 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 機械科 | 0.25 | 1.00 | 1.11 |
| 機械システム科 | 1.00 | 0.73 | 1.43 |
| 電気科 | 1.31 | 1.37 | 1.53 |
| 工業化学科 | 0.44 | 0.95 | 0.75 |
| 建築科 | 1.38 | 1.59 | 1.32 |
| インテリア科 | 0.81 | 1.35 | 0.91 |
| 電子工学科 | 0.75 | 1.20 | 0.84 |
| 情報技術科 | 1.50 | 1.45 | 1.03 |
表から読めること
- 建築科は、特別選抜も一般選抜も、3年とも高めの倍率が続いている。
- 電気科は、一般選抜が3年とも1.3倍を超えている。
- 情報技術科の特別選抜は、令和7年度に7.50倍まで上がり、令和8年度は2.00倍になった。
- 工業化学科は、一般選抜が1倍を下回る年が続いている。
- 電子工学科の特別選抜は、令和7年度に2.80倍、令和8年度は0.67倍と、大きく動いた。
倍率を見るときは、特別選抜と一般選抜を分けて考えましょう。特別選抜は枠が小さいため、少しの志願者の増減で倍率が大きく動きます。一般選抜は、特別選抜で合格した人数を除いた枠で争うため、特別選抜の結果にも影響を受けます。志望する学科の3年分を並べて、水準と動きの両方を確かめてください。
同じ学校でも、学科によって年ごとの動きが違います。前の年の倍率が低かった学科に、次の年は志願が集まる、ということもあります。倍率が1倍を下回っても、入試の準備を軽くしてよいわけではありません。
📝 令和9年度入試の日程
日程は、長崎県教育委員会の「令和9年度長崎県公立高等学校入学者選抜の基本方針」にもとづきます。長崎工業高校の学校別の募集要項は、公開されたら学校のホームページで確かめてください。
| 選抜 | 願書受付 | 検査 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 特別選抜 | 令和9年1月12日(火)〜1月18日(月) | 1月26日(火) | 1月29日(金) |
| 一般選抜 | 2月1日(月)〜2月5日(金) | 2月16日(火)・17日(水) | 3月4日(木) |
| チャレンジ選抜 | 3月5日(金)〜3月9日(火) | 3月11日(木) | 3月16日(火) |

選抜の進み方(県の基本方針)
- 一般選抜の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りテストを含む)の5教科
- 数学と英語は、県が作った選択問題の中から、各高校が指定した問題に解答する
- 調査書、学力検査、面接を資料にして選抜する
- 特別選抜は、調査書などに加え、各高校が面接またはプレゼンテーションを選んで実施する
特別選抜の出願は令和9年1月12日(火)〜1月18日(月)、検査は1月26日(火)、合格発表は1月29日(金)です。一般選抜の出願は2月1日(月)〜2月5日(金)、学力検査は2月16日(火)・17日(水)、合格発表は3月4日(木)です。
定時制(昼間部を除く)は、全日制とは別の日程です。長崎工業高校には定時制もありますが、この記事は全日制の入試を中心に説明しています。定時制を考える人は、学校の募集要項で確かめてください。
選抜手数料
同じ県の猶興館高校の令和9年度生徒募集要項では、全日制の選抜手数料は2,200円(電子申請で納付)でした。長崎工業高校の手数料と手続きは、学校の募集要項で確かめましょう。
🧮 点数の決まり方
長崎県の公立高校の入試は、調査書(内申点)、学力検査、面接の3つを資料にします。比重は学校と学科ごとに決められます。長崎工業高校の令和9年度の比重は、学校の募集要項で確かめてください。
県の制度(令和8年度の実施要領など)
- 学力検査は5教科で、各100点が基本
- 学校が特定の教科を1.5〜2倍にする傾斜配点を使えることがある
- 特別選抜の定員は、全募集定員の15%以内。そのうち自己推薦①は、特別選抜の定員の3分の2以内
- 数学と英語は、令和9年度は県の選択問題から各高校が指定
工業高校では、数学や理科を重く見る学科もあれば、全教科を同じ重さで見る学科もあります。傾斜配点の有無は、学科ごとに違う場合があります。受ける学科の配点を、募集要項で必ず確かめましょう。
他校の令和9年度の例
同じ県の猶興館高校の令和9年度要項では、一般選抜の比重は「調査書4・学力検査5・面接1」で、特別選抜は「調査書6・面接4」でした。これは猶興館の例で、長崎工業の比重ではありません。学校によって割合が違うことを知っておきましょう。
| 選抜 | 猶興館の調査書 | 学力検査 | 面接 |
|---|---|---|---|
| 特別選抜 | 6割 | なし | 4割 |
| 一般選抜 | 4割 | 5割 | 1割 |
📚 科目別の対策
工業高校の入試でも、学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。数学と理科は、入学後の専門科目につながる大切な教科です。
| 教科 | 対策の中心 | 毎日の目安 |
|---|---|---|
| 数学 | 計算、方程式、関数、図形。工業の学びの土台になる | 計算10問+応用1問 |
| 理科 | 電気、力、化学変化など。工業の専門科目につながる | 1分野ずつ演習 |
| 英語 | 聞き取りと長文。単語は毎日少しずつ | 音声10分+長文1つ |
| 国語 | 読解と記述。要点を一言でまとめる | 文章1つと漢字10問 |
| 社会 | 資料(地図・グラフ・年表)の読み取り | 1単元の確認 |
数学と理科
学校の学科紹介には、電気、電子回路、化学、建築の構造など、数学と理科が土台になる内容が並んでいます。数学は、文字式、方程式、関数の基本を固めましょう。理科は、電流と電圧、力のはたらき、化学変化など、工業の学びに近い単元を丁寧に勉強しておくと、入学後の授業もわかりやすくなります。
英語
英語には聞き取りテストが含まれます。夏から毎日10分、音声を聞く習慣をつけましょう。工業系でも、将来は図面や説明書を読む場面があります。基本の単語と文法を、中学校の間に身につけておくと役に立ちます。
国語と社会
国語は、読解と記述で点が分かれます。長い文章を段落ごとに要点でまとめる練習をしましょう。社会は、地図、グラフ、年表を読み取る問題が多くなります。都道府県の産業や、日本のものづくりの歴史に触れる単元は、工業高校を志望する人にとって関心の持ちやすい分野です。
勉強の進め方
| 時期 | 中心にすること |
|---|---|
| 夏休み | 1・2年の内容を5教科で総復習。数学と理科を特に丁寧に |
| 9〜10月 | 基本問題を何度も解く。学科の見学で志望を固める |
| 11〜12月 | 過去問や県の形式に近い問題を50分で解く |
| 1〜2月 | 間違い直しノートの確認。体調管理 |
🤝 併願(受け方の考え方)
長崎県の公立高校には、受ける順番と組み合わせに決まりがあります。育伸社の入試情報(令和8年度の制度の説明)と県の基本方針から、押さえておきたい点をまとめます。
| 場面 | 決まり |
|---|---|
| 特別選抜に合格した人 | 一般選抜には出願できない |
| 特別選抜に不合格だった人 | 一般選抜に出願できる |
| 出願のしかた | 特別選抜だけ、一般選抜だけ、両方、のどれも選べる |
| 出願後 | 志願先の変更はできない |
学科選びが大切
長崎工業高校には8つの学科があります。学科ごとに募集人員(各40名)と倍率が違います。入学後に学科を変えられるかどうかは、学校に確かめたうえで、出願前に学科を慎重に選びましょう。出願の書き方(第何志望まで書けるか、学科をまたいだ志望ができるか)は、募集要項で確かめてください。
学科を選ぶときの質問リスト
| 質問 | 考えるヒント |
|---|---|
| どんな仕事に就きたいか | 電気、建築、化学、情報など、仕事から逆に学科を選ぶ |
| どんな資格を取りたいか | 情報技術科なら基本情報技術者、電気系なら第2種電気工事士など |
| 進学か就職か | 大学や高専に進む例も、就職先の例も、学科のページに載っている |
| 数学と理科は得意か | 専門科目の土台になるので、好きかどうかも大切な目安 |
私立高校との併願
- 公立の一般選抜は、令和9年2月16日・17日
- 進研ゼミ高校入試情報サイトには、長崎工業の併願校例として、長崎南山、活水、鎮西学院、長崎日本大学の普通科などが挙げられている(2025年度入試の例)
- 私立高校の入試日や、入学手続きの期限は学校ごとに違うため、秋のうちに募集要項を確かめる
併願校の学科や入学後の学びは、公立の工業高校とは違います。「なぜ工業を学びたいのか」を家族と話し合って、志望の軸をはっきりさせておくと、併願校の選び方も決まります。
🧭 内申点と当日点の考え方
進研ゼミ高校入試情報サイトに載っている、先輩の例(令和8年度入試など)が参考になります。ただし、これは1人1人の回答であり、合格の目安ではありません。
| 年度 | 学科・選抜 | 内申点(中1/中2/中3・各45点満点) | 当日点 |
|---|---|---|---|
| 2026(令和8)年度入試 | 電気科・一般 | 37/39/40 | 国72・社71・数71・理86・英63(各100点満点) |
| 2026(令和8)年度入試 | 建築科・一般 | 30/32/33 | 国65・社81・数75・理72・英84(各100点満点) |
| 2026(令和8)年度入試 | インテリア科・特別 | 42/44/45 | 推薦型のため掲載なし |
| 2025(令和7)年度入試 | 電子工学科・特別 | 36/36/36 | 推薦型のため掲載なし |
この例から読めること
- 同じ「一般選抜で合格」でも、内申点は30台前半から40まで幅がある。
- 当日点は、教科によって差が大きい。電気科の例は理科が高く、建築科の例は社会と英語が高い。
- 特別選抜の例では、内申点が高い。
内申点の目安は、学科や年によって変わります。中学校の先生との面談で、自分の成績表を見ながら確かめるのがいちばん確かです。
内申点は何で決まるか
- 各教科の評定(5段階)は、複数の観点で評価される
- 県の基本方針では、「主体的に学習に取り組む態度」の比重を、他の観点より高く評価するとされている(令和8年度の実施要領)
- 観点の約半分は、テストなどの成績に関わる部分。残りは授業への取り組みや、課題・レポート(民間の入試情報サイトの解説)
技術・家庭科の評定も、工業を志す人にとっては大切な材料です。実習や作品づくりに積極的に取り組んだことは、面接でも話せる内容になります。
🗓️ 中3のスケジュール(4月〜入学まで)
令和9年度入試を受ける中学3年生の目安です。日付は県の基本方針にもとづきます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4〜6月 | 定期テストと提出物に全力で取り組む。技術・家庭科の実習にも積極的に。 |
| 7〜8月 | 5教科の総復習。オープンスクールや体験入学の情報を確認する。 |
| 9〜10月 | 気になる学科の学科紹介を読み、見学や体験に参加する。学校の募集要項の公開を確認する。 |
| 11月 | 三者面談で志望の学科を決める。過去問を50分で解く練習を始める。 |
| 12月 | 特別選抜を考える人は、自己推薦書の準備と面接の練習を始める。 |
| 1月12日〜18日 | 特別選抜の出願。検査は1月26日、合格発表は1月29日。 |
| 2月1日〜5日 | 一般選抜の出願。 |
| 2月16日・17日 | 一般選抜の学力検査。 |
| 3月4日 | 一般選抜の合格発表。 |
| 3月5日〜9日 | チャレンジ選抜の出願(定員が満たない場合)。 |
| 3月下旬〜4月 | 合格者の登校日、制服や作業服などの準備、入学準備。 |
| 4月 | 入学。 |
学校の募集要項ページ(令和4年度版)には、入学当初にかかる費用の目安も載っています。学科や性別によって金額が違うため、令和9年度の金額は、学校が公開する案内で確かめてください。
✨ エスペランサアカデミーの対策
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1の指導です。
長崎県の高校入試に対応しており、長崎県内のどこからでも自宅で受講できます。
近くに合う塾が見つからないご家庭や、部活動で通塾の時間がとりにくいお子さまにも向いています。
長崎県立長崎工業高校を目指すお子さまには、模試と過去問の答案を1問ずつ見て、「知らなかった」「ミスをした」「時間が足りなかった」のどれで点を落としているかを分けます。
そのうえで、評定と当日点のどちらを先に伸ばすべきかを決め、入試日から逆算した計画をつくります。
🎯 まとめ
長崎工業高校は、長崎市岩屋町にある県立の工業高校です。8つの全日制学科があり、実習を通して専門の技能と知識を学びます。令和8年度の募集人員は、各学科40名でした。
- 令和9年度の日程は、特別選抜1月26日、一般選抜2月16・17日、合格発表3月4日
- 偏差値の目安は進研ゼミで全学科45〜49。倍率は学科によって大きく違う
- 建築科や電気科は、倍率が高めの年が続いている
- 数学と理科は、入学後の専門科目につながる大切な教科
- 令和9年度の比重・配点は、学校の募集要項で確かめる
細かい数字や条件は変わることがあります。出願の前に、必ず長崎工業高校のホームページにある募集要項と、県教育委員会の実施要領で確かめてください。
Q. 長崎工業高校にはどんな学科がありますか?
A. 全日制に、機械科、機械システム科、電気科、工業化学科、建築科、インテリア科、電子工学科、情報技術科の8学科があります。令和8年度の募集人員は各学科40名でした。機械システム科は2年生から2つのコースに分かれます。
Q. 令和9年度の入試日程を教えてください。
A. 県の基本方針では、特別選抜の検査が令和9年1月26日、一般選抜の学力検査が2月16日・17日、合格発表が3月4日です。チャレンジ選抜は3月11日に検査、3月16日に発表です。
Q. 倍率が高い学科はどこですか?
A. 令和8年度の一般選抜では、電気科が1.53倍、機械システム科が1.43倍、建築科が1.32倍でした。特別選抜では建築科が2.50倍、インテリア科が2.20倍でした。令和9年度の倍率は決まっていないので、実績を目安に準備しましょう。
Q. 卒業後はどんな進路が多いですか?
A. 進研ゼミ高校入試情報サイトでは、約8割が就職し、大学・短大・専門学校へ進む生徒もいると紹介されています。情報技術科のページには、就職先や進学先の例が載っています。学科ごとの進路は、学校の案内で確かめましょう。
Q. 特別選抜に落ちたら、一般選抜は受けられますか?
A. 受けられます。特別選抜に不合格だった人は、一般選抜に出願できます。ただし、特別選抜に合格した人は一般選抜には出願できません。出願後の志願先の変更はできない仕組みなので、学科選びは慎重にしましょう。
Q. 入学前にやっておくとよい勉強はありますか?
A. 数学の計算、方程式、関数の基本と、理科の電気・力・化学変化の基本をていねいに復習しましょう。工業の専門科目は、数学と理科が土台になります。英語の聞き取りも、毎日少しずつ続けると入試にも入学後にも役に立ちます。


