長崎南高校は、長崎県長崎市にある県立の全日制高校です。普通科で、特別選抜(自己推薦)と一般選抜の両方があります。
2027年度(令和9年度)の一般選抜は、2月16日(火)・17日(水)に学力検査、3月4日(木)に合格発表です。長崎南高校は、一般選抜の前に、自己推薦による特別選抜(検査は1月26日(火))も実施する学校です。ここでは、多くの人が受ける一般選抜を中心に、特別選抜もあわせて説明します。令和8年度の一般選抜の倍率は0.9倍(昨年度は0.9倍)でした。
🏫 長崎県立長崎南高等学校とはどんな学校?
長崎南高校の所在地は、長崎市上小島4-13-1です。学科は普通科(全日制)で、令和9年度の全募集定員は240人です。
県の「各高等学校の実施内容」では、求める生徒像のひとつに「SSHの取組に高い興味関心を持ち、課題研究などの探究的な学びを通して、科学的・実践的な課題解決能力の向上を目指す生徒」があげられています。ほかに、将来の目標を踏まえて大学などへの進学を目指し、教科学習や探究活動に自覚を持って取り組む生徒、部活動において高い目標を掲げながら学習との両立に挑み続ける生徒も、求める生徒像です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎市上小島4-13-1 |
| 学科(令和9年度の募集定員) | 普通科(全日制)240人 |
| 特別選抜(令和9年度) | 実施あり(自己推薦①は24人以内、自己推薦②は12人以上) |
| 令和8年度の一般選抜の倍率 | 0.9倍(昨年度 0.9倍) |
※所在地は県の資料(県の施設一覧)、特別選抜の人数と出願の条件は県の「令和9年度 各高等学校の実施内容」、定員・志願者数・倍率・合格者数は県の発表資料によります。倍率は、小数第1位までの県の発表の数字です。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
長崎南高校の普通科の倍率(一般選抜)は、令和7年度が0.9倍、令和8年度も0.9倍で、変わりませんでした。令和8年度の一般志願者数は174人、一般選抜の定員は204人で、志願者のほうが30人少ない数でした。
| 学科 | 全募集定員 | 特別等合格者 | 一般選抜の定員 | 一般志願者数 | 倍率(令和8年度) | 倍率(令和7年度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 普通 | 240人 | 36人 | 204人 | 174人 | 0.9倍 | 0.9倍 |
※倍率は、県の資料にあるとおり「一般志願者数÷一般選抜の定員」で、小数第1位までの発表です。一般選抜の定員は、全募集定員から特別選抜などの合格者数を引いた数です。令和7年度の倍率は、県の令和8年度の資料にある「前年度」の欄の数字です。

🧮 志願者数と合格者数(令和8年度)
| 学科 | 一般志願者数 | 一般選抜の合格者数 | 全合格者数(特別選抜などを含む) | 全募集定員 |
|---|---|---|---|---|
| 普通 | 174人 | 172人 | 208人 | 240人 |
※令和8年3月5日14時現在の、県の「一般選抜実施状況」にもとづく数字です。
令和8年度は、一般選抜で172人が合格しました。特別選抜などの合格者36人をあわせた全合格者数は208人で、全募集定員240人より少ない数でした。
💡 倍率0.9倍は、どう読めばいい?
長崎南高校の0.9倍は、県の全日制全体(0.80倍)より高い数字です。一般志願者数が一般選抜の定員に届いていないので、募集した人数に対して志願者が足りない状態でした。ただし、倍率が低いからといって、学力検査の準備が少なくてよいわけではありません。
昨年度も0.9倍だったので、2年続けて同じ高さでした。一方、県の令和9年度に向けた7月の調査では、進学希望倍率が下がっています(次の節)。倍率は年度で動くので、前年の数字だけで志望校を決めないようにしましょう。
倍率の数字だけで志望校を変えず、中3の評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。長崎県の一般選抜は、調査書・学力検査・面接を資料にして、総合的に判定します(次の節で説明します)。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 選抜 | 願書受付 | 検査 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 特別選抜(自己推薦①②) | 1月12日(火)〜1月18日(月) | 1月26日(火) | 1月29日(金) |
| 一般選抜 | 2月1日(月)〜2月5日(金) | 学力検査 2月16日(火)・17日(水) | 3月4日(木) |
| チャレンジ選抜 | 3月5日(金)〜3月9日(火) | 3月11日(木) | 3月16日(火) |
※日程は、県の「令和9年度長崎県公立高等学校入学者選抜の基本方針」によります。学力検査の時間割など、細かい決まりは、県の実施要領で定められます。出願の前に、県教育委員会のページで確かめましょう。
学力検査によらない「特別選抜」(自己推薦)
特別選抜は、各校の希望により、自己推薦①と②の両方、または②だけを実施します。募集定員は全募集定員の15%以内で、各校が定めます。自己推薦①の定員は、特別選抜の定員の3分の2を超えません。選抜の資料は、調査書などのほか、面接・プレゼンテーションの中から各校が選んだ検査です。比重も各校が決めます。
志願するには、文化・スポーツをふくむ主体的な活動で顕著な実績があると自分で認めることと、その学校への強い進学の意志が必要です。自己推薦①は、さらに、学校が求める生徒像に合っていることが条件です。
多くの人が受ける「一般選抜」
一般選抜は、全学科で実施されます。募集定員は、全募集定員から、特別選抜の合格者数を引いた数です。選抜の資料は、調査書など・学力検査・面接で、それぞれの比重は各校が定めます。調査書は、教科の評定だけでなく、観点別学習状況などの記載も重視されます。
学力検査は、県教育委員会が作成し、国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りテストをふくむ)の5教科です。中学校修了程度で、思考力・判断力・表現力をみる問題とされ、日常生活や社会の問題と関連した探究的な問題が全体の2割程度ふくまれます。数学と英語は、県が作った選択問題の中から、各校の校長が自校の受検者が解く問題を指定します。
考え方の例です。合格ラインではありません。5教科の学力検査は、各教科100点で、合計500点満点です。たとえば、国語72点・社会68点・数学55点・理科60点・英語75点なら、合計は330点です。ここに調査書(評定など)と面接が、各校が定めた比重で加わります。同じ330点でも、調査書の内容や比重しだいで、判定の位置は変わります。学校ごとの比重の数字は、長崎南高校の募集要項で確かめましょう。
一般選抜で受検した学校には、チャレンジ選抜は志願できません
チャレンジ選抜は、主に離島・半島地域の少人数教育の学校で実施されます。一般選抜で定員が埋まっている場合は実施されません。公立高校の合格者でないことが条件で、一般選抜で受検した学校には志願できません。
📈 令和9年度に向けた、最新の動き(7月の進学希望調査)
県は、令和8年7月1日に、中3生などを対象にした「進学希望状況調査(第1回)」を行い、結果を発表しています。長崎南高校の結果は次のとおりです。
| 学科 | 定員 | 進学希望者数 | 進学希望倍率 | 前年度同期の倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 普通 | 240人 | 199人 | 0.83倍 | 1.17倍 |
※この調査は、出願前の「進学の希望」を聞いたものです。実際の出願(令和9年2月1日〜5日)とは別のもので、倍率は変わります。
令和8年7月の調査では、長崎南高校の進学希望者数は199人で、定員の240人より41人少ない数でした。進学希望倍率は0.83倍で、前の年の同じ時期(1.17倍)より下がっています。ただし、7月の調査は定員全体を基準にした倍率で、2月の一般志願の倍率(一般選抜の定員が基準)とは計算の土台が違います。数字の動きは目安のひとつとして見ましょう。
🎯 長崎南高校の特別選抜(自己推薦)の特徴
令和9年度の長崎南高校の特別選抜は、自己推薦①が24人以内、自己推薦②が12人以上です。合わせて36人で、全募集定員240人の15%にあたります(県の「各高等学校の実施内容」による)。令和8年度の特別選抜などの合格者数も36人でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自己推薦①の定員 | 24人以内 |
| 自己推薦②の定員 | 12人以上 |
| 自己推薦②の出願の条件 | 「将来の進路希望が明確で基礎学力を有している」ことに当てはまり、さらに次のどれかに当てはまる人。 ・探究活動で優れた実績・能力を、論文や作品などを通じて示せる ・文化的活動で、各種コンクール・大会などで入賞した実績がある ・体育的活動(原則、本校に設置している部活動)を3年間続け、県大会に出場したことがある |
| 特別選抜で特に求める生徒像 | 部活動や探究活動において中心となって活躍できる生徒 |
自己推薦を考える人は、出願の条件が「基礎学力」を前提にしている点に注目しましょう。条件の文言は年度や学校の募集要項で細かく定められるため、出願の前に、募集要項の最新版で確かめてください。特別選抜に合格できなかった場合も、一般選抜の準備を続けておくことが大切です。
🔬 探究とSSHに関心がある人へ
県の実施内容には、長崎南高校が求める生徒像として、SSHの取組や課題研究への関心があげられています。中学校で、理科の自由研究、調べ学習、レポートづくりなどに取り組んだ経験は、面接やプレゼンテーションで話す材料になります。
一方、普通科の一般選抜で問われるのは、国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査と、調査書、面接です。探究への関心があっても、5教科の基礎を落とさないことが先です。
🔎 同じ長崎市の長崎北高校と、倍率をくらべると
| 学校(長崎市) | 令和8年度の倍率 | 昨年度の倍率 | 一般志願者数 | 一般選抜の定員 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎南高校 | 0.9倍 | 0.9倍 | 174人 | 204人 |
| 長崎北高校 | 1.2倍 | 1.1倍 | 242人 | 204人 |
令和8年度は、長崎北高校が1.2倍、長崎南高校が0.9倍で、差は0.3ポイントです。2校とも、一般選抜の定員は204人でした。志願する学校を選ぶときは、倍率だけでなく、学校が求める生徒像や、通いやすさもあわせて考えましょう。長崎北高校は長崎北高校に合格したいで解説しています。
📝 調査書と面接・プレゼンテーションの準備
長崎県の選抜では、学力検査だけでなく、調査書と面接も資料になります(比重は各校が定めます)。調査書は、教科の評定だけでなく、観点別学習状況などの記載も重視されます。授業の中で、自分から質問する、ノートやワークを期限までに出す、グループ活動で役割を果たす、といった日々の取り組みが、そのまま記録になります。
面接やプレゼンテーションは、特別選抜で各校が選ぶ検査です。練習のしかたは、次の3つです。①志望理由を、3つの文で言えるようにする(なぜこの学校か・何をしたいか・そのために今していること)。②中学校で力を入れたことを、1つ選び、具体的なできごとで話す。③家族や先生の前で、声に出して練習する。書いた文を暗記するより、自分の言葉で話す練習が役立ちます。
📚 科目別の勉強の進め方
長崎県の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。県が公表している出題の考え方にそって、教科ごとの進め方を書きます。
県教委は、学力検査を「中学校修了程度」で、思考力・判断力・表現力をみる問題としています。日常生活や社会の問題と関連した、探究的な問題が全体の2割程度ふくまれます(令和9年度の基本方針)。
▼ 勉強法
漢字・文法・古文の基本を毎日少しずつ積みます。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をすると、記述に強くなります。
▼ 使う教材
長崎県の公立高校の過去問集 → 教科書の本文と、漢字・文法の問題集
数学には、県が作った選択問題があり、どの問題を解くかは各校の校長が指定します(令和9年度の基本方針)。解く問題は、志望校の募集要項や中学校の先生に確かめましょう。
▼ 勉強法
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取る練習をします。
▼ 使う教材
長崎県の公立高校の過去問集 → 教科書の章末問題と標準問題集
聞き取りテストをふくむ5教科の1つです。英語にも、数学と同じように、県が作った選択問題があり、解く問題は各校の校長が指定します。
▼ 勉強法
聞き取りは毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。短い英文を書く練習も効果的です。
▼ 使う教材
長崎県の公立高校の過去問集(聞き取り音声つき)→ 教科書本文の音読
5教科の1つです。探究的な問題(全体の2割程度)では、実験の条件や結果を読み取って考える力が求められます。
▼ 勉強法
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は、式を書いて単位まで確かめましょう。
▼ 使う教材
長崎県の公立高校の過去問集 → 教科書の実験・観察のまとめ
5教科の1つです。日常生活や社会の問題と関連した問題が出されるため、資料を読み取る力が役立ちます。
▼ 勉強法
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。歴史は、年代の順番と、そのできごとの理由をセットで覚えます。
▼ 使う教材
長崎県の公立高校の過去問集 → 地図帳と歴史の年表
過去問は、時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。数学と英語は、各校の校長が指定する選択問題の種類を、募集要項や中学校の先生に確かめてから、練習する問題を決めます。
🤝 公立と、私立の併願
一般選抜の合格発表は3月4日(木)です。私立高校の入試日程や、入学手続きの期限は学校ごとに異なります。公立の合格発表の前に、私立の手続きの期限がくることもあるので、各校の募集要項で先に確かめておきましょう。長崎県の入試のしくみは長崎県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は長崎県の難関公立高校対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 調査書には、中学校での学習の記録が載ります。定期テストと提出物を大切にして、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物に力を入れる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る。7月の進学希望調査の結果も参考にする |
| 中3 9〜12月 | 2学期の定期テストで評定を整える。過去問を時間を計って解く。三者面談で、特別選抜を受けるか、公立と私立の併願をどうするかを決める。特別選抜を受ける人は、募集要項で出願の条件を確かめ、面接やプレゼンテーションの準備を始める |
| 中3 1月 | 特別選抜は、願書の受付が1月12日〜18日、検査が1月26日、合格発表が1月29日。受けない人は、過去問と苦手の仕上げ |
| 中3 2月 | 一般選抜の願書の受付が2月1日〜5日。2月16日・17日に学力検査。面接など、各校の検査の日程は、募集要項で確かめる |
| 中3 3月 | 3月4日に合格発表。チャレンジ選抜は、願書の受付が3月5日〜9日、検査が3月11日、合格発表が3月16日 |
よくいただくご質問
Q. 長崎南高校に、特別選抜(自己推薦)はありますか?
A. あります。令和9年度の県の「各高等学校の実施内容」では、長崎南高校の特別選抜は、自己推薦①が24人以内、自己推薦②が12人以上です。検査は1月26日(火)、合格発表は1月29日(金)です。自己推薦②の出願の条件は、基礎学力を前提に、探究活動・文化的活動・体育的活動のいずれかの実績が必要です。
Q. 一般選抜では、何が選抜の資料になりますか?
A. 調査書など・学力検査・面接が資料になり、それぞれの比重は各校が定めます(令和9年度の基本方針)。調査書は、教科の評定だけでなく、観点別学習状況などの記載も重視されます。学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りテストをふくむ)の5教科です。
Q. 倍率が1倍に近い(または1倍より低い)ときは、勉強しなくても受かりますか?
A. そうとは言えません。県は、調査書・学力検査・面接を資料に、総合的に判定するとしています。倍率は、志願した時点の人数の比べ方にすぎません。評定と、当日の5教科の得点を上げる準備は、倍率にかかわらず必要です。
Q. 一般選抜で受検した学校に、チャレンジ選抜で志願できますか?
A. できません。チャレンジ選抜は、公立高校の合格者でない人が対象で、一般選抜で受検した学校には志願できません(令和9年度の基本方針)。主に離島・半島地域の少人数教育の学校で、一般選抜で定員が埋まっていない場合に実施されます。
Q. 7月の進学希望調査の倍率は、そのまま入試の倍率になりますか?
A. なりません。7月の調査は出願前の「進学の希望」を聞いたもので、倍率も定員全体を基準に計算されています。入試の倍率は、2月の一般選抜の願書の受付が終わった時点の、一般志願者数÷一般選抜の定員で計算され、数字は変わります。
※出典:長崎南高校の所在地は、県の施設一覧によります。長崎県教育委員会「令和9年度長崎県公立高等学校入学者選抜の基本方針」、「令和9年度公立高等学校入学者選抜に係る各高等学校の実施内容」(令和8年6月19日発表)、「令和8年度 公立高等学校入学者選抜 一般選抜志願状況(全日制)」(令和8年2月6日15時現在)、「令和8年度 公立高等学校入学者選抜 一般選抜実施状況(全日制)」(令和8年3月5日14時現在)、「令和9年度 公立高等学校進学希望状況調査(第1回)の結果」(調査日 令和8年7月1日)。最新の情報は長崎県教育委員会の公立高等学校入学者選抜のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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長崎南高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、長崎南高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


